来週の為替相場見通し=ドルの上値を試す展開か
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来週のドル円相場は、抵抗ラインとなっていた6日の直近高値157円93銭を上抜けたことから上値を試す展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=156円50銭~160円00銭。 12日に発表された4月の米消費者物価指数(CPI)に続き、13日発表の4月の米卸売物価指数(PPI)でもインフレ圧力の根強さが示されたことで、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始時期が後ずれするとの見方が強まっている。原油価格が高止まりしていることもあって米長期金利の先高観が広がっており、日米金利差の拡大を見込んだドル買い・円売りが入りやすい。各メディアが「政府は2026年度補正予算案を編成する方向で検討に入った」と報じていることで、財政悪化リスクを意識した円売りも想定される。 こうしたなか焦点となりそうなのが、18日からパリで開かれる主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議で金利上昇と円安の抑制策が打ち出されるかどうか。加えて、20日に公表される4月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨への関心も高い。また、日銀の増一行審議委員が14日の講演で「景気下振れの兆しがはっきりとした数字で表れないのであれば、できる限り早い段階での利上げが望ましい」と述べたことから、氷見野良三副総裁の講演(16日)や小枝淳子審議委員の講演(21日)も注目されている。 なお、来週に米国で発表される主な経済指標は、18日に5月のNAHB住宅市場指数、19日に4月の住宅販売留保指数、21日に5月のフィラデルフィア連銀製造業景気指数と5月の購買担当者景気指数(PMI)速報値、22日に5月のミシガン大学消費者態度指数・確報値など。国内では19日に1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値、21日に4月の貿易統計と3月の機械受注、22日に4月の全国CPIが公表される。 出所:MINKABU PRESS