話題株ピックアップ【昼刊】:キオクシア、DMG森精機、ネクセラ

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■キオクシア <285A>  43,410円   +7,000 円 (+19.2%) ストップ高買い気配   11:30現在  東証プライム 上昇率4位
 キオクシアホールディングス<285A>がストップ高の水準となる4万3410円でカイ気配となっている。AI関連の需要拡大を背景としたメモリー市況高を満喫する同社だが、4月30日に好決算を発表した同業の米サンディスクが日本の大型連休期間中に新値追いの展開となり、前月末の水準と比べると6日時点で上昇率は28%超となった。同じく同業の韓国サムスン電子の上げも鮮烈で、同社の時価総額は1兆ドルを突破した。世界的なメモリー関連株への資金流入が続いたことを背景に、大型連休中のキオクシアに大量の買い注文が殺到。値つかずのまま気配値を切り上げる格好となった。

■DMG森精機 <6141>  3,574円   +574 円 (+19.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率5位
 DMG森精機<6141>が大幅高で6連騰。同社は前営業日となる1日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を修正した。今期の売上高予想を従来の見通しから300億円増額して5650億円(前期比9.7%増)、最終利益予想を45億円増額して150億円(同37.6%減)に引き上げた。業況を評価した買いが優勢となっている。グローバルで受注が拡大したほか、対ユーロで円安基調が継続したことを受け、想定為替レートを見直した影響も織り込んだ。1~3月期の売上高は前年同期比18.9%増の1355億3100万円、最終利益は同8.9倍の14億8800万円だった。

■ネクセラファーマ <4565>  1,102円   +150 円 (+15.8%) ストップ高   11:30現在
 ネクセラファーマ<4565>がストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は1日取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。営業損益が32億4400万円の黒字(前年同期は21億9300万円の赤字)に浮上したことが好感されているようだ。売上収益は前年同期比69.4%増の112億5600万円で着地した。マイルストーンの達成が7件(前年同期は1件)となったことが主な要因。また、研究開発領域の重点的な絞り込みを進めたことや経費削減に取り組んだことで、研究開発費や販管費が減少したことが損益面に寄与した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。

■セイコーエプソン <6724>  2,381円   +286 円 (+13.7%)  11:30現在
 セイコーエプソン<6724>は3日ぶりに急反騰し、年初来高値を更新した。前営業日1日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は1兆4500億円(前期比2.6%増)、最終利益予想は590億円(同3.2倍)とした。年間配当予想は中間・期末各40円の合計80円(前期実績は74円)としており、これらを好感した買いが集まっている。プレシジョンイノベーション事業が業績を牽引する。同事業ではインクジェットソリューションズにおける主要市場の中国の回復や、マイクロデバイスにおけるデータセンターやAI、車載市場などでの需要拡大を見込む。そのほか、インダストリアル&ロボティクス事業やビジュアル&ライフスタイル事業も増収増益を計画している。なお、26年3月期は売上高が1兆4132億5100万円(前の期比3.7%増)、最終利益は182億100万円(同67.0%減)だった。デジタル印刷ソフトウェアソリューションの開発・販売を手掛ける米子会社Fieryについて、減損損失259億円を計上したことが響いた。

■AREホールディングス <5857>  3,930円   +425 円 (+12.1%)  11:30現在
 AREホールディングス<5857>は3日ぶりに急反騰している。前営業日1日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は6800億円(前期比19.3%増)、最終利益予想は290億円(同19.0%増)とした。年間配当予想については中間65円・期末70円の合計135円(前期実績は125円)としており、これらを好感した買いが集まっている。主力の貴金属リサイクル事業でAIデータセンターの需要が拡大する電子分野、坂東工場の本格稼働に伴い採算性・競争力が向上する触媒分野を中心に成長を見込む。なお、26年3月期は売上高が5699億9200万円(前の期比12.6%増)、最終利益が244億4100万円(同70.7%増)だった。貴金属リサイクル事業における貴金属価格の上昇や電子分野での金回収量の増加、北米精錬事業における精錬量の拡大や製品加工の増加などが業績を押し上げた。

■東ソー <4042>  2,713円   +269.5 円 (+11.0%)  11:30現在
 東ソー<4042>がマドを開けて急伸し、上場来高値を更新した。7日付の日本経済新聞朝刊が「東ソーは2029年にもデータセンター向け光ケーブルを量産する」と報じ、材料視されたようだ。記事によると、光ファイバー研究で著名な慶応義塾大学の小池康博特任教授の成果を活用。通信速度は従来より2倍速いという。

■ワークマン <7564>  7,900円   +740 円 (+10.3%)  11:30現在
 ワークマン<7564>は急反発している。1日の取引終了後に発表した4月度の月次売上高速報で、既存店売上高が前年同月比26.4%増と前月を上回る伸び率となり、また4カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。新たにインナーウェアを導入したリカバリーウェアが引き続き売り上げ成長を牽引したほか、UVカットパーカーやアームカバーなどの春夏商品が好調に推移した。また、降雨の影響により雨関連需要を取り込んだことも奏功した。なお、全店売上高は同32.8%増だった。

