前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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■サッポロHD <2501>  1,754.5円 (-96円、-5.2%)

 サッポロホールディングス <2501> [東証P]が3日続急落。21日取引終了後、米クラフトビール子会社ストーン・ブリューイングが保有するストーンブランドに関する知的財産権とホスピタリティー事業に関連する資産などを譲渡すると発表した。サッポロブランドを中心としたビール事業へ経営資源を集中させるため。あわせて米国事業の生産体制を見直し、サッポロブランド製品の中核生産拠点と位置付けるリッチモンド工場に米国内の生産を集約する。これにより、譲渡益として約2300万ドル(1ドル=157円換算で約36億円)を計上する一方、生産集約に伴い停止する工場の減損損失として約8000万ドル(同換算で約126億円)を計上する。連結業績予想には一定程度織り込んでいるため、影響は軽微と見込む。ただ、この発表を受けて株価には売り圧力が働いた。

■山一電機 <6941>  10,350円 (-510円、-4.7%)

 山一電機 <6941> [東証P]が3日ぶり大幅反落。22日午後2時50分ごろ、フィリピン子会社のPricon Microelectronicsの一部サーバーでランサムウェア被害が発生したと発表しており、嫌気した売りが出た。業績に与える影響は精査中。現在は外部専門家などと連携し、システムの復旧対応や被害状況の確認などを行っている。

■オキサイド <6521>  4,905円 (-185円、-3.6%)

 オキサイド <6521> [東証G]が3日ぶり大幅反落。同社は酸化物単結晶の製造を手掛けるほか、レーザー光源、光計測機器、光デバイス開発などオプトエレクトロニクス分野でニッチな独自技術を有しており、AIデータセンターや防衛・宇宙関連分野での活躍期待からマーケットでも注目度が高まっている。そうしたなか、21日取引終了後、同社はレーザー微細加工事業の本格展開に向けて、ポーランドに本社を置くフェムト秒レーザーメーカーであるFluence社と業務提携することを発表した。販売代理店契約を締結し、日本・アジア市場でフェムト秒レーザーの販売を開始する予定にある。前日21日は25日移動平均線を足場に“大陽線丸坊主”でストップ高に買われる人気となったが、22日はその反動もあって目先筋の利食いが優勢となった。

■アサヒ <2502>  1,581.5円 (-43.5円、-2.7%)

 アサヒグループホールディングス <2502> [東証P]が4日続落。SMBC日興証券は21日、同社株の目標株価を2400円から2000円に引き下げた。投資評価は3段階で最上位の「1」を継続した。「サイバー攻撃後の国内事業改善への不透明感」や「アフリカ事業買収による経営の方向転換によるROE目標11%達成が遠のいたこと」を指摘。ただ、足もとの株価は連結PBRで0.8倍台とヒストリカルボトムの水準にあり、過度な割安感が生じているともみている。過去に欧州・豪州買収時にネガティブな反応を示されたが、ここまで拡大してきた手腕にも期待している。悪材料は出尽くしに近いとし、反転への期待感を示している。

※22日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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