株価指数先物【引け後】 半導体やAI関連株の値動きに振らされる
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大阪6月限 日経225先物 60240 +520 (+0.87%) TOPIX先物 3732.0 +16.5 (+0.44%) ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示 日経225先物(6月限)は前日比520円高の6万0240円で取引を終了。寄り付きは5万9950円と、シカゴ日経平均先物の清算値(6万0045円)にサヤ寄せする形で、買いが先行した。現物の寄り付き時に6万0270円まで上げ幅を広げ、買い一巡後は短期的なショートが入り、5万9670円と下落に転じる場面もみられた。ただし、下へのバイアスは強まらず、ロング優勢の需給状況のなかで前場終盤にかけて上げ幅を広げ、6万0600円~6万0700円辺りで保ち合いを継続。 後場に入りこのレンジを上抜けると、中盤にかけて6万0970円まで買われる場面もみられた。ただ、その後は終盤にかけて持ち高調整とみられるロング解消により、6万0500円~6万0600円辺りでの攻防が続いたが、アドバンテスト<6857>[東証P]の2027年3月期見通しが予想に届かなかったとして、終了間際に6万0240円まで上げ幅を縮める形となった。 日経225先物はボリンジャーバンドの+1σ(5万8960円)と+2σ(6万1930円)とのレンジ内での推移を継続。現物の寄り付き後ほどなくして下落に転じる場面もみられたが、下へのバイアスは強まらず、早い段階でショートカバーに向かわせていた。アドバンテストや東京エレクトロン<8035>[東証P]、ソフトバンクグループ<9984>[東証P]など指数インパクトの大きい半導体やAI(人工知能)関連株の値動きに振らされる形だった。 ソフトバンクグループが買い疲れ感から利食いに押されたほか、アドバンテストは後場開始直後に3万2400円まで急伸した後は、3万1500円を挟んでの保ち合いが目立った。今期見通しは2ケタ増収増益であるが、コンセンサス予想の上限にはわずかに届かなかった。PTS(私設取引)では4%あまり下落して推移しており、日経225先物はナイトセッションでショートを誘う可能性はあるだろう。 ゴールデンウィークに突入することで積極的にポジションを傾けてくる動きは限られ、スキャルピング中心のトレードを余儀なくされよう。上向きで推移する+1σと+2σとのレンジが意識されるなかで短期的にショートが入る局面では、その後のカバー想定した押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。 NT倍率は先物中心限月で16.14倍(24日は16.07倍)に上昇した。指数インパクトの大きい値がさハイテク株に振らされる形であり、16.25倍まで切り上がった後に16.06倍に低下する場面もみられた。半導体やAI関連株にらみの展開は続きそうだが、本日も東証プライムの過半数が下落している。NT倍率は足もとの上昇に対するリバランスは意識されるものの、方向性としては引き続きNTロングに振れやすいだろう。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5543枚、ソシエテジェネラル証券が1万1772枚、バークレイズ証券が7692枚、サスケハナ・ホンコンが2685枚、BNPパリバ証券が1636枚、JPモルガン証券が1460枚、モルガンMUFG証券が1271枚、ドイツ証券が1197枚、ゴールドマン証券が1185枚、野村証券が1118枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が2万1922枚、ABNクリアリン証券が1万7584枚、バークレイズ証券が1万5951枚、JPモルガン証券が7183枚、ゴールドマン証券が4288枚、ビーオブエー証券が3412枚、モルガンMUFG証券が3386枚、BNPパリバ証券が3097枚、サスケハナ・ホンコンが2647枚、みずほ証券が1380枚だった。 株探ニュース