話題株ピックアップ【夕刊】(3):カチタス、東洋合成、ソニーG
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■カチタス <8919> 3,475円 +310 円 (+9.8%) 本日終値 カチタス<8919>が急反発。前週末8日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高1774億円(前期比16.8%増)、営業利益210億円(同14.9%増)、純利益140億円(同12.3%増)と2ケタ増収増益を見込み、年間配当予想を前期比10円増の90円としたことが好感された。物価上昇や環境規制の強化に対応するための建設コスト上昇で新築住宅価格が高騰するなか、相対的に価格競争力が増している中古住宅は好調な需要が継続すると予想。年間で9700件(同15.8%増)の販売を見込み、販売単価もやや上昇すると予想している。26年3月期は売上高1518億5100万円(前の期比17.2%増)、営業利益182億7900万円(同28.5%増)、純利益124億7000万円(同30.6%増)だった。なお、中東情勢の悪化懸念による原油高やそれに伴う住宅設備メーカーの受注停止などの影響はあり得るとしているものの、対応策の準備を進めていることから今期業績への影響は軽微としている。 ■東洋合成工業 <4970> 17,340円 +1,520 円 (+9.6%) 本日終値 東洋合成工業<4970>が急反発し、年初来高値を更新した。同社は8日取引終了後、27年3月期通期の単独業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比36.3%増の50億円としていることや、年間配当計画を前期比10円増配の50円としていることが好感されたようだ。売上高は同13.2%増の475億円を見込む。先端半導体関連需要の拡大による販売増加、原材料価格及び物流費などの上昇に対応した販売価格の見直しなどを織り込んでいるという。 ■ソニーグループ <6758> 3,372円 +258 円 (+8.3%) 本日終値 ソニーグループ<6758>が急反発。前週末8日の取引終了後に、100%子会社ソニーセミコンダクタソリューションズが台湾積体電路製造(TSMC)と、次世代イメージセンサーの開発・製造に関する戦略的提携に向けた基本合意書を締結したと発表しており、これを好感した買いが流入した。同提携により、ソニーが過半数の株式を保有し支配株主となる合弁会社の設立を検討するとともに、熊本県合志市に新たに建設されたソニーの工場への開発及び生産ラインの構築に向けた検討を進めるとしており、合弁会社による将来的な投資についても協議する。更に、車載やロボティクスなどの「フィジカルAI」応用分野についても新たな機会の探索・対応も進めるとしている。なお、今回の合意は現時点で法的拘束力を伴わず、業績への影響は今後締結される確定契約の内容によるため精査中としている。 ■ニチコン <6996> 2,700円 +206 円 (+8.3%) 本日終値 8日に決算を発表。「前期経常が一転増益で上振れ着地・今期は8%増益、前期配当を1円増額・今期は2円増配へ」が好感された。 ニチコン <6996> [東証P] が5月8日大引け後(15:30)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比10.9%増の83.2億円になり、従来予想の70億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。27年3月期も前期比8.1%増の90億円に伸びる見通しとなった。同時に、前期の年間配当を36円→37円(前の期は35円)に増額し、今期も前期比2円増の39円に増配する方針とした。 ■ブラザー工業 <6448> 3,480円 +255 円 (+7.9%) 本日終値 ブラザー工業<6448>が3連騰し年初来高値を更新。前週末8日の取引終了後に発表した27年3月期の連結業績予想で、売上高9100億円(前期比1.9%増)、営業利益850億円(同9.2%増)、純利益720億円(同6.5%増)を見込むことが好感された。なお、年間配当予想は前期と同じ100円としている。中東情勢によるリスクや部材価格の高騰、米国関税政策の変化による影響などを織り込む一方、マシナリー事業で産業機器の更なる成長を見込むほか、MUTOHホールディングス<7999>が加わることによるIP(インダストリアル・プリンティング)事業の拡大を見込む。引き続き経費削減や販促費のコントロールなどにも取り組むことで増収増益とする。想定為替レートは1ドル=150円(26年3月期150円97銭)、1ユーロ=180円(同174円54銭)としている。26年3月期決算は売上高8934億6400万円(前の期比5.3%増)、営業利益778億6800万円(同15.0%増)、純利益676億2400万円(同23.5%増)だった。P&S(プリンティング&ソリューションズ)事業で価格対応効果を含め本体・消耗品の販売が堅調に推移したほか、マシナリー事業で産業機器の販売が好調だったことが寄与した。同時に、上限を1000万株(自己株式を除く発行済み株数の4.02%)、または200億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は5月11日から来年4月30日まで。また、6月1日付けで自社株730万7400株(消却前発行済み株数の2.84%)を消却するとした。 ■三菱自動車工業 <7211> 329円 +22.3 円 (+7.3%) 本日終値 三菱自動車工業<7211>は急反発。前週末8日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は3兆2600億円(前期比12.5%増)、営業利益予想は900億円(同19.2%増)、最終利益予想は250億円(同2.5倍)としており、好感した買いが集まった。前期の下期に連続投入した新型車の通年寄与や仕向け地の拡大により、販売台数は85万7000台(同7.5%増)を計画する。