<動意株・30日>(大引け)=IDHD、明和産、GW、北陸電工など

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 IDホールディングス<4709.T>=後場に入り急動意。午後1時30分ごろに発表した27年3月期連結業績予想で、売上高420億円(前期比6.7%増)、営業利益45億円(同9.0%増)、純利益30億円(同3.2%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を50円と実質増配としたことが好感されている。IT投資ニーズが引き続き堅調に推移しており、特に、社内IT環境の整備やAI導入に関するコンサルティングのニーズが増加していることや、事業継続を目的としたセキュリティー対策やITガバナンスに関する投資意欲が高まっていることが追い風となる。なお、26年3月期決算は、売上高393億7100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益41億2800万円(同9.2%増)、純利益29億700万円(同21.7%増)だった。同時に上限を15万株(自己株式を除く発行済み株数の0.44%)、または1億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。

 明和産業<8103.T>=後場急伸。午後1時30分ごろに発表した27年3月期連結業績予想で、売上高1700億円(前期比3.1%増)、営業利益42億円(同1.6%増)、純利益37億円(同9.7%増)を見込み、年間配当予想を前期比5円増の47円としたことが好感されている。引き続き中期経営計画の注力領域である「モビリティ」「環境」「生活」における取り組みを推進し増収増益を目指す。なお、26年3月期決算は、売上高1649億2700万円(前の期比5.2%増)、営業利益41億3200万円(同15.8%増)、純利益33億7400万円(同0.1%減)だった。

 グローバルウェイ<3936.T>=4日ぶり急反発。同社はきょう、グループのタイムチケットが、TikTok公式ダイヤモンドパートナーに認定されているインドネシアのバントゥー・イーコマースと戦略的業務提携を締結したと発表。これが材料視されているようだ。提携による主な取り組みは、「ダイヤモンドパートナーの知見を生かしたグローバル運用支援」「優良エージェンシーと世界最先端ノウハウによるトップライバー育成」「広告案件及び海外公式イベントにおける連携強化」など。日本のライバーやクリエイターが、バントゥーの持つ世界最先端のアルゴリズム分析とマーケティング支援を受け、グローバル市場で大きな影響力を持つための基盤を構築するとしている。

 北陸電気工事<1930.T>=大幅高で続伸。28日の取引終了後に発表した26年3月期連結決算で営業利益が51億2100万円(前の期比17.7%増)と従来予想の40億円を大きく上回って着地したことに加えて、27年3月期も営業利益60億円(前期比17.2%増)と2ケタ増益を見込むことが好感されている。工程管理や原価管理をより一層徹底しコスト削減に努めたことが奏功したという。26年3月期の売上高は従来予想の610億円をやや上回る610億2800万円(前の期比9.7%増)だった。過去最高だった24年度からの繰越工事高の進捗が順調に進んだことや好調な受注高に支えられたことに加えて、M&Aの効果などが寄与した。27年3月期は売上高700億円(前期比14.7%増)を見込む。25年度からの繰越工事高が過去最大となったことが牽引する。人件費の上昇などを見込むものの、引き続きコスト削減に努めることで2ケタ増益を見込む。

 SUMCO<3436.T>=鮮烈高で5年ぶり高値。マドを開け急騰、一時19%を超える上昇で2800円台目前まで買われた。時価は21年7月以来約5年ぶりの高値ゾーンに浮上した。米国ではインテル<INTC>が強烈な上昇トレンドを形成し、前日の米国株市場でも12%を超える急騰で上場来高値圏を舞い上がっており、マーケットでも話題となっている。そのなか、半導体シリコンウエハーで世界屈指の同社は、インテルを主要顧客としていることから連想買いを誘っている。また、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が、2026年1~3月期における世界のシリコンウエハー出荷量が前年同期比13.1%増になったと前日発表しており、これが株価の刺激材料となったとの見方も出ている。株式需給面では「直近メリルリンチ手口で貸株市場を経由した空売り残高が急増していたが、このショートスクイーズ効果も発現している」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。

 内外テック<3374.T>=急速人気化。75日移動平均線を一気に上放れると同時に日足一目均衡表の雲抜けを果たし、年初来高値も大幅更新した。半導体製造装置用の関連機器や各種部品などの販売を手掛ける。東京エレクトロン<8035.T>向けが全体売り上げの80%を占めるなど高いが、AIデータセンター関連の設備投資需要を取り込み、足もとの業績は会社側の想定を上回っている。28日取引終了後、26年3月期業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の295億円から326億1400万円(前の期比8%減)、営業利益は8億1000万円から14億200万円(同10%減)に大幅増額された。また、株主還元も強化し、前期の年間配当を従来計画から5円上乗せの105円(前の期実績は100円)とした。配当利回りは28日終値換算で4.2%と高い。これを手掛かり材料に投資資金が攻勢をかけているが、時価総額100億円未満の小型株で、なおかつ信用買い残が枯れた状態で上値が軽い。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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