話題株ピックアップ【昼刊】:カカクコム、キヤノンMJ、SBG

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■カカクコム <2371>  2,316円   +195 円 (+9.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 カカクコム<2371>が急騰している。米ブルームバーグ通信が23日、「企業買収を手掛けるスウェーデンのEQTが、カカクコムの買収を検討している」と報じた。TOB(株式公開買い付け)を巡る思惑が広がる形となり、買い注文が殺到している。

■キヤノンMJ <8060>  3,820円   +220 円 (+6.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 キヤノンマーケティングジャパン<8060>は大幅反発し、上場来高値を更新した。22日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表した。売上高が1716億6600万円(前年同期比2.6%増)、営業利益が185億2600万円(同40.7%増)だったとしており、業況を好感した買いが集まっている、営業利益率は10.8%(前年同期は7.9%)となり、四半期としての過去最高を達成した。ITソリューションが堅調に推移した。エンタープライズセグメントで製造業向けSI案件が順調だった。

■GMO-FH <7177>  1,049円   +52 円 (+5.2%)  11:30現在
 GMOフィナンシャルホールディングス<7177>は反発。年初来高値を更新した。22日取引終了後、26年12月期の配当予想を42円8銭から54円76銭(前期57円58銭)に増額修正すると発表。足もとの業績動向を勘案した。これが好感されている。あわせて第1四半期(1~3月)連結決算の速報値を明らかにした。純利益は42億500万円(前年同期25億400万円)と大幅増益で着地したもよう。株価指数の値動きを背景に売買代金が大きく増加したCFDの収益が全体を牽引した。金や原油など商品市場の活況も追い風となった。正式な決算発表は30日の予定。

■ソフトバンクグループ <9984>  5,840円   +220 円 (+3.9%)  11:30現在  東証プライム 上昇率10位
 ソフトバンクグループ<9984>は大量の買い注文で寄り付き値が付かず、上値追いを加速し一時6000円台を回復する場面があった。今週22日につけた年初来高値5727円を気配値のまま通過し新値街道に突入した。ここ米国株市場でAI・半導体関連を中心にハイテクセクターへの買いが顕著で、これはナスダック総合株価指数のハイパフォーマンスにも反映されているが、それ以上に半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上げ足が鮮烈。前日まで16連騰を記録し、この間に39%も水準を切り上げた。直近9900まで上昇し、未踏の1万大台を視野にいれている。トランプ米政権下におけるAI大規模インフラ計画の主導的ポジションにあるソフトバンクGは、米国のAI・半導体関連株との連動性が高い。ここリスク許容度の高まった海外投資家による買い戻しなども絡め物色ニーズが増幅されている。信用買い残は前週末17日申し込み現在で、売り残が増加する一方、買い残が急減しており、直近信用倍率が5.8倍台まで改善していることも株式需給面で追い風材料となった形だ。ただ、きょうは投機的な先物取引が主導して日経平均が振り回されており、同社株はインデックス売買の影響もあって寄り後は不安定な値動きを強いられている。

■KNTCT <9726>  1,943円   +47 円 (+2.5%)  11:30現在
 KNT-CTホールディングス<9726>は高い。同社とその親会社の近鉄グループホールディングス<9041>に対し、著名個人投資家の井村俊哉氏が代表を務める投資助言会社Kaihou(東京都港区)が親子上場を巡るガバナンスに懸念を示す書簡を送付したことが明らかとなった。米ブルームバーグが23日に伝えた。Kaihouは、自身が投資助言を行うファンドを通じてKNTCT株を6%超保有している。

■生化学工業 <4548>  716円   +3 円 (+0.4%)  11:30現在
 生化学工業<4548>はしっかり。22日取引終了後、癒着防止材SI-449(製品名シーエスバリア)について、20日付で製造販売承認を取得し、国内での販売提携先が決まったと発表した。販売提携先はコヴィディエンジャパン(東京都港区)。発売時期についてはコヴィディエン社と協議のうえ、保険償還価格の取得後に知らせるという。

