話題株ピックアップ【夕刊】(1):テラドローン、トーエネク、日華化学

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■Terra Drone <278A>  9,270円   +1,500 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値
 Terra Drone<278A>はストップ高。前営業日28日の取引終了後、オランダに拠点を置く連結子会社を通じ、ウクライナのディフェンステック企業であるWinnyLab(ウィニーラボ)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。今回の提携に伴い、固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」を発売するとしており、好感した買いが集まった。ウィニーラボ社は通信妨害やGPS遮断が常態化する過酷な実戦環境下で、長時間のパトロールと高速な精密迎撃を両立する電動固定翼迎撃ドローンの開発に成功した。テラドローンは新製品の発売を通じてウィニーラボ社の技術及び運用ノウハウを取り込み、防衛分野におけるソリューションの早期確立を目指す。テラドローンは3月31日にウクライナのディフェンステック企業であるAmazing Drones(アメイジング・ドローンズ)と資本・業務提携契約を締結したことを開示していた。新製品「Terra A2」と前回の提携により発売を始めたロケット型迎撃ドローン「Terra A1」を組み合わることで、脅威の距離・速度・侵入経路に応じた最適な迎撃手段を選択できるようになるという。

■トーエネック <1946>  2,444円   +316 円 (+14.9%)  本日終値  東証プライム 上昇率3位
 トーエネック<1946>が続急伸。28日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高2850億円(前期比4.6%増)、営業利益240億円(同12.0%増)、純利益180億円(同1.1%増)と2ケタ営業増益を見込むことが好感された。中部電力<9502>グループ及び一般得意先ともに受注増を見込み、AIの普及やカーボンニュートラルに関連した需要の高まりを背景に、配電線工事や通信工事の2ケタ成長を見込む。なお、26年3月期決算は、売上高2724億6800万円(前の期比0.6%増)、営業利益214億2100万円(同33.5%増)、純利益178億1000万円(同65.4%増)だった。同時に中期経営計画の数値目標の見直しも発表。28年3月期の経常利益目標を従来の180億円から260億円(26年3月期226億3900万円)へ引き上げており、これも好材料視された。

■日華化学 <4463>  1,838円   +199 円 (+12.1%)  本日終値
 日華化学<4463>は後場終盤に急騰。きょう午後3時ごろ、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高が150億1700万円(前年同期比13.8%増)、営業利益が11億5900万円(同35.4%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まった。主力の化学品事業が業績を牽引。フッ素フリー撥水剤や工程薬剤など高付加価値EHD(環境、健康・衛生、デジタル、先端材料)関連製品の売り上げが拡大したほか、電子材料関連工程薬剤で新規ビジネスを獲得した。

■北陸電気工事 <1930>  1,682円   +180 円 (+12.0%)  本日終値  東証プライム 上昇率5位
 北陸電気工事<1930>は続急伸。28日の取引終了後に発表した26年3月期連結決算で営業利益が51億2100万円(前の期比17.7%増)と従来予想の40億円を大きく上回って着地したことに加えて、27年3月期も営業利益60億円(前期比17.2%増)と2ケタ増益を見込むことが好感された。工程管理や原価管理をより一層徹底しコスト削減に努めたことが奏功したという。26年3月期の売上高は従来予想の610億円をやや上回る610億2800万円(前の期比9.7%増)だった。過去最高だった24年度からの繰越工事高の進捗が順調に進んだことや好調な受注高に支えられたことに加えて、M&Aの効果などが寄与した。27年3月期は売上高700億円(前期比14.7%増)を見込む。25年度からの繰越工事高が過去最大となったことが牽引する。人件費の上昇などを見込むものの、引き続きコスト削減に努めることで2ケタ増益を見込む。

■IDホールディングス <4709>  1,005円   +103 円 (+11.4%)  本日終値  東証プライム 上昇率6位
 IDホールディングス<4709>が後場急伸。午後1時30分ごろに発表した27年3月期連結業績予想で、売上高420億円(前期比6.7%増)、営業利益45億円(同9.0%増)、純利益30億円(同3.2%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を50円と実質増配としたことが好感された。IT投資ニーズが引き続き堅調に推移しており、特に、社内IT環境の整備やAI導入に関するコンサルティングのニーズが増加していることや、事業継続を目的としたセキュリティー対策やITガバナンスに関する投資意欲が高まっていることが追い風となる。なお、26年3月期決算は、売上高393億7100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益41億2800万円(同9.2%増)、純利益29億700万円(同21.7%増)だった。同時に上限を15万株(自己株式を除く発行済み株数の0.44%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は5月1日から10月30日までで、中期経営計画で目標とする総還元性向50~60%に沿うものとしている。

