本日注目すべき【好決算】銘柄 メック、資生堂、フィナHD (12日引け後 発表分)
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5月12日の引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 メック <4971> [東証P] ★今期経常を18%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も14円増額 ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比2.0倍の21.4億円に急拡大して着地。併せて、通期の同利益を従来予想の65.5億円→77億円に17.6%上方修正。増益率が8.2%増→27.3%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。 生成AIやデータセンター向け半導体パッケージ基板用密着向上剤の需要が想定を上回ることに加え、利益率の高い製品の販売が伸びることなどを織り込んだ。 業績好調に伴い、年間配当を従来計画の96円→110円(前期は96円)に増額修正した。 東京エネシス <1945> [東証P] ★今期経常は36%増で11期ぶり最高益、14円増配へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比65.1%増の55.1億円に伸びて着地。続く27年3月期も前期比35.9%増の75億円に拡大し、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は脱炭素関連分野や原子力発電所の再稼働に向けた設備投資に加え、生成AIの普及に伴うデータセンターの新設による電力供給インフラ投資が本格化する中、過去最高水準に積み上がった豊富な手持ち工事をこなし、売上高950億円と14.3%の増収を見込む。 併せて、今期の年間配当は前期比14円増の77円に増配する方針とした。 データHR <3628> [東証G] ★今期経常は38倍増で6期ぶり最高益更新へ ◆26年3月期の連結経常損益は1000万円の黒字で着地。続く27年3月期の同利益は前期比38倍の3億8000万円に急拡大し、6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期はデータヘルス関連サービス、データ利活用サービスともに伸長し、売上高60億円と16.7%の増収を見込む。AI活用による生産性の向上と固定費の抑制を進めることも大幅増益に貢献する。 ドリコム <3793> [東証G] ★今期経常は2.8倍増益、4期ぶり5円で復配へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比6.0倍の3.1億円に伸びて着地。続く27年3月期も前期比2.8倍の9億円に急拡大する見通しとなった。今期は「Wizardry Variants Daphne」をはじめとする主力自社IPタイトルとコンテンツ事業の成長で子会社売却の影響を吸収し、増収を確保する計画。不採算タイトルの赤字縮小や運用コストの最適化に加え、減価償却費の減少も利益拡大に貢献する。 併せて、今期の年間配当は5円と、4期ぶりに復配する方針とした。また、発行済み株式数(自己株式を除く)の5.3%にあたる152万4000株または5億円を上限に自社株買いを実施すると発表。 資生堂 <4911> [東証P] ★1-3月期(1Q)最終は2.3倍増益で着地 ◆26年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比2.3倍の83.7億円に急拡大して着地。一部ブランドの出荷期ずれや在庫調整の影響があったものの、円安が追い風となったほか、米州を中心とする構造改革効果やコストマネジメント強化の進展が寄与し、採算が大きく改善した。 フィナHD <4419> [東証G] ★今期経常は77%増で3期連続最高益更新へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比97.5%増の18.6億円に伸びて着地。続く27年3月期も前期比77.5%増の33億円に拡大し、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の金融インフラストラクチャ事業で新規案件の獲得が進み高成長が続くほか、データAI事業では不動産業界向けデータサービスやデータAIソリューションの拡大が継続し、売上高155億円と40.2%の大幅増収を見込む。 NISSHA <7915> [東証P] ★上期最終を一転黒字に上方修正、通期も増額 ◆26年12月期上期(1-6月)の連結最終損益を従来予想の11億円の赤字→3億円の黒字(前年同期は1.2億円の黒字)に上方修正し、一転して2.3倍増益になる見通しとなった。第1四半期において、ディバイス事業のタブレット向けと産業資材事業の加飾分野で製品需要が想定を上回ったことに加え、為替が円安基調で推移していることを反映した。 併せて、通期の同利益を従来予想の23億円→32億円に39.1%上方修正。増益率が2.3倍→3.2倍に拡大する見通しとなった。 ムトー精工 <7927> [東証S] ★今期経常は12%増で5期連続最高益、前期配当を14円増額・今期は2円増配へ ◆26年3月期の連結経常利益は前の期比7.3%増の27.6億円になり、従来予想の24億円を上回って着地。続く27年3月期も前期比12.0%増の31億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は電気自動車向けエンジンコントロールユニットをはじめとする自動車関連部品が好調に推移するほか、ミラーレスカメラを中心としたデジタルカメラ部品やプリンター部品の堅調な需要を見込む。 併せて、前期の年間配当を101円→115円(前の期は94.5円)に増額し、今期も前期比2円増の117円に増配する方針とした。配当利回りは6.1%に上昇。 株探ニュース