話題株ピックアップ【昼刊】:Jディスプレ、テラドローン、SUMCO
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■ジャパンディスプレイ <6740> 120円 +26 円 (+27.7%) 一時ストップ高 11:30現在 東証プライム 上昇率トップ ジャパンディスプレイ<6740>はストップ高。祝日前28日取引終了後、日本経済新聞による3月8日付の対米投融資を巡る報道についてコメントを発表した。最先端ディスプレー工場の運営や技術支援について「検討を行っていることは事実」としつつ、現時点で具体的な内容や条件について決定した事実はないとした。開示すべき事実が生じた場合には速やかに知らせるという。これが株価の刺激材料となり、改めて物色が強まったようだ。 ■Terra Drone <278A> 9,050円 +1,280 円 (+16.5%) 11:30現在 Terra Drone<278A>は大幅続伸。前営業日28日の取引終了後、オランダに拠点を置く連結子会社を通じ、ウクライナのディフェンステック企業であるWinnyLab(ウィニーラボ)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。今回の提携に伴い、固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」を発売するとしており、好感した買いが集まっている。ウィニーラボ社は通信妨害やGPS遮断が常態化する過酷な実戦環境下で、長時間のパトロールと高速な精密迎撃を両立する電動固定翼迎撃ドローンの開発に成功した。テラドローンは新製品の発売を通じてウィニーラボ社の技術及び運用ノウハウを取り込み、防衛分野におけるソリューションの早期確立を目指す。テラドローンは3月31日にウクライナのディフェンステック企業であるAmazing Drones(アメイジング・ドローンズ)と資本・業務提携契約を締結したことを開示していた。新製品「Terra A2」と前回の提携により発売を始めたロケット型迎撃ドローン「Terra A1」を組み合わることで、脅威の距離・速度・侵入経路に応じた最適な迎撃手段を選択できるようになるという。 ■SUMCO <3436> 2,704.5円 +357 円 (+15.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 SUMCO<3436>がマドを開け急騰、一時19%を超える上昇で2800円台目前まで買われた。時価は21年7月以来約5年ぶりの高値ゾーンに浮上した。米国ではインテルが強烈な上昇トレンドを形成し、前日の米国株市場でも12%を超える急騰で上場来高値圏を舞い上がっており、マーケットでも話題となっている。そのなか、半導体シリコンウエハーで世界屈指の同社は、インテルを主要顧客としていることから連想買いを誘っている。また、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が、2026年1~3月期における世界のシリコンウエハー出荷量が前年同期比13.1%増になったと前日発表しており、これが株価の刺激材料となったとの見方も出ている。株式需給面では「直近メリルリンチ手口で貸株市場を経由した空売り残高が急増していたが、このショートスクイーズ効果も発現している」(中堅証券ストラテジスト)という指摘がある。 ■トーエネック <1946> 2,363円 +235 円 (+11.0%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位 トーエネック<1946>が続急伸している。28日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高2850億円(前期比4.6%増)、営業利益240億円(同12.0%増)、純利益180億円(同1.1%増)と2ケタ営業増益を見込むことが好感されている。中部電力<9502>グループ及び一般得意先ともに受注増を見込み、AIの普及やカーボンニュートラルに関連した需要の高まりを背景に、配電線工事や通信工事の2ケタ成長を見込む。なお、26年3月期決算は、売上高2724億6800万円(前の期比0.6%増)、営業利益214億2100万円(同33.5%増)、純利益178億1000万円(同65.4%増)だった。同時に中期経営計画の数値目標の見直しも発表。28年3月期の経常利益目標を従来の180億円から260億円(26年3月期226億3900万円)へ引き上げており、これも好材料視されている。 ■北陸電気工事 <1930> 1,645円 +143 円 (+9.5%) 11:30現在 東証プライム 上昇率6位 北陸電気工事<1930>は続急伸している。28日の取引終了後に発表した26年3月期連結決算で営業利益が51億2100万円(前の期比17.7%増)と従来予想の40億円を大きく上回って着地したことに加えて、27年3月期も営業利益60億円(前期比17.2%増)と2ケタ増益を見込むことが好感されている。工程管理や原価管理をより一層徹底しコスト削減に努めたことが奏功したという。26年3月期の売上高は従来予想の610億円をやや上回る610億2800万円(前の期比9.7%増)だった。過去最高だった24年度からの繰越工事高の進捗が順調に進んだことや好調な受注高に?えられたことに加えて、M&Aの効果などが寄与した。27年3月期は売上高700億円(前期比14.7%増)を見込む。25年度からの繰越工事高が過去最大となったことが牽引する。人件費の上昇などを見込むものの、引き続きコスト削減に努めることで2ケタ増益を見込む。 ■NTN <6472> 378.3円 +26.9 円 (+7.7%) 11:30現在 東証プライム 上昇率9位 NTN<6472>は大幅に3日続伸している。きょう午前10時ごろ、26年3月期の連結業績について、売上高が前回予想の8050億円から8200億円(前の期比0.7%減)、営業利益が260億円から300億円(同30.7%増)、最終損益が40億円の赤字から110億円の黒字(前の期は238億100万円の赤字)で着地したようだと発表した。最終損益は赤字予想から一転、黒字で着地する見通しになっており、好感した買いが集まっている。規模増加などにより売上高及び営業利益が上振れしたほか、為替差損益の改善や日本セグメントの税効果の影響による税金費用の減少が利益を押し上げた。 ■TDK <6762> 2,870円 +193 円 (+7.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率10位 TDK<6762>は大幅高で年初来高値を更新。祝日前28日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を2兆5800億円(前期比3.0%増)、営業利益を2950億円(同8.3%増)と発表。連続で過去最高を更新する見通しを示した。配当予想も40円(前期36円)と増額した。これを好感した買いが集まっている。メモリー需要の逼迫や価格高騰の影響を受けてスマートフォンなどICT製品の生産は減少すると見込む一方、データセンター向けニアライン用HDDやAIデータセンター関連市場は引き続き堅調な需要が見込まれるという。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が2兆5048億円(前の期比13.6%増)、営業利益が2724億1500万円(同21.5%増)だった。 ■マキタ <6586> 5,830円 +378 円 (+6.9%) 11:30現在 マキタ<6586>が3連騰している。28日の取引終了後に発表した27年3月期連結業績予想で、売上高8200億円(前期比5.5%増)、営業利益1100億円(同5.1%増)、純利益810億円(同2.0%増)と増収増益を見込み、中間配当を79円(前年同期20円、年間配当は未定)としたことが好感されている。ラインアップの拡充や販売人員の増強を進めることで、ハイパワー・長寿命・高耐久の「40Vmaxリチウムイオンバッテリ」シリーズの園芸やインフラ関連といった建築市場以外の新たな分野の市場開拓を期待する。なお、想定為替レートは1ドル=155円(前期実績150円67銭)、1ユーロ=180円(同174円64銭)、1元=22円50銭(同21円22銭)としている。同時に発表した26年3月期決算は、売上高7776億円(前の期比3.2%増)、営業利益1047億500万円(同2.2%減)、純利益794億1400万円(同0.1%増)だった。「40Vmax」製品の伸長により増収となったものの、販売人員や広告宣伝費の増加などが利益を圧迫した。なお、年間配当は150円としている。 ■日本精化 <4362> 2,550円 +165 円 (+6.9%) 11:30現在 日本精化<4362>が大幅に3日続伸となっている。同社は28日取引終了後、27年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比6.7%増の57億円としていることや、年間配当計画を前期比6円増配の104円としていることが好感されているようだ。売上高は同10.7%増の374億円を見込む。経営基盤の更なる強化に取り組むとともに、収益拡大への貢献が期待できる品目への選択と集中を推進する方針。なお、前提為替レートは1ドル=155円、1ユーロ=180円としている。 ■富士電機 <6504> 12,950円 +300 円 (+2.4%) 11:30現在 富士電機<6504>は大幅反発している。前営業日28日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は1兆2750億円(前期比3.9%増)、営業利益は1425億円(同4.3%増)としており、好感した買いが集まっている。エネルギー部門が成長を牽引する。データセンター関連の需要を受け、同部門の施設電源システムについては受注高で前期比20~30%増、売上高で同30%増の水準になると見込む。26年3月期は売上高が1兆2275億9500万円(前の期比9.3%増)、営業利益が1366億2000万円(同16.1%増)だった。蓄電システムの案件やデータセンター向け需要が増えたエネルギー部門、ITソリューション分野において文教分野の大口案件が増加したインダストリー部門が業績を押し上げた。同時に取得総数250万株(発行済み株式総数の1.7%)、取得総額210億円を上限とする自社株の取得枠を設定したと発表した。取得期間は2026年5月1日から27年3月31日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。 ■電通総研 <4812> 2,185円 +42 円 (+2.0%) 11:30現在 電通総研<4812>が続伸している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算が、売上高438億2000万円(前年同期比8.9%増)、営業利益65億8800万円(同14.0%増)、純利益46億4800万円(同13.1%増)と2ケタ増益で着地したことが好感されている。受託システム開発がメガバンクや政府系金融機関、信託銀行向けに拡大した金融ソリューションや、統合人事ソリューション「POSITIVE」の導入が電力業及び商社向けに拡大したビジネスソリューション、受託システム開発が電通グループ及び運輸業向けに拡大したコミュニケーションITの各セグメントが牽引した。