26年3月期は売上高が前回予想の2兆9000億円に対し2兆8965億3600万円(前の期比3.9%増)だった一方、営業利益は700億円から755億1700万円(同45.6%減)、最終利益は100億円から100億1500万円(同75.6%減)で着地した。米国の環境規制動向を踏まえた環境規制対応費用引当金の見直しなどで営業利益が想定を上回ったほか、為替差損益の改善などで営業外損益も予想を超えた。 ■ユナイテッドアローズ <7606> 2,655円 +178 円 (+7.2%) 本日終値 ユナイテッドアローズ<7606>は後場一段高となり、年初来高値を更新した。きょう午後0時30分ごろ、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は1661億8000万円(前期比1.0%増)、営業利益予想は100億円(同9.6%増)とした。年間配当予想は中間32円・期末60円の合計92円(前期実績は89円)を見込む。同時に取得総数100万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.6%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これらを好感した買いが集まった。今期は新規出店18店舗、退店1店舗を計画し期末店舗数は290店舗となる見通し。29年3月期を最終年度とする中期経営計画(27年3月期~)に基づき、既存事業の成長を通じた市場シェアの拡大や収益性の向上、海外事業における店舗数や顧客数の増加などを目指す。なお、26年3月期は売上高が1646億300万円(前の期比9.1%増)、営業利益が91億2600万円(同14.3%増)だった。自社株買いは取得期間を5月12日から8月31日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで行う。 ■JT <2914> 6,164円 +395 円 (+6.9%) 本日終値 8日に決算を発表。「1-3月期(1Q)最終は25%増益で着地」が好感された。 JT <2914> [東証P] が5月8日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。26年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終利益は前年同期比25.1%増の1970億円に伸び、通期計画の5700億円に対する進捗率は34.6%に達したものの、5年平均の42.1%を下回った。 ■ゼリア新薬工業 <4559> 2,285円 +140 円 (+6.5%) 本日終値 8日に決算を発表。「今期経常は18%増で2期ぶり最高益、前期配当を1円増額・今期は1円増配へ」が好感された。 ゼリア新薬工業 <4559> [東証P] が5月8日大引け後(16:00)に決算を発表。26年3月期の連結経常利益は前の期比14.0%減の110億円になったが、27年3月期は前期比17.7%増の130億円に拡大を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。6期連続増収になる。同時に、前期の年間配当を48円→49円(前の期は47円)に増額し、今期も前期比1円増の50円に増配する方針とした。 ■ガンホー <3765> 2,512円 +137 円 (+5.8%) 本日終値 8日に決算を発表。「1-3月期(1Q)経常は42%増益で着地」が好感された。 ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> [東証P] が5月8日大引け後(15:30)に決算を発表。26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比41.9%増の45.7億円に拡大した。 ■YKT <2693> 330円 +80 円 (+32.0%) ストップ高 本日終値 YKT<2693>がストップ高。株価200円台と低位で時価総額30億円前後の超小型株ということもあり、個人投資家などの短期筋がここぞと攻勢を強めている。エレクトロニクス系機械商社で半導体分野での実績が高く、高技術力とコンサル分野のノウハウが強みとなっている。前週末8日取引終了後に発表した、26年12月期第1四半期(26年1~3月)決算は営業損益が2億1000万円(前年同期は1億5400万円の赤字)と急改善した。今期は通期予想が1億9000万円を計画していたが、既にこれを超過している。第1半期ということもあって通期見通しについては従来予想を据え置いているが、上方修正期待が低位の株価を強力に刺激する格好となっている。同社株は小型で特定株比率も総株式数の過半を占めているのだが、潜在的な出来高流動性の高さが特長で折に触れ急騰習性を発揮する場面が多い。 ●ストップ高銘柄 CSHD <3810> 371円 +80 円 (+27.5%) ストップ高 本日終値 ブルーイノベーション <5597> 2,618円 +500 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値 津田駒工業 <6217> 2,235円 +400 円 (+21.8%) ストップ高 本日終値 インターアクション <7725> 2,271円 +400 円 (+21.4%) ストップ高 本日終値 など、16銘柄 ●ストップ安銘柄 トーシンHD <9444> 247円 -80 円 (-24.5%) ストップ安 本日終値 JMDC <4483> 2,665円 -700 円 (-20.8%) ストップ安 本日終値 ReYuu Japan <9425> 353円 -80 円 (-18.5%) ストップ安 本日終値 千代田化工建設 <6366> 843円 -150 円 (-15.1%) ストップ安 本日終値 デジタルアーツ <2326> 4,240円 -700 円 (-14.2%) ストップ安 本日終値 など、5銘柄 株探ニュース