<動意株・13日>(前引け)=キオクシア、エクサWiz、東京エネシス、AOKIHD
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キオクシアホールディングス<285A.T>=利食い圧力跳ね飛ばし5連騰。半導体関連の主力銘柄が総じて利益確定売りに押されるなかで異色の上値追いを継続中だ。韓国サムスン電子が労働組合による賃金還元要求を背景としたストライキに入る可能性が取り沙汰されており、需給逼迫から半導体メモリー価格の高騰が警戒されている。この場合、NAND型フラッシュメモリー大手のキオクシアにとっては業績押し上げ圧力が発生する公算が大きい。もとより、AIデータセンターのストレージとして爆発的ニーズが発生しているSSD向けにNANDメモリーの需要が高水準であり、キオクシアにとっては収益書き入れ時に突入するとの見方が投資資金を誘引していた。そうしたなか、サムスン電子のストライキ観測が、更なる漁夫の利をもたらすとして、キオクシアの株高思惑を助長する形となっている。 エクサウィザーズ<4259.T>=急伸。同社はAIソリューション及びデジタルトランスフォーメーション(DX)導入コンサルティング、実装・運用までワンストップで企業のデジタライゼーションを支援する。そうしたなか、生成AIやAIエージェント業務などAI需要の開拓が進み、足もとの業績は絶好調に推移している。12日取引終了後に開示した27年3月期の営業利益は前期比44%増の23億円と大幅な伸びを見込み、過去最高利益を大幅更新する見通しとなった。また、今期は初配当5円を実施する計画で、これも投資資金の食指を動かす材料となった。 東京エネシス<1945.T>=新値追い加速。4月下旬以降、5日移動平均線をサポートラインに急勾配の戻り足をみせてきたが、目先投資資金の攻勢が勢いを増している。12日取引終了後に発表した26年3月期決算では営業利益が前の期比78%増の47億3700万円に急拡大した。更に27年3月期は同利益が前期比54%増の73億円と高成長を継続し、11期ぶりに過去最高を大幅更新する見通しとなった。脱炭素分野の設備投資需要に加え、原発関連やAIデータセンターに関連する電力案件は今後も高水準が見込まれており、同社の収益を強力に後押しする。好業績を背景に株主還元にも抜かりなく、20年3月期以降毎期増配を継続していることも特筆され、今期は前期実績に14円増配となる77円を計画。これも物色人気を増幅させる格好となった。 AOKIホールディングス<8214.T>=急反発で底値離脱の動き。同社は12日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比6.2%増の180億円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の90円としていることが好感されているようだ。売上高は同2.8%増の2000億円を見込む。市場環境の変化にあわせた新たな商品・サービスの提供、徹底した経費コントロールによるコスト上昇への対応、計画的な新規出店・改装の実施などに注力するとしている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS