アトラG、今期最終を一転赤字に下方修正

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決算

 アトラグループ <6029> [東証S] が5月15日昼(12:00)に決算を発表。26年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は1億1300万円の赤字(前年同期は1900万円の赤字)に赤字幅が拡大した。
 併せて、通期の同損益を従来予想の6000万円の黒字→2500万円の赤字(前期は2億5800万円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 同時に、1-6月期(上期)の同損益を従来予想の2000万円の赤字→8000万円の赤字(前年同期は1億1500万円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である1-3月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-1.9%→1.8%に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社のコア事業であるA-COMS(エーコムス)事業は、鍼灸接骨院向け基幹システムとしての市場地位を強固にしております。新規開業院への導入に加え、他社システムからの乗換契約の獲得も加速し、サブスクリプション型収益基盤が着実に拡大しております。また、当社独自開発の神経可視化・施術支援AIデバイス「アトラゲージ」をはじめとするオリジナル機材の販売も順調に伸長し、本業の収益力は当初計画を上回るペースで回復しております。その結果、2026年12月期第2四半期(累計)および通期において、営業利益・経常利益は当初計画を上回る水準を達成できる見込みとなっております。一方、親会社株主に帰属する当期純利益(損失)については、後述の連結子会社譲渡に伴う一過性の特別損失の計上により、当初計画を下回る見込みです。また、2025年12月に開示いたしましたクオンタムリープ株式会社との資本業務提携により、A-COMSプラットフォームの拡張性を活かした医療(再生・歯科等)・リラクゼーション・エステ市場への事業領域拡大が進んでおります。同社との連携による最先端技術の取り込みを通じ、鍼灸接骨院を中心とした「リバース・エイジング(若返り)」支援プラットフォームとして収益機会の多様化を加速させ、次の成長エンジンが着実に動き始めていると認識しております。コア事業への経営資源集中を加速させる戦略的判断として、当社は2026年3月31日付で玩具販売事業を営む連結子会社株式会社ペリカンの全株式を譲渡いたしました。ペリカン社は2021年の買収以来、市場環境の悪化等を背景に継続的な営業損失を計上しており(前連結会計年度:営業損失25百万円)、当社グループ全体の利益体質改善の制約要因となっておりました。本件は将来の飛躍に向けた「選択と集中」の実行であり、グループの収益性・財務健全性の抜本的改善を実現するものです。本件に伴う連結範囲の変更により、当第2四半期(累計)及び通期の売上高は当初計画を下回る一方、ペリカン社の連結除外による損失消滅効果により、営業利益及び経常利益は当初計画を上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益(損失)については、本株式譲渡に伴う関係会社株式売却損130百万円を一過性の特別損失として計上するため、計画を下回る見込みです。なお、当該損失はキャッシュフローに影響しない会計上の評価損であり、前向きな変革コストと位置づけております。当社グループは、本事業再編によりコア事業に経営資源を集中する体制を整えました。今後は、国内約50,000院の鍼灸接骨院市場において、約3,000院への導入実績を有する当社グループの基幹システムであるA-COMSプラットフォームを活用し、医療連携、自費診療支援、EC機能強化、リラクゼーション・エステ市場への横断的展開を加速してまいります。損失事業を整理し、本業で利益を積み上げる体制を整えた今、当社グループは真の成長フェーズへ移行する重要局面にあると認識しております。株主・投資家の皆様のご期待に応えられるよう、全社一丸となって企業価値の向上に取り組んでまいります。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、将来発生する様々な要因により、異なる結果となる可能性があります。

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