話題株ピックアップ【夕刊】(3):東映アニメ、SBG、マツダ
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■東映アニメーション <4816> 2,821円 +133 円 (+5.0%) 本日終値 東映アニメーション<4816>は高い。11日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を880億円から936億円(前の期比7.2%減)、純利益を191億円から250億円(同5.8%増)へ上方修正すると発表した。海外の版権事業が想定を上回り好調に推移したことや、年間を通して円安基調で推移したことが要因。有価証券売却益の計上なども寄与する見込み。配当予想も41円から44円(前の期41円)に増額した。これが買い手掛かりとなったようだ。 ■ソフトバンクグループ <9984> 5,987円 +244 円 (+4.3%) 本日終値 ソフトバンクグループ<9984>が堅調推移。前日の米株式市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%を超す上昇で過去最高値を更新した。ソフトバンクG傘下のアーム・ホールディングスは小幅に3日続落となったものの、朝安後に下げ渋るなど底堅さを発揮する格好となっている。AI・半導体関連株への資金流入が世界的に続くなかで、11日にはソフトバンクGの孫正義会長兼社長がフランスでのAI向けデータセンター投資について、マクロン大統領と協議したと米ブルームバーグ通信が報じている。記事によると、孫会長兼社長はフランスに最大1000億ドルを投じる案を明らかにしたという。AI半導体ブームのなかでソフトバンクGの株式市場における存在感が改めて意識される形となり、前日までの利食い売りで下押しした同社株に対する買い意欲を喚起した。 ■マツダ <7261> 1,034.5円 +40.5 円 (+4.1%) 一時ストップ高 本日終値 マツダ<7261>は後場急騰し、一時ストップ高となる前営業日比150円高の1144円に買われた。きょう午後1時30分ごろ、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は5兆5000億円(前期比11.8%増)、営業利益予想は1500億円(同2.9倍)、最終利益予想は900億円(同2.6倍)としており、大幅な増収増益の見通しを好感した買いが集まった。今期の販売台数は132万4000台(同8.3%増)を見込む。新型「CX-5」のグローバル展開を本格化することで、販売台数と収益の大幅な成長を目指す。26年3月期は売上高が前回予想の4兆8200億円から4兆9181億7200万円(前の期比2.0%減)、営業利益が500億円から515億7900万円(同72.3%減)、最終利益が200億円から350億8600万円(同69.2%減)に上振れして着地した。売上高及び営業利益が概ね予想通りに推移したなか、円安に推移したことによる為替差益の計上などがあった。 ■住友電気工業 <5802> 11,650円 +440 円 (+3.9%) 本日終値 住友電気工業<5802>が後場終盤に荒い動き。1万2000円台に突入し上場来高値を更新したが、その後は急速に伸び悩んだ。この日、26年3月期の連結決算を発表。売上高は前の期比9.2%増の5兆1101億7100万円、最終利益は同90.7%増の3695億800万円となり、計画に対して上振れして着地した。株式分割前のベースで前期の配当については従来の予想から36円増額。今期の売上高と営業利益予想はともに1ケタの伸びで、最終減益を計画するものの、同ベースで今期の年間配当予想は156円(前期は年間154円)とした。あわせて6月30日を基準日として7月1日付で1株を4株に分割すると公表。株式分割考慮後ベースで今期の年間配当予想は39円となる。決算発表直後は売りが優勢となり株価は下げに沈んだものの、押し目買いとみられる買い注文が入ると気配値のまま上昇。高値形成後に上げ幅を縮小するなど乱高下した。 ■ミネベアミツミ <6479> 3,566円 +108 円 (+3.1%) 本日終値 ミネベアミツミ<6479>は4日続伸。約3カ月ぶりに年初来高値を更新した。11日取引終了後、26年3月期連結業績予想について最終利益を710億円から990億3400万円(前の期比66.6%増)へ上方修正すると発表した。3期ぶりに最終最高益を更新する見通しを示し、これが買い材料視された。保有する金融資産を公正価値で測定した結果、評価益が計上される見込みとなったため。なお、売上高予想も1兆6000億円から1兆6643億円(同9.3%増)へ見直している。 ■トライアル <141A> 4,330円 +105 円 (+2.5%) 本日終値 トライアルホールディングス<141A>は続伸。11日取引終了後、4月の月次売上高速報を発表。トライアルの既存店売上高は前年同月比2.8%増と、4カ月連続で前年を上回った。客数がやや減少したものの、客単価の上昇で補った。全店売上高は同10.0%増とプラス基調を維持した。これが好感された。 ■BIPROGY <8056> 4,516円 +62 円 (+1.4%) 本日終値 BIPROGY<8056>が反発。SMBC日興証券は11日、同社株の投資評価を3段階で真ん中の「2」から最上位の「1」に引き上げた。目標株価は4900円から6500円に見直した。同社の26年3月期の連結営業利益は前の期比9.1%増と十分に高い成長となった。27年3月期の同利益は前期比13.6%増の484億円と設定され、同証券予想(470億円)を上回った。一方、株価は第2四半期決算後から約6カ月で30%下落しており、割安感が強まっていると指摘。今後、良好な四半期業績が発表されることで株価は見直されるとみている。 ■石原産業 <4028> 2,726円 -604 円 (-18.1%) 本日終値 東証プライム 下落率3位 石原産業<4028>は後場急落。