■PAコンサル <4071>  2,395円   +217 円 (+10.0%)  11:30現在
 プラスアルファ・コンサルティング<4071>は大口の買い注文に寄り付き商いが成立せず、気配値でのスタートとなった。同社は自然言語処理を使ってテキストデータから情報を抽出するテキストマイニングを軸に、ビッグデータ分析を強みとしており、人事やマーケティング支援などのクラウドサービスを提供する。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を捉え業績は絶好調に推移している。そうしたなか、アクティビストとして名を馳せる香港投資ファンドのオアシス・マネジメントが今月1日付で提出した大量保有報告書で、オアシスによる株式保有比率が8.02%と新たに5%を超過したことが判明した。保有目的はポートフォリオ投資及び重要提案行為としているが、「株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがある」としており、これがPAコンサルの株価を強く刺激する格好となっている。

■アルバック <6728>  10,655円   +833 円 (+8.5%)  11:30現在
 アルバック<6728>が大幅続伸している。2日付の日本経済新聞朝刊で「レアアース(希土類)磁石の製造装置を国内で生産する」と報じられた。記事によると、中国での全量生産体制を見直し26年夏に神奈川県茅ケ崎市の本社工場で生産を再開するという。経済安全保障の観点から中国依存からの脱却を求める声が欧米企業を中心に高まっていることから、脱中国依存の動きが好感されているようだ。

■アドバンテスト <6857>  30,000円   +2,185 円 (+7.9%)  11:30現在
 アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置大手に投資資金が集中、一斉にカイ気配で始まる人気となった。東京市場が大型連休で休場となっている間に米国株市場ではAI・半導体関連を中心に上値指向を強め、ナスダック総合株価指数は史上最高値圏を快走している。そうしたなか、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も目を見張る上昇トレンドを描いており、東京市場もこれに追随する格好となった。特に注目されるのは連休谷間の1日ザラ場に4万8190円の上場来高値をつけた東エレク。きょうは同社株が連日で最高値を更新するなか、他の半導体製造装置メーカーの株価もそれに追随する動きとなり、浮揚力が働く展開が予想される。

■フィデアHD <8713>  2,010円   +94 円 (+4.9%)  11:30現在
 フィデアホールディングス<8713>は大幅続伸している。1日の取引終了後に、集計中の26年3月期の連結業績について、最終利益が従来予想の33億円から41億円(前の期比45.6%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。貸出金利息及び有価証券利息配当金を背景に資金利益が計画を上回ったことが要因としている。

■ZACROS <7917>  1,426円   +66 円 (+4.9%)  11:30現在
 ZACROS<7917>が大幅高で3日ぶりに反発している。1日の取引終了後にインドに子会社を設立したと発表しており、海外事業強化を期待した買いが入っている。既に4月に営業開始しており、高性能液体容器「キュービテーナー」を中心にインドや中東市場での販売拡大を図る。なお、同件が27年3月期業績に与える影響は軽微としている。

■ユシロ <5013>  3,490円   +160 円 (+4.8%)  11:30現在
 ユシロ<5013>が大幅続伸している。午前10時35分ごろに東京大学発スタートアップのIDATENase(東京都文京区)と共同でAIを活用したダイカスト製造の生産性向上に関するプロジェクトを開始したと発表しており、好材料視されている。IDATENaseが提供するAI技術を活用し、可視化離型剤「Visilube シリーズ」から得られる皮膜分布データをもとに、ダイカスト製造現場の生産効率向上に向けた検証を進める。同シリーズは離型剤皮膜の分布状態を視覚的に把握できる点が主な特徴であり、この特性を生かして工程の安定化や品質向上を支援する新たなアプローチを模索。これまでは個々の経験や属人的な判断に頼ることが多かった製造現場において、客観的なデータをもととした運用手法の確立を目指すとしている。

■東京きらぼし <7173>  12,190円   +500 円 (+4.3%)  11:30現在
 東京きらぼしフィナンシャルグループ<7173>が大幅続伸している。4日の日本経済新聞電子版で「きらぼし銀行を傘下に持つ東京きらぼしフィナンシャルグループ(FG)は、東京都出資の優先株400億円分を年内にも全額返済する」と報じられており、旧新銀行東京の「負の遺産」処理終結への期待感から買われているようだ。なお、東京きらぼしは報道に対し、「当社が発表したものではない。優先株式の償還など、経営戦略上における資本政策についてさまざまな選択肢を含めて検討しているが、現時点で決定した事実はない。同件については8日の取締役会に付議する予定だ」とのコメントを発表している。

■サカイ引越センター <9039>  2,935円   +63 円 (+2.2%)  11:30現在
 サカイ引越センター<9039>が3日ぶりに反発している。午前11時ごろに発表した4月度の月次売上高(速報)が前年同月比2.2%増となり、10カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。

●ストップ高銘柄
 ReYuu Japan <9425>  353円   +80 円 (+29.3%) ストップ高   11:30現在
 アストマックス <7162>  378円   +80 円 (+26.8%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ミナトホールディングス <6862>  3,760円   +700 円 (+22.9%) ストップ高   11:30現在
 イビデン <4062>  16,375円   +3,000 円 (+22.4%) ストップ高   11:30現在
 SUMCO <3436>  3,033円   +500 円 (+19.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、13銘柄

●ストップ安銘柄
 アクアライン <6173>  49円   -30 円 (-38.0%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄


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