また、受託システム開発とソフトウェア製品を中心とした売上総利益率の向上も利益を押し上げた。なお、26年12月期通期業績予想は、売上高1820億円(前期比10.4%増)、営業利益255億円(同11.4%増)、純利益180億円(同10.0%増)の従来見通しを据え置いている。 ■信越化学工業 <4063> 7,213円 +132 円 (+1.9%) 11:30現在 信越化学工業<4063>が5日続伸している。28日の取引終了後に上限を4500万株(自己株式を除く発行済み株数の2.42%)、または2500億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。取得期間は5月21日から来年4月27日までで、株主還元の一環として実施する。同時に26年3月期連結決算を発表しており、売上高2兆5739億円(前の期比0.5%増)、営業利益6352億400万円(同14.4%減)、純利益4744億5900万円(同11.2%減)となった。半導体市場がAI関連の活況によりそれ以外の分野の需要も上向いたことで、シリコンウエハー、フォトレジスト、マスクブランクスなどの半導体材料が伸長したが、塩化ビニルの市況軟化が響いた。なお、27年3月期業績予想は「中東情勢とそれに起因するエネルギーや基礎資材の供給制約と価格変動に鑑み予想を合理的に行うことは難しい」として、開示が可能になった時点で速やかに開示するとしている。 ■山崎製パン <2212> 3,263円 +50 円 (+1.6%) 11:30現在 山崎製パン<2212>が全般地合い悪に抗して大底圏から切り返し急となっている。株価は今週明け27日に年初来安値を更新したばかりだったが、きょうはカイ気配スタートで寄り後も一段高、一時200円近い上昇で3400円台まで駆け上がる場面があった。28日取引終了後に発表した26年12月期第1四半期(26年1~3月)決算は、売上高が前年同期比5%増の3336億7200万円、営業利益が同9%増の183億2800万円と好調を堅持した。また、7月1日出荷分から一部商品(食パン、菓子パン、和洋菓子)の値上げを実施することを発表、平均で5.6%の値上げとなることで、一段と収益へのプラス寄与が見込めるとの思惑が株価を強く刺激している。 ■三菱電機 <6503> 6,158円 +80 円 (+1.3%) 11:30現在 三菱電機<6503>は4連騰。新値追いとなっている。前営業日28日の取引終了後、26年3月期の連結決算の発表にあわせて、27年3月期の通期業績予想を開示した。売上高予想は6兆2000億円(前期比5.2%増)、最終利益予想は4750億円(同16.5%増)としており、大幅増益の見通しを好感した買いが集まっている。中東情勢による原油由来の原材料・物流費の高騰を織り込みつつも、インフラ部門の防衛システムやインダストリー・モビリティ部門のFAシステムの事業規模拡大、ライフ部門のビルシステム及び空調・家電における需要増加などにより大幅増益を見込む。26年3月期は売上高が5兆8947億47000万円(前の期比6.8%増)、最終利益が4077億5800万円(同25.8%増)だった。国内の交通事業や海外向け無停電電源装置(UPS)事業などの売り上げが増えたインフラ部門、AI関連の設備投資や工作機械関連需要などの増加を背景に売り上げを伸ばしたインダストリー・モビリティ部門をはじめ、各部門で増収増益を達成した。 ■富士通 <6702> 3,198円 -495 円 (-13.4%) 11:30現在 東証プライム 下落率トップ 富士通<6702>は急落。祝日前28日取引終了後、27年3月期連結業績予想について売上高を3兆5100億円(前期比0.2%増)、最終利益を3100億円(同31.0%減)と発表した。最高益だった前期から一転減益となる見通しを示し、これを嫌気した売りが優勢となっている。DX支援サービス「ユーバンス」やモダナイゼーションサービスを中心に引き続き業績への貢献を見込む。事業再編やM&Aに伴う一過性損益などを除く調整後ベースでは最終増益となる見通しだ。配当予想は55円(前期50円)とした。なお、同時に発表した26年3月期決算は、売上高が3兆5029億円(前の期比1.3%減)、最終利益は4494億800万円(同2.0倍)だった。あわせて、取得上限1億株(自己株式を除く発行済み株式総数の5.76%)、または1500億円とする自社株買いの実施を発表した。期間は5月1日~来年3月31日。 ■シンポ <5903> 1,514円 +300 円 (+24.7%) ストップ高買い気配 11:30現在 シンポ<5903>がストップ高の水準となる1514円でカイ気配となった。前営業日となる28日の取引終了後、MBO(経営陣が参加する買収)の一環として、同社の取締役で創業家の山田清久氏が代表を務めるヤマタケ総業(名古屋市名東区)がSHINPOに対し、非公開化を目的にTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。買付価格は1株1700円で、株価はこれにサヤ寄せをする動きをみせている。買付予定数の下限は171万950株で、上限は設定しない。買付期間は4月30日から6月15日まで。TOBが成立した場合、所定の手続きを経て、SHINPOは上場廃止となる見通し。東京証券取引所は4月28日付でSHINPOを監理銘柄(確認中)に指定した。 ●ストップ高銘柄 ティラド <7236> 11,110円 +1,500 円 (+15.6%) ストップ高買い気配 11:30現在 など、2銘柄 ●ストップ安銘柄 フライヤー <323A> 525円 -100 円 (-16.0%) ストップ安 11:30現在 以上、1銘柄 株探ニュース