■NSユナイテッド海運 <9110>  7,600円   +640 円 (+9.2%)  本日終値  東証プライム 上昇率10位
 NSユナイテッド海運<9110>が後場急騰。30日午後2時30分ごろ、26年3月期の連結決算を発表。更に27年3月期の業績予想を開示した。27年3月期の売上高は前期比0.1%増の2300億円、営業利益は同12.5%増の231億円、最終利益は同4.1%減の231億円を計画する。26年3月期の業績は計画に対して上振れして着地し、期末配当予想を大幅に引き上げた。今期は2ケタの営業増益予想で、高水準の配当利回りも着目される形となり、買いが集まったようだ。今期はドライバルク市況がブラジル積み鉄鉱石、西アフリカ積みボーキサイトに支えられ、好調を維持すると予想。昨秋開始のギニアからの鉄鉱石出荷に対しては、航海距離の長期化が見込め市況を押し上げると想定する。燃料価格の高騰を懸念しながらも、外航部門の専航船運賃は燃料単価とほぼ連動しており、フリー船も先物を活用したヘッジにより中長期の収益への影響は限定的とみる。内航部門は減益を見込む。前期の期末配当予想について従来の見通しから45円増額して205円(年間310円)とした。今期の年間配当予想は295円。26年3月期の売上高は前の期比7.1%減の2297億8400万円、営業利益は同1.5%増の205億2900万円、最終利益は同29.4%増の240億9500万円となった。

■JIA <7172>  2,192円   +184 円 (+9.2%)  本日終値
 ジャパンインベストメントアドバイザー<7172>が後場急上昇しプラスに転換。午前11時30分ごろに発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高137億5500万円(前年同期比24.8%増)、営業利益92億7000万円(同32.9%増)、純利益61億6700万円(同53.0%増)と大幅増収増益となったことが好感された。主力のオペレーティング・リース事業で商品出資金販売及び案件組成とも順調に推移し、出資金販売額が第1四半期における過去最高額となったことが牽引した。第1四半期時点で、営業利益の上期計画(119億4000万円)に対する進捗率は77%に達するが、会社側では中東情勢による影響がいまだ不透明な状況にあるとして、26年12月期通期業績予想は売上高489億6000万円(前期比26.4%増)、営業利益235億8000万円(同24.9%増)、純利益130億円(同23.3%増)の従来見通しを据え置いている。

■NTN <6472>  382.2円   +30.8 円 (+8.8%)  本日終値
 NTN<6472>は大幅に3日続伸。きょう午前10時ごろ、26年3月期の連結業績について、売上高が前回予想の8050億円から8200億円(前の期比0.7%減)、営業利益が260億円から300億円(同30.7%増)、最終損益が40億円の赤字から110億円の黒字(前の期は238億100万円の赤字)で着地したようだと発表した。最終損益は赤字予想から一転、黒字で着地する見通しになっており、好感した買いが集まっている。規模増加などにより売上高及び営業利益が上振れしたほか、為替差損益の改善や日本セグメントの税効果の影響による税金費用の減少が利益を押し上げた。

■クラシル <299A>  1,047円   +83 円 (+8.6%)  本日終値
 28日に発表した「ゆうちょアプリでレシチャレ広告配信」が買い材料。
 「ゆうちょ通帳アプリ」で節約アプリ「レシチャレ」の広告配信を開始。

■TDK <6762>  2,890.5円   +213.5 円 (+8.0%)  本日終値
 TDK<6762>は大幅高で年初来高値を更新。祝日前28日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を2兆5800億円(前期比3.0%増)、営業利益を2950億円(同8.3%増)と発表。連続で過去最高を更新する見通しを示した。配当予想も40円(前期36円)と増額した。これを好感した買いが集まっている。メモリー需要の逼迫や価格高騰の影響を受けてスマートフォンなどICT製品の生産は減少すると見込む一方、データセンター向けニアライン用HDDやAIデータセンター関連市場は引き続き堅調な需要が見込まれるという。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が2兆5048億円(前の期比13.6%増)、営業利益が2724億1500万円(同21.5%増)だった。

株探ニュース

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