前週末15日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

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■ウネリー <5034>  2,633円 (+500円、+23.4%) ストップ高

 unerry <5034> [東証G]がストップ高。14日の取引終了後、26年6月期第3四半期累計(25年7月-26年3月)の単独決算を発表した。売上高が36億9100万円(前年同期比34.5%増)、営業利益が3億9300万円(同39.3%増)だったとしており、大幅な増収増益を好感した買いが集まった。同社は人流データによるビッグデータプラットフォームを運営し、広告起点の来店・購買を計測・最適化する行動変容サービスや地域や観光地の生活者行動に対する分析・可視化サービスなどを提供している。

■ホトニクス <6965>  2,657円 (+500円、+23.2%) ストップ高

 東証プライムの上昇率トップ。浜松ホトニクス <6965> [東証P]がストップ高。14日の取引終了後、26年9月期第2四半期累計(25年10月-26年3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。今期の最終利益予想は143億円から164億円(前期比15.5%増)に引き上げた。AI半導体需要の拡大を背景に、半導体検査装置向けの光源・センサーが好調に推移する。HBM(広帯域メモリー)やデータセンター関連の需要も追い風となっており、ポジティブサプライズと受け止められた。通期の売上高予想は2220億円から2320億円(同9.4%増)に増額修正した。半導体検査装置向けの光源・センサーのほか、データセンター向け需要を背景に電池・電子部品検査用X線光源が伸長する見通し。半導体故障解析装置関連はHBM向け中心に好調で、想定を上回って推移する。3月中間期の売上高は1124億9600万円(前年同期比5.4%増)、最終利益は92億2400万円(同7.2%減)となった。

■南海化学 <4040>  3,790円 (+700円、+22.7%) ストップ高

 南海化学 <4040> [東証S]がストップ高。同社は14日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比35.3%増の23億円としていることや、年間配当計画を前期比5円増配の65円としていることが好感されたようだ。売上高は同3.0%増の217億円を見込む。「収益基盤の強化」「環境リサイクル事業領域拡大」「サステナブル経営の推進」に取り組むとしている。

■エイチワン <5989>  1,586円 (+267円、+20.2%)

 東証プライムの上昇率3位。エイチワン <5989> [東証P]が3日続急騰。同社はホンダ <7267> [東証P]を主要取引先として車体骨格部品を供給する。14日取引終了後に発表した26年3月期の連結決算は売上高が計画未達となったものの、営業・経常・最終利益は上振れして着地した。27年3月期の営業利益は前期比9.2%増の160億円と連続最高益更新を計画。年間配当予想は6円増配の70円に設定した。ホンダ自体、稼ぎ頭の北米向けで今期は四輪販売台数の増加を計画しており、サプライヤーには収益性向上の期待が膨らみやすい。エイチワンについては前期利益の着地点と今期営業利益の連続最高益更新予想、増配計画に加え、PBR(株価純資産倍率)が0.5倍台にとどまっていることも着目され、買いを集める格好となった。

■ウシオ電 <6925>  4,239円 (+700円、+19.8%) ストップ高

 東証プライムの上昇率4位。ウシオ電機 <6925> [東証P]がストップ高。14日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を2100億円(前期比17.2%増)、営業利益を140億円(同17.1%増)と発表。配当予想は70円(前期同額)とした。2期連続で営業増益となる見通しを示しており、これを好感した買いが膨らんだ。生成AI半導体関連の需要拡大を追い風に、露光用ランプや光学機器用ランプ、光学装置など各種製品の販売が増加する見込み。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が1792億1100万円(前の期比0.9%増)、営業利益が119億5900万円(同35.5%増)だった。

■名村造 <7014>  4,375円 (+700円、+19.1%) ストップ高

 名村造船所 <7014> [東証S]がストップ高。14日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を1700億円(前期比6.9%増)、営業利益を290億円(同3.3%増)と発表。配当は前期分を40円から50円に引き上げたうえで、今期は60円を見込んだ。これを手掛かりに買いを集めた。同時に発表した26年3月期決算は、売上高が1590億3500万円(前の期比0.1%減)、営業利益が280億8500万円(同4.7%減)だった。主力の新造船事業が堅調だった一方、修繕船事業が落ち込み全体の足を引っ張った。

■タクマ <6013>  3,255円 (+502円、+18.2%) ストップ高

 東証プライムの上昇率7位。タクマ <6013> [東証P]がストップ高。同社は14日の取引終了後に26年3月期の連結決算を発表。あわせて27年3月期の業績予想を公表し、今期の売上高は前期比15.3%増の1910億円、最終利益は同12.1%増の154億円となる見通しを示した。前期に続き過去最高益の更新を予想する。また、前期の配当を6円増額したうえで、今期の年間配当予想は前期比15円増配の108円とした。自社株買いの実施も開示しており、これらを材料視した買いが集まった。プラント建設工事が順調に進捗すると想定。メンテナンス需要の増加も見込む。26年3月期の売上高は前の期比9.6%増の1656億2000万円、最終利益は同32.1%増の137億3200万円だった。自社株買いは、総数200万株(自己株式を除く発行済み株式総数の2.75%)、取得総額40億円を上限に5月15日から9月7日まで実施。取得した株式の全てを10月30日に消却する。

■日特塗 <4619>  2,396円 (+365円、+18.0%)

 日本特殊塗料 <4619> [東証S]が6日ぶりに急反騰。同社は5月14日大引け後(16:15)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比1.9%増の68.3億円になり、従来予想の56.5億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。27年3月期も前期比7.6%増の73.5億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが好感されたようだ。これで6期連続の増益になる。同時に、前期の年間配当を110円→125円(前の期は90円)に増額し、今期も前期比5円増の130円に増配する方針とした。