この日午後1時ごろ、26年3月期連結決算を発表。売上高は1548億9700万円(前の期比6.7%増)、営業利益は190億7700万円(同82.0%増)だった。除草剤や殺虫剤の販売が伸びたほか、電子材料なども好調だった。続く27年3月期の売上高は1500億円(前期比3.2%減)、営業利益は142億円(同25.6%減)を計画。配当予想は130円(前期120円)とした。最高益だった前期から一転大幅減益の見通しを示しており、これを嫌気した売りが膨らんでいる。 ■JX金属 <5016> 4,762円 -958 円 (-16.8%) 本日終値 東証プライム 下落率5位 JX金属<5016>は急落。同社は11日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比5.1%増の9300億円、最終利益は同8.9%増の1140億円を見込む。前期の年間配当を従来予想から4円増額したうえで、今期の年間配当は前期比11円減配の20円を計画する。あわせて自社株TOB(公開買い付け)の実施を開示。ENEOSホールディングス<5020>が保有する株式の一部を売却する方向で、これに関連してJX金属はユーロ円建ての転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行による資金調達の実施も公表した。金利上昇が見込まれるなかでゼロクーポン/オーバー・パー発行による資金調達コストの最小化を図ったものの、株式市場ではCB発行による潜在的な1株利益の希薄化懸念が膨らんだもよう。今期の業績予想は保守的で物足りないとの受け止めも多く、売りを浴びる格好となった。 ■ホソカワミクロン <6277> 5,460円 -650 円 (-10.6%) 本日終値 ホソカワミクロン<6277>は大幅続落。11日取引終了後、上期(25年10月~26年3月)連結決算を発表。売上高は399億1000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は17億9600万円(同49.7%減)だった。円安効果で換算上の売上高は増加したものの、利益面では欧州地域における売上高不足による収益性低下、販売管理費の増加などが響いた。大幅減益を嫌気した売りが出ている。なお、あわせて年間配当予想を修正すると発表した。従来の普通配当130円に、創業110周年記念配当の10円を上乗せする。 ■日新商事 <7490> 1,675円 +300 円 (+21.8%) ストップ高 本日終値 日新商事<7490>がストップ高。11日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の実施を発表。買付価格は1株2210円としており、株価はこれにサヤ寄せしている。同社社長により設立されたEDIAND(東京都港区)が非公開化を目的として、5月12日から6月22日の間、TOB(株式公開買い付け)を実施する。買付予定数の下限は229万1500株で、上限は設定しない。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て日新商は上場廃止となる見通し。東京証券取引所は5月11日付で日新商を監理銘柄(確認中)に指定した。 ■高橋ウォール <1994> 665円 +100 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値 高橋カーテンウォール工業<1994>がストップ高。12日午前11時30分、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を見直した。最終利益予想は従来の見通しから1億8100万円増額して3億4700万円(前期比82.1%増)に引き上げており、材料視された。通期の売上高予想は800万円引き上げ、82億5000万円(同12.4%増)とした。PCカーテンウォールの売り上げ増加に加え、資材価格上昇分の受注価格の転嫁などが進み、収益性が改善。アクア事業も引き続き受注が好調に推移すると想定する。1~3月期の売上高は20億2600万円(前年同期比10.2%増)、最終損益は2億3100万円の黒字(前年同期は6400万円の赤字)となった。 ■サイオス <3744> 533円 +80 円 (+17.7%) ストップ高 本日終値 サイオス<3744>がストップ高まで買われた。同社は11日取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比2.6倍の1億7700万円となり、通期計画4億5000万円に対する進捗率は39.3%に達した。売上高は同18.1%増の58億9500万円で着地した。グルージェントシリーズを中心としたサブスクリプション製品が順調に推移したほか、AI関連案件サービスの受注が伸長。企業向けAI実装に適した高精度な検索ソリューションに加え、セキュリティー機能が評価され、Elastic N.V.関連商品が伸びたことも寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。 ●ストップ高銘柄 日本トムソン <6480> 1,930円 +400 円 (+26.1%) ストップ高 本日終値 VALUENEX <4422> 1,082円 +150 円 (+16.1%) ストップ高 本日終値 など、10銘柄 ●ストップ安銘柄 トーシンHD <9444> 167円 -80 円 (-32.4%) ストップ安 本日終値 Terra Drone <278A> 12,400円 -4,000 円 (-24.4%) ストップ安 本日終値 シライ電子工業 <6658> 555円 -150 円 (-21.3%) ストップ安 本日終値 TOWA <6315> 2,675円 -700 円 (-20.7%) ストップ安 本日終値 アストマックス <7162> 337円 -80 円 (-19.2%) ストップ安 本日終値 など、6銘柄 株探ニュース