東海カーボンは急反騰し年初来高値更新、通期業績・配当予想を引き上げ
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東海カーボン<5301.T>は急反騰し、年初来高値を更新した。13日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を引き上げた。売上高予想は従来予想の3467億円から3700億円(前期比14.6%増)、営業利益予想は260億円から280億円(同8.3%増)、最終利益予想は106億円から120億円(同40.2%減)とした。年間配当予想については10円増額し、中間・期末各20円の合計40円へ上方修正しており、これらを好感した買いが集まっている。半導体市場の拡大を背景としたファインカーボン事業や工業炉及び関連製品事業における販売の拡大、中東紛争を契機としたアルミニウム製錬炉の巻替え需要取り込みに伴う販売数量の増加を見込む。 同時に株主還元方針の変更を発表した。従来は連結配当性向30%を目標としていたが、今期からは連結配当性向40%、もしくは前期末株主資本を基準とする調整後株主資本配当率(DOE)5%を目安として、より高い方を選択する。また、高い総還元性向を意識した自己株式取得などを機動的に実施することを明記した。あわせて政策保有株式の縮減方針も開示しており、連結純資産に対する政策保有株式の比率について25年12月期末の10%から、28年12月期末までに3%程度へと縮減する。 なお、東海カーボンはきょう午前10時、取得総数1121万700株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.25%)の自社株買いを実施したと発表。取得総額は149億9991万6600円で、東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で買い付けを行った。 出所:MINKABU PRESS