米外為市場サマリー:「有事のドル買い」優勢で一時157円20銭台に上伸
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11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=157円19銭前後と前週末と比べて50銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=185円20銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安だった。 トランプ米大統領は11日、戦闘終結に向けた米提案に対するイランの回答を「愚かだ」と非難。ホルムズ海峡の実質封鎖が長期化するとの見方から米原油先物が騰勢を強めるなか、インフレ圧力の高まりを意識した米長期金利の上昇がドルの買い手掛かりとなった。この日に全米不動産協会(NAR)が発表した4月の米中古住宅販売件数が市場予想を下回ったことでドルの上値が重くなる場面もあったが、米ニュースサイトのアクシオスが「トランプ米大統領は11日に国家安全保障チームの会合を開き、イランに対する軍事行動の再開の可能性を含む今後の対応策について協議する」と報じたことをきっかけに改めて「有事のドル買い」が流入し、ドル円相場は一時157円27銭まで上伸した。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1783ドル前後と前週末と比べて0.0004ドル程度のユーロ安・ドル高だった。 出所:MINKABU PRESS