話題株ピックアップ【夕刊】(2):AIメカ、キオクシア、バルカー

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■AIメカテック <6227>  7,250円   +1,000 円 (+16.0%) ストップ高   本日終値
 AIメカテック<6227>に物色人気集中。半導体パッケージ製造装置などを主力商品として展開するが、生成AI市場の急成長を背景としたAIデータセンター特需を取り込んでおり、足もとの業績は絶好調に推移している。前週末18日取引終了後、26年6月期第3四半期決算(25年7月~26年3月)を発表したが、営業利益は42億2800万円(前年同期は1億8700万円)と変貌した。先端AI半導体向けウエハーハンドリングシステムの受注が好調で全体収益を押し上げる格好となっている。これを材料視する形で投資資金が流れ込む形となった。株式需給面では日証金で貸株注意喚起対象となるなどショートが溜まっており、外資系証券経由の買い戻しが株価に浮揚力を加えている。

■キオクシア <285A>  51,450円   +7,000 円 (+15.8%) ストップ高   本日終値
 キオクシアホールディングス<285A>がストップ高。前週末15日の取引終了後に26年3月期連結決算と27年3月期第1四半期(4~6月期)の業績予想を公表した。4~6月期の売上高は前年同期比5.1倍の1兆7500億円、最終利益は同約48倍の8690億円を見込む。同社株は決算発表前に急落していたが、市場の期待値を上回る業績予想を示し、ポジティブ視された。4~6月期はデータセンター向けの旺盛な需要が継続すると想定。売上高は前四半期の1~3月期との比較では74.5%増、純利益は2.1倍となる。27年3月期の中間配当予想は無配とした。期末配当予想は未定としている。26年3月期の売上高は前の期比37.0%増の2兆3376億2800万円、純利益は同2.0倍の5544億9000万円となった。メモリー単価の上昇などを背景に、売上高と各利益は従来の予想レンジの上限を上回って着地した。このほか、同社は米国預託株式(ADS)の米国の証券取引所への上場に向けた準備を行うことも公表した。

■バルカー <7995>  7,020円   +830 円 (+13.4%)  本日終値
 バルカー<7995>が急反発。前週末15日の取引終了後に発表した27年3月期の連結業績予想で、売上高650億円(前期比11.0%増)、営業利益90億円(同26.7%増)、純利益71億円(同38.4%増)と大幅増収増益を見込み、年間配当予想を前期比50円増の200円としたことが好感された。先端産業市場向け高機能シールの販売増加や機能樹脂全般の需要回復などにより、収益性が改善する見通し。なお、配当は普通配当を170円に引き上げるとともに、創業100周年記念配当30円を実施する。26年3月期決算は、売上高585億5600万円(前の期比2.6%増)、営業利益71億円(同25.3%増)、純利益51億2800万円(同9.7%増)だった。

■アライドHD <6835>  301円   +33 円 (+12.3%)  本日終値
 15日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は69%増益で着地」が好感された。
 アライドテレシスホールディングス <6835> [東証S] が5月15日大引け後(15:30)に決算を発表。26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比69.1%増の15億円に拡大し、通期計画の29億円に対する進捗率は51.8%に達したものの、5年平均の59.2%を下回った。

■グロービング <277A>  2,522円   +263 円 (+11.6%)  本日終値
 グロービング<277A>が全般リスクオフ相場に逆行し急騰。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する独自のコンサルティングサービス(JI型)を特長とし、業績は爆発的な成長トレンドにある。24年11月に東証グロース市場に新規上場したニューフェースだが、今年4月30日付でプライムに市場変更する。稀に見るスピード出世で、これは特筆に値する収益成長とコーポレート・ガバナンス戦略的強化の賜物といえる。25年5月期営業利益が前の期比7.6倍化の28億円、26年5月期は期中増額修正を経て43%増の40億円を見込んでいる。ROEは48%台と突出した存在だ。

■ヴレインS <135A>  4,250円   +390 円 (+10.1%)  本日終値
 VRAIN Solution<135A>が急騰。AIを活用した外観検査や、音声・数値データなどを組み合わせたAIシステムによるソリューションを製造業向けに提供している。生産ラインの検査工程における自動化・省力化で企業のニーズを捉えるほか、これに付随したDXコンサルティングでも実績を重ねている。26年2月期の売上高は前の期比53%増の32億7800万円を達成、27年2月期も前期比47%増の48億2300万円予想と飛ぶ鳥を落とす勢いが続く。また、ここ高ROE企業にスポットが当たるなか、同社は37%と高く、小資本の超高収益企業として先高期待が強い。

■楽天銀行 <5838>  6,601円   +601 円 (+10.0%)  本日終値
 楽天銀行<5838>が4日ぶりに急反発。読売新聞オンラインは17日、「みずほフィナンシャルグループ(FG)が楽天銀行に出資する方向で調整していることがわかった」と報じた。みずほフィナンシャルグループ<8411>は楽天グループ<4755>とすでに金融事業で提携関係にあるが、楽天が今秋にも行う事業再編にあわせて新たに出資を行う方向と伝えている。これを手掛かりとして楽天銀に買い注文が集まった。楽天銀は18日、報道を受け、当行が発表したものではないとしたうえで、「当行を含む楽天グループのフィンテック事業の再編に関して検討を行っているが、現時点で当行として決定した事実はない」とのコメントを開示した。

■スタティアH <3393>  2,957円   +257 円 (+9.5%)  本日終値
 15日に決算を発表。「今期経常は8%増で5期連続最高益、前期配当を10円増額・今期も145円継続へ」が好感された。
 スターティアホールディングス <3393> [東証P] が5月15日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比18.3%増の32.9億円になり、27年3月期も前期比7.8%増の35.5億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。3期連続増収、6期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を135円→145円(前の期は114円)に増額し、今期も145円を継続する方針とした。

■IBJ <6071>  811円   +68 円 (+9.2%)  本日終値
 IBJ<6071>は続急騰し、年初来高値を更新した。前週末15日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高が74億2100万円(前年同期比54.1%増)、営業利益が15億8000万円(同56.9%増)だったとしており、好業績を評価した買いが集まった。同社は各種婚活サービスを展開している。1~3月期は主力の直営店事業や加盟店事業で大幅な増収増益を達成した。直営店事業では結婚相談所ZWEI(ツヴァイ)の入会数が急伸。加盟店事業はプラットフォーム内の会員活動が活発化し、直営店を除くお見合い件数が18万7613件(同18.8%増)と大きく伸びた。

■santec <6777>  32,300円   +2,550 円 (+8.6%)  本日終値
 15日に決算を発表。「今期経常は10%増で5期連続最高益、前期配当を10円増額・今期は20円増配へ」が好感された。
 santec Holdings <6777> [東証S] が5月15日大引け後(15:40)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比38.9%増の109億円に拡大し、27年3月期も前期比10.4%増の121億円に伸びを見込み、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。14期連続増収、9期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を200円→210円(前の期は210円)に増額し、今期も前期比20円増の230円に増配する方針とした。

株探ニュース

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