■牧野フライス製作所 <6135>  10,520円   -1,070 円 (-9.2%)  11:30現在  東証プライム 下落率2位
 牧野フライス製作所<6135>が急落している。同社に対してはアジア系の投資ファンドであるMBKパートナーズが非公開化を目的に1株1万1751円でTOB(株式公開買い付け)を実施する方針を示していたが、財務大臣及び経済産業大臣から公開買付者がTOBの中止勧告を受けたと23日の寄り前に発表した。軍事転用の可能性が特に高い高性能な工作機械を製造する牧野フに対する買収計画について、外為法で規定する「国の安全等に係る対内直接投資等」に該当すると判断されたという。MBKパートナーズ側は勧告に対して「驚きをもって受け止めている」としたうえで、今後の対応について検討しているとのコメントを公表した。株式市場においては、TOBの取り下げリスクが意識されたようだ。MBKパートナーズ側は5月1日までに勧告を応諾するかどうか財務大臣及び経済産業大臣に通知することを予定しているという。

■ソニーFG <8729>  133.8円   -12.4 円 (-8.5%)  11:30現在  東証プライム 下落率5位
 ソニーフィナンシャルグループ<8729>が急反落している。22日夜の日本経済新聞電子版で、「ソニー生命保険で顧客に対する金銭詐取が発生している疑いがあることが22日、わかった」と報じられたことが嫌気されている。ソニー生命は金融グループの中核企業で、今年3月には元営業社員が顧客との不適切な金銭の取り扱いに及んでいたことが判明していた。

■ディスコ <6146>  71,650円   -3,180 円 (-4.3%)  11:30現在
 ディスコ<6146>は一進一退。22日の取引終了後、26年3月期の連結決算発表にあわせ、27年3月期第1四半期(4~6月)の業績予想を開示した。売上高は前年同期比18.0%増の1061億円、営業利益は同21.8%増の420億円、最終利益は同24.1%増の295億円を見込む。増益予想を示したことを受けて安心感が台頭。高く始まったものの、利益確定売りが上値を圧迫する格好となっている。半導体・電子業界において顧客の投資意欲は短期間で激しく変動するため、需要の予測は困難だとして、これまで通り1四半期先の業績予想を公表する形とした。4~6月期の出荷額は1320億円(前年同期は1111億円、前四半期は1216億円)と予想。想定為替レートは1ドル=157円としている。生成AI関連の需要が強く、出荷額は四半期として過去最高を見込む。26年3月期の連結決算は、売上高が前の期比11.1%増の4368億8900万円、営業利益が同10.9%増の1849億8900万円、最終利益が同9.4%増の1355億2100万円だった。これまでの計画に対していずれも上振れし、過去最高となった。3月31日を基準日とする前期の期末配当については直近の予想から68円増額の376円で決定。年間配当は505円となった。今期の配当予想は未定としている。

■三菱ケミカルグループ <4188>  907.4円   -34 円 (-3.6%)  11:30現在
 三菱ケミカルグループ<4188>が続落している。22日の取引終了後に、英国子会社が製造販売を行うエチレン・ビニルアルコール共重合樹脂「ソアノール」について、投資計画を見直すと発表。投資額の増加により収益性の低下が見込まれることから、現在までに発生した投資関連費用を含むソアノール関連固定資産の減損処理を行うとしており、26年3月期に約300億円の減損損失を計上する見通しであることが嫌気されている。なお、同件による業績への影響は精査中としている。

■ファーストリテイリング <9983>  69,500円   -2,210 円 (-3.1%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>は軟調。創業者で代表取締役会長兼社長の柳井正氏が22日付で関東財務局に提出した変更報告書で、ファストリ株の保有割合(親族ら共同保有分を含む)が40.28%から39.25%へ減少したことが判明した。報告義務発生日は4月15日。

■グローバルウェイ <3936>  260円   +25 円 (+10.6%)  11:30現在
 グローバルウェイ<3936>が続伸し、年初来高値を更新した。同社は22日、子会社のタイムチケットが推進するTikTok事業「TimeTicket Production」の海外展開を本格化すると発表。これが材料視されているようだ。これは米テキサス州の現地法人を拠点に事業展開を加速するもの。米国ではTikTok LIVEの企画・運用を核とするライブ配信エージェンシー事業を中核に、IP企画運営及びコンサルティング事業へ段階的に展開するとしている。

■日本興業 <5279>  1,380円   +80 円 (+6.2%)  11:30現在
 日本興業<5279>が大幅反発している。22日の取引終了後に、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の152億円から163億円(前の期比10.5%増)へ、営業利益が6億3000万円から7億9000万円(同33.0%増)へ、純利益が4億3000万円から5億7000万円(同45.0%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。港湾向け製品を中心に土木資材事業が好調に推移したことが牽引役となった。また、高付加価値製品の拡販や原材料価格高騰分の販売価格への転嫁を着実に推進したことも奏功した。

■エスユーエス <6554>  1,072円   +57 円 (+5.6%)  11:30現在
 エスユーエス<6554>が大口買いに寄り付き商いが成立せずカイ気配スタートとなった。ERPコンサルティングや開発技術者の派遣業務を手掛けるほか、AI(XR)事業への積極展開が功を奏しAIエージェント関連などが成長ドライバーとなっている。エレクトロニクスや機械、化学、バイオとなど幅広い業界で顧客獲得が進んでいる。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)導入の動きを取り込み、業績は会社側の想定以上に好調だ。22日取引終了後、26年9月期上期(25年10月~26年3月)業績の上方修正を発表しており、営業利益は従来予想の6億3400万円から8億7000万円(前年同期比7%増)に増額しており、これを評価する買いを呼び込んだ。利益拡大の背景は、派遣業務やIT請負業務における売上総利益の増加と案件利益率の向上に加え、販管費発生のずれ込みなども反映された。なお、通期の営業利益予想は前期比13%増の13億6500万円を見込んでおり、今回は予想を据え置いた。

■ダイドーリミテッド <3205>  721円   +31 円 (+4.5%)  11:30現在
 ダイドーリミテッド<3205>は大幅高。同社はアパレル中堅で自社ブランド「ニューヨーカー」を主力に展開を図っている。22日取引終了後、26年3月期業績の上方修正を発表した。売上高は従来予想の322億7000万円から325億円(前の期比14%増)に、営業利益は1000万円から3億円(前の期は6400万円の赤字)に増額した。業績回復色が軌道に乗っており、これが投資マネー攻勢の手掛かりとなっている。株価は3月上旬に急落した後も底値圏を這う動きを強いられていたが、それだけに値ごろ感も意識され目先短期筋の買いを誘引している。

■岡野バルブ製造 <6492>  16,000円   +3,000 円 (+23.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 岡野バルブ製造<6492>がストップ高の1万6000円でカイ気配となっている。22日の取引終了後に26年9月期の連結業績予想について、売上高を88億6600万円から100億円へ、営業利益を9億6600万円から19億5000万円へ、純利益を6億8900万円から14億円へ上方修正し、あわせて配当予想を中間20円・期末30円の年50円から中間・期末各40円の年80円(前期60円)へ引き上げており、これを好感した買いが流入している。前期が変則決算のため前期との単純比較はできないものの、バルブ製造部門で柏崎刈羽原子力発電所の特定重大事故等対処施設向けや島根原子力発電所2号機向けの計画案件で追加受注が増加したほか、七尾大田火力発電所向け案件の工程が前倒しとなったことで売上高が計画を上回る見通し。また、メンテナンス部門で、柏崎刈羽原子力発電所7号機の点検工事が前倒しで実施されたことや、女川原子力発電所2号機の定期検査工事が計画を上回る進捗となったことも寄与する。更に、原子力関連を中心とした付加価値の高い追加受注の増加や、定期検査工事における稼働率が計画以上に高まったことも利益を押し上げるとしている。

●ストップ高銘柄
 日本ギア工業 <6356>  1,526円   +300 円 (+24.5%) ストップ高   11:30現在
 津田駒工業 <6217>  2,333円   +400 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 インバウンドテック <7031>  771円   +100 円 (+14.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 アズジェント <4288>  787円   +100 円 (+14.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 山大 <7426>  554円   -150 円 (-21.3%) ストップ安売り気配   11:30現在
 以上、1銘柄



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