■DOWA <5714>  11,640円 (+1,615円、+16.1%)

 東証プライムの上昇率8位。DOWAホールディングス <5714> [東証P]が急反騰。14日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は9410億円(前期比26.2%増)、営業利益予想は530億円(同55.0%増)、最終利益予想は570億円(同8.7%減)としており、大幅な営業増益予想を好感した買いが集まった。製錬セグメントが金属価格の上昇や海外鉱山関連収益の増加などにより業績を牽引する。最終利益については有価証券売却益の剥落により減益を見込む。なお、年間配当予想は338円(前期は特別配当100円を含めて368円)とする。26年3月期は売上高が7454億1000万円(前の期比9.8%増)、営業利益が341億9200万円(同6.1%増)、最終利益が624億5800万円(同2.3倍)だった。金属価格の上昇が追い風になった。

■明電舎 <6508>  10,940円 (+1,500円、+15.9%) ストップ高

 東証プライムの上昇率9位。明電舎 <6508> [東証P]がストップ高。同社は5月14日大引け後(15:30)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比31.6%増の278億円に拡大し、27年3月期も前期比4.0%増の290億円に伸びを見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収、4期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を136円→157円(前の期は123円)に増額し、今期の年間配当は未定とした。

■ヨコレイ <2874>  1,983円 (+259円、+15.0%)

 ヨコレイ <2874> [東証P]が続急騰。15日午後1時ごろ、26年9月期第2四半期累計(25年10月-26年3月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高予想を前回予想の1180億円から1250億円(前期比0.4%減)、営業利益予想を48億円から70億円(同65.2%増)に引き上げた。営業利益及び経常利益は9期ぶりに過去最高を更新する見通しとなっており、業況を好感した買いが集まった。また、年間配当予想は3円増額し、中間13円・期末14円の合計27円(前期24円)とした。3月中間期の業績などを踏まえた。冷蔵倉庫事業は入庫量、出庫量ともに順調に推移しているなか料金改定も進んだ。食品販売事業では低採算取引の見直しや在庫管理の徹底による在庫圧縮などにより利益率が大幅に向上。売上高が前回予想の580億円から642億2800万円(前年同期比1.3%増)、営業利益が24億5000万円から41億600万円(同35.0%増)に上振れして着地した。

■イノテック <9880>  3,840円 (+495円、+14.8%) 一時ストップ高

 イノテック <9880> [東証P]が続急騰、一時ストップ高。同社は14日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しは前期比19.0%増の37億円で、年間配当計画は前期比5円増配の130円とした。売上高は同7.0%増の500億円を見込む。テストソリューション事業は海外向け製品の需要継続に加え、国内の需要回復が追い風となる見通し。また、 半導体設計関連事業やシステム・サービス事業も堅調に推移するとみている。また、100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.2%)、25億円を上限とする自社株取得枠を設定したこともあわせて発表。資本効率の向上と株主還元につながるための施策として行うもので、取得期間はきょうから12月31日までとなっている。

■WDB <2475>  1,704円 (+219円、+14.8%)

 WDBホールディングス <2475> [東証P]が急反騰。同社は5月14日大引け後(16:00)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比9.8%減の45.9億円になったが、27年3月期は前期比1.4%増の46.6億円に伸びる見通しとなったことが好感されたようだ。

■ケイアイ不 <3465>  3,500円 (+425円、+13.8%)

 ケイアイスター不動産 <3465> [東証P]が3日ぶりに急反騰。同社は5月14日大引け後(15:30)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比65.1%増の249億円に拡大し、27年3月期も前期比14.2%増の285億円に伸びを見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことで好感されたようだ。これで16期連続の増収、3期連続増益になる。

■ヤマハ発 <7272>  1,325.5円 (+159.5円、+13.7%)

 ヤマハ発動機 <7272> [東証P]が急反騰。同社は15日午後2時ごろ、26年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比43.8%増の626億3500万円となり、通期計画の1800億円に対する進捗率は34.8%となった。売上収益は同16.6%増の7301億2100万円で着地。二輪車事業を中心に各事業の販売が伸びたほか、利益面では適切な経費コントロールなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■Fスターズ <3687>  1,554円 (+187円、+13.7%)

 フィックスターズ <3687> [東証P]が急反騰。高度なソフトウェア技術を駆使して、顧客企業のソフトウェアを高速化する技術で抜群の実績を有し、次世代コンピューティングの切り札とされる量子コンピューター分野でも先駆的なポジションにある。足もとの業績も自動運転分野や半導体製造分野で需要を開拓し収益の上積みに反映させている。そうしたなか、14日取引終了後に26年9月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の26億円から31億円(前期比20%増)に増額した。修正前で既に小幅ながらピーク利益更新見通しにあったが、そこから更に上乗せされる格好となっている。好業績を背景に配当政策も強化し、今期の年間配当は従来計画に1円増額し19円(前期実績は18円)とすることも併せて発表した。株価は今月11日ザラ場に1499円の高値を付けた後は調整局面にあったが、業績予想増額を受け改めて買い直される展開に。

■野村マイクロ <6254>  4,950円 (+595円、+13.7%) 一時ストップ高

 野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]が続急騰、一時ストップ高となった。14日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を970億円(前期比72.5%増)、営業利益を160億円(同2.4倍)と発表。前期から急回復し、2期ぶり最高益更新の見通しを示した。配当予想も85円(前期81円)とした。これを好感した買いが膨らんだ。半導体関連市場のAI関連を中心とした旺盛な投資意欲が追い風となる。各国で半導体関連の大型水処理装置の受注を見込む。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が562億4500万円(前の期比41.6%減)、営業利益が66億6700万円(同56.6%減)だった。前の期の大型案件の反動などがあった。

※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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