ナガホリ、前期経常を33%上方修正・35期ぶり最高益、配当も5円増額
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ナガホリ <8139> [東証S] が5月12日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→15.9億円(前の期は6.5億円)に32.6%上方修正し、増益率が84.6%増→2.4倍に拡大し、35期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.1億円→12億円(前年同期は3.4億円)に48.0%増額し、増益率が2.4倍→3.5倍に拡大する計算になる。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の15円→20円(前の期は10円)に大幅増額修正した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 ジュエリー業界におきましても、個人消費の堅調さに加え、地金相場の大幅な高騰などにより好調な動きがみられました。一方で、物価高、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、中東情勢などの地政学的リスクによるジュエリー商品への影響もあり、先行き不透明な状況が続いております。このような環境の下、当社グループは、富裕層マーケットをコアとする販売チャネルや商品ブランドに重点的に経営資源を投下する「選択と集中」の方針のもと、自社催事や顧客催事等の販売活動に取り組みました。また、M&Aにより、札幌百貨店の店舗を展開する株式会社翔を子会社化、金地金製品の引合い増加に対応した商品供給、財務の安定のための当座貸越枠の活用等による資金調達、海外及び自社ブランドの広告等により販売強化を図りました。加えて、金価格の高騰により地金製品販売がグループ各社で増加し、グループ内製造の増大にもつながりました。さらに、海外販売網の拡大や小売店舗販売などにも、グループ各社において積極的に取り組みました。これにより、売上高及び売上総利益ともに予想を上回り、販売費及び一般管理費も予想を若干上回りましたが、営業利益は予想を上回りました。また、営業外費用及び特別損失等が予想を下回ったこと等により、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益も予想を大きく上回る見込みです。以上の結果、令和8年3月期通期の連結業績予想を上方修正することといたしました。 当社は、株主に対し安定した配当を継続して行うことを配当の基本方針としつつ、配当性向40%を目安としております。当期も、令和8年2月13日に「令和8年3月期通期の連結業績予想の上方修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ」にて公表したとおり、令和8年3月期通期の連結業績予想を基に1株当たり15円の配当を計画しておりました。もっとも、今期の連結業績につきましては、上記業績予想の上方修正後、金相場の高騰に伴う当社製品の需要の増加等の要因から予想以上の伸びを示している一方で、為替相場の不安定化・中東情勢の悪化懸念等による経営環境の先行の不透明感が強まっていることを踏まえ、一部内部留保に回すこととし、連結当期純利益の実績に基づき、期末配当として1株当たり20円を実施する予定であります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後の様々な要因により変動する可能性があります。