本日注目すべき【好決算】銘柄 メイコー、レゾナック、ハーモニック (13日引け後 発表分)
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5月13日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 メイコー <6787> [東証P] ★今期経常は32%増で3期連続最高益、45円増配へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比41.2%増の264億円に伸びて着地。続く27年3月期も前期比32.1%増の350億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はデータセンター関連分野を中心に需要が拡大する中、AIサーバーや衛星通信、スマートフォン・タブレット向け基板の販売が大きく伸びる。積極投資を進めてきたベトナム第4工場とホアビン工場での生産開始も寄与し、売上高3200億円と33.0%の大幅増収を見込む。 業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比45円増の160円に増配する方針とした。 レゾナック <4004> [東証P] ★上期最終を90%上方修正 ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比74.6%増の152億円に拡大して着地。業績好調に伴い、上期の同利益を従来予想の200億円→380億円に90.0%上方修正。増益率が1.8%増→93.3%増に拡大する見通しとなった。 半導体・電子材料部門で先端半導体用途の販売数量が増加し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。 なお、通期の同利益を従来予想の770億円(前期は290億円)を据え置いた。 ムービン <421A> [東証G] ★上期経常を48%上方修正、通期も増額 ◆26年12月期上期(1-6月)の連結経常利益を従来予想の10.6億円→15.7億円に47.8%上方修正。AIコンサルティングの需要急拡大を追い風に、転職支援の成約単価が想定以上に上昇するうえ、成約件数も増加し、売上高が計画を34.8%も上回ることが利益を押し上げる。 上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の22.9億円→26.7億円に16.5%上方修正。増益率が30.5%増→52.1%増に拡大し、従来の6期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 ユニオンツル <6278> [東証P] ★今期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比82.0%増の39.1億円に拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の100億円→130億円に30.0%上方修正。増益率が22.9%増→59.8%増に拡大し、従来の20期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 生成AI関連分野を中心とした半導体需要の高まりを背景に、従来にない規模とスピードで生産設備の増強を進める中、供給体制の強化を通じて需要の取り込みが一段と進む。高品質製品の販売拡大や稼働率向上による収益性改善も上振れに貢献する。なお、前提為替レートは1ドル=150円→145円へと円高方向に見直した。 ハーモニック <6324> [東証P] ★今期経常は2.4倍増益へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比17倍の25.3億円に伸びて着地。続く27年3月期も前期比2.4倍の62億円に急拡大する見通しとなった。今期は自動化投資やデータセンター投資の拡大、生成AIの普及に伴う先端半導体需要の増加を背景に設備投資が引き続き底堅く推移する見通し。受注高の回復基調が継続し、売上高680億円と14.2%の増収を見込む。 併せて、31年3月期に売上高1000億円以上、営業利益率15%以上を目指す新中期経営計画を発表。AIロボットや航空・宇宙・防衛などを重点開拓分野に位置づけ、成長機会の取り込みを図る。 日本マイクロ <6871> [東証P] ★上期経常を8%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の59.9億円に急拡大して着地。業績好調に伴い、上期の同利益を従来予想の118億円→127億円に7.6%上方修正。増益率が59.6%増→71.8%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。 メモリー向けプローブカードの生産能力拡大を背景に、DRAM向け製品が好調に推移していることを反映した。 併せて、第3四半期(1-9月)の同利益は前年同期比89.8%増の240億円になりそうだと発表。なお、通期の業績見通しは引き続き開示しなかった。 オプテクスG <6914> [東証P] ★1-3月期(1Q)経常は95%増益で着地 ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比94.5%増の31.7億円に拡大して着地。半導体関連の設備投資需要回復を背景に、FA関連、検査用照明関連、産業用PCの販売が大きく伸びたほか、データセンターなど向け防犯センサーや駐車場向け車両検知センサーも好調だった。高収益製品の伸長や為替のプラス影響も利益拡大につながった。 上期計画の38億円に対する進捗率は83.5%に達しており、業績上振れが期待される。 スクリン <7735> [東証P] ★今期経常は21%増で2期ぶり最高益、前期配当を13円増額・今期は実質増配へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比10.1%減の1243億円に落ち込んだものの、続く27年3月期は前期比20.7%増の1500億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は生成AIの活用拡大を背景に省エネ高速半導体への投資が拡大する中、主力の半導体製造装置の販売が大きく伸びる。想定為替レートは1ドル=140円、1ユーロ=170円に設定。 併せて、前期の年間配当を280円→293円(前の期は308円)に増額修正した。今期は175円とし、3月31日割当の株式分割を考慮した実質ベースで19.5%増配とする方針とした。 フルヤ金属 <7826> [東証P] ★今期経常を38%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も35円増額 ◆26年6月期の連結経常利益を従来予想の160億円→220億円に37.5%上方修正。増益率が70.4%増→2.3倍に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。今期業績の上方修正は2月に続き、3回目。情報通信市場やエレクトロニクス市場、半導体市場などの底堅い需要を背景に、データセンター用HDD部材や半導体製造装置用部材などが引き続き好調に推移することが要因。ファインケミカル・リサイクル部門の復調やサプライチェーン支援部門の業績上振れも収益を押し上げる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の120円→155円(前期は96円)に増額修正した。 株探ニュース