話題株ピックアップ【夕刊】(1):カカクコム、石油資源、SBI新生銀
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■カカクコム <2371> 2,621円 +500 円 (+23.6%) ストップ高 本日終値 東証プライム 上昇率トップ カカクコム<2371>が急騰。米ブルームバーグ通信が23日、「企業買収を手掛けるスウェーデンのEQTが、カカクコムの買収を検討している」と報じた。TOB(株式公開買い付け)を巡る思惑が広がる形となり、買い注文が殺到した。 ■石油資源開発 <1662> 2,315円 +188 円 (+8.8%) 本日終値 東証プライム 上昇率4位 石油資源開発<1662>が8日ぶりに急反発。トランプ米大統領は21日、イランとの停戦延長を発表したが、ホルムズ海峡の逆封鎖の継続を表明。原油の供給懸念が続くなか、22日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月限が前日比3.29ドル高の1バレル=92.96ドルと上昇。日本時間23日正午時点では94ドル前後で推移し高止まり状態が続いている。この原油価格上昇が同社株の追い風に働いている。また、同社は22日「JAPEX経営計画 2026-35」を発表した。同経営計画の業績目標は、31年度の純利益を750億円、35年度は同1000億円(25年度予想450億円)とした。原油ガスの生産量を拡大し、株主還元の強化も視野に入れている。ROEは25年度見通し6.7%を35年度に12%以上に引き上げることを目指す。 ■SBI新生銀行 <8303> 1,747円 +112 円 (+6.9%) 本日終値 東証プライム 上昇率7位 SBI新生銀行<8303>が後場に入り急上昇。午前11時30分ごろに集計中の26年3月期連結業績予想について、最終利益が従来予想の1000億円から1130億円(前の期比33.7%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入った。法人貸出、個人預金、住宅ローンなどにおける利ザヤ収益や手数料収益の拡大、証券投資における運用収益の拡大などが寄与した。なお、業績上振れに伴い、期末一括配当予想を34円から42円へ引き上げた。 ■GMO-FH <7177> 1,039円 +42 円 (+4.2%) 本日終値 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>は反発。年初来高値を更新した。22日取引終了後、26年12月期の配当予想を42円8銭から54円76銭(前期57円58銭)に増額修正すると発表。足もとの業績動向を勘案した。あわせて第1四半期(1~3月)連結決算の速報値を明らかにした。純利益は42億500万円(前年同期25億400万円)と大幅増益で着地したもよう。株価指数の値動きを背景に売買代金が大きく増加したCFDの収益が全体を牽引した。金や原油など商品市場の活況も追い風となった。正式な決算発表は30日の予定。 ■キヤノンMJ <8060> 3,742円 +142 円 (+3.9%) 本日終値 キヤノンマーケティングジャパン<8060>は大幅反発し、上場来高値を更新した。22日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高が1716億6600万円(前年同期比2.6%増)、営業利益が185億2600万円(同40.7%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まった、営業利益率は10.8%(前年同期は7.9%)となり、四半期としての過去最高を達成した。ITソリューションが堅調に推移した。エンタープライズセグメントで製造業向けSI案件が順調だった。 ■ソフトバンクグループ <9984> 5,837円 +217 円 (+3.9%) 本日終値 ソフトバンクグループ<9984>は大量の買い注文で寄り付き値が付かず、上値追いを加速し一時6000円台を回復する場面があった。今週22日につけた年初来高値5727円を気配値のまま通過し新値街道に突入した。ここ米国株市場でAI・半導体関連を中心にハイテクセクターへの買いが顕著で、これはナスダック総合株価指数のハイパフォーマンスにも反映されているが、それ以上に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上げ足が鮮烈。前日まで16連騰を記録し、この間に39%も水準を切り上げた。直近9900まで上昇し、未踏の1万大台を視野にいれている。トランプ米政権下におけるAI大規模インフラ計画の主導的ポジションにあるソフトバンクGは、米国のAI・半導体関連株との連動性が高い。ここリスク許容度の高まった海外投資家による買い戻しなども絡め物色ニーズが増幅されている。信用買い残は前週末17日申し込み現在で、売り残が増加する一方、買い残が急減しており、直近信用倍率が5.8倍台まで改善していることも株式需給面で追い風材料となった形だ。ただ、きょうは投機的な先物取引が主導して日経平均が振り回されており、同社株はインデックス売買の影響もあって寄り後は不安定な値動きを強いられた。 ■森六 <4249> 2,403円 +82 円 (+3.5%) 本日終値 森六<4249>が後場急伸。同社はきょう午後2時ごろ、26年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の35億円から46億円(前の期比11.2%増)に引き上げた。売上高予想も1312億円から1338億円(同8.5%減)に上方修正した。為替が想定よりも円安で推移したほか、生産が想定ほど落ち込まなかったことが主な要因。また、利益面では日本におけるモデルミックスの改善や北米での固定費削減などが寄与したとしている。 ■KNTCT <9726> 1,959円 +63 円 (+3.3%) 本日終値 KNT-CTホールディングス<9726>は高い。同社とその親会社の近鉄グループホールディングス<9041>に対し、著名個人投資家の井村俊哉氏が代表を務める投資助言会社Kaihou(東京都港区)が親子上場を巡るガバナンスに懸念を示す書簡を送付したことが明らかとなった。米ブルームバーグが23日に伝えた。Kaihouは、自身が投資助言を行うファンドを通じてKNTCT株を6%超保有している。 ■十六FG <7380> 2,005円 +46 円 (+2.4%) 本日終値 十六フィナンシャルグループ<7380>は5日ぶり反発。この日午後1時ごろ、26年3月期連結業績予想について純利益を235億円から273億円(前の期比31.0%増)へ上方修正すると発表した。傘下の十六銀行の資金利益や株式売却益が想定を上回る見込みのため。期末配当予想(4月1日付の株式分割考慮前ベース)も100円から140円に増額した。これが好感された。 ■OSG <6136> 3,086円 +37 円 (+1.2%) 本日終値 OSG<6136>が反発。大和証券は22日、同社株の投資判断を5段階で3番目の「3(中立)」から2番目の「2(アウトパフォーム)」に引き上げた。目標株価は2200円から3600円に見直した。航空エネルギーや一般部品など「非自動車」向け拡販が進展。堅調な需要に加えて、顧客拡大と値上げが業績を牽引するとみている。26年11月期の連結営業利益は250億円(会社計画220億円)、27年11月期は300億円への増益を見込んでいる。 株探ニュース