明日の為替相場見通し=原油先高観からドル買い優勢か
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、ホルムズ海峡を巡る緊張状態で原油の先高観が根強いことからドルが買われやすいだろう。予想レンジは1ドル=159円20銭~160円10銭。 米国とイランの再協議が実現するかが注目されているが、イランのペゼシュキアン大統領は「米国のコミットメント違反やイランの港湾封鎖などが真の交渉への主要な障害になっている」との認識を示しており、戦闘終結への道筋がみえない状況が続いている。また、イラン革命防衛隊は22日、ホルムズ海峡を許可なく航行したとして船舶2隻を拿捕(だほ)し、更に1隻を攻撃したと発表。同海峡の通航が正常化するには時間がかかりそうで、原油価格の高止まりが続けばインフレ懸念を背景とした米金利上昇によるドル買いや、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化を意識した円売りが出やすい。ただ、為替介入への警戒感がくすぶっているほか、来週は日米欧の中央銀行が政策金利を決める「中銀ウィーク」となることから一方向には持ち高を傾けにくいだろう。 なお、日本時間今晩には前週分の米新規失業保険申請件数、4月の米購買担当者景気指数(PMI)速報値が発表される。 出所:MINKABU PRESS