前週末1日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
投稿:
■有沢製 <5208> 2,277円 (-446円、-16.4%) 東証プライムの下落率3位。有沢製作所 <5208> [東証P]が続急落。4月30日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を613億円(前期比8.5%増)、最終利益を40億円(同19.9%減)と発表した。前期に投資有価証券売却益など特別利益を計上した反動が出る見込み。配当予想は98円(前期122円)とした。最終減益の見通しを示したことがネガティブ視されたようだ。同時に発表した26年3月期決算は、売上高が564億7400万円(前の期比13.4%増)、最終利益が49億9500万円(同25.8%増)だった。主力の電子材料でスマートフォンやパソコン、AIサーバー向けの需要が増加した。 ■アルプスアル <6770> 2,012.5円 (-354円、-15.0%) 東証プライムの下落率4位。アルプスアルパイン <6770> [東証P]が4日ぶりに急反落。同社は4月30日大引け後(15:30)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比61.0%増の491億円に拡大したが、27年3月期は前期比7.4%減の455億円に減る見通しとなったことが嫌気されたようだ。 ■エアウォータ <4088> 1,895.5円 (-323円、-14.6%) 一時ストップ安 東証プライムの下落率5位。エア・ウォーター <4088> [東証P]が続急落、一時ストップ安となった。東京証券取引所が4月30日、同社株を特別注意銘柄に指定すると発表した。経営トップを含む一部の経営陣の関与のもとで不適切な会計処理が行われていた問題を巡り、企業行動規範の遵守すべき事項(業務の適正を確保するために必要な体制整備)の規定に違反したと認められ、かつ内部管理体制について改善の必要性が高いと認められるため。あわせて上場契約違約金9120万円の支払いを求めるという。これを受け、会社側は5月1日朝方にコメントを開示。企業風土やガバナンスなどの「抜本的な見直しと強化」を経営の最優先課題として進めるとした上で、「再発防止策の着実な実行」と「進捗状況の適切な開示」を通じて信頼回復に全力を尽くしていく考えを示した。 ■Vテク <7717> 4,130円 (-700円、-14.5%) ストップ安 東証プライムの下落率6位。ブイ・テクノロジー <7717> [東証P]がストップ安。4月30日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を560億円から529億円(前の期比14.5%増)へ、営業利益を45億円から35億円(同92.2%増)へ下方修正すると発表した。半導体・フォトマスク事業の設置時期延伸による売り上げ未達に加え、FPD装置事業における中国向けCF露光機の27年3月期への一部延伸などが要因。これを嫌気した売りが優勢となっている。 ■クイック <4318> 766円 (-75円、-8.9%) 東証プライムの下落率10位。クイック <4318> [東証P]が続急落。同社は4月30日大引け後(15:30)に決算を発表、26年3月期の連結経常利益は前の期比1.7%増の46.8億円になったが、27年3月期は前期比10.0%減の42.2億円に減る見通しとなったことが嫌気されたようだ。同時に、前期の年間配当を68円→71円(前の期は1→3の株式分割前で96円)に増額し、今期は38円とし、前期の株式分割を考慮した実質配当は0.9%増配とする方針とした。 ■クレハ <4023> 3,660円 (-240円、-6.2%) クレハ <4023> [東証P]が続急落。4月30日取引終了後、26年3月期連結業績予想について最終損益を100億円の黒字から一転して101億円の赤字(前の期78億の黒字)へ下方修正すると発表した。配当予想も219円から214円(前の期86円70銭)へ減額した。これを嫌気した売りが出ている。フッ化ビニリデン樹脂(PVDF)製造設備とクレメジン(慢性腎不全用剤)製造設備の減損損失の計上が見込まれるため。なお、売上高予想についても1650億円から1610億円(前の期比0.6%減)へ下方修正した。 ■岡部 <5959> 899円 (-54円、-5.7%) 岡部 <5959> [東証P]が続急落。同社は4月30日大引け後(15:30)に決算を発表、26年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常利益は前年同期比45.1%減の5.7億円に落ち込み、1-6月期(上期)計画の24.5億円に対する進捗率は23.6%にとどまり、5年平均の44.7%も下回ったことが嫌気されたようだ。 ■特殊陶 <5334> 7,962円 (-449円、-5.3%) 日本特殊陶業 <5334> [東証P]が続急落。同社は4月30日大引け後(15:40)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表、26年3月期の連結最終利益は前の期比21.9%増の1128億円に伸びたが、27年3月期は前期比7.0%減の1050億円に減る見通しとなったことが嫌気されたようだ。 ※1日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース