話題株ピックアップ【夕刊】(2):小糸製、セプテニHD、ディスコ

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■小糸製作所 <7276>  2,600円   +28.5 円 (+1.1%)  本日終値
 小糸製作所<7276>が3日続伸。大和証券は21日、同社株の投資判断を5段階で2番目の「2(アウトパフォーム)」で新規カバレッジを開始した。目標株価は3000円とした。ADB(ハイビーム可変ヘッドランプ)搭載の本格化や付加価値拡大から車載ランプ事業が安定的な収益基盤になる、と指摘。また、中国や欧州でのダウンサイジングが一段落し、米州やアジアといった成長地域が売り上げ成長を本格的に牽引していく、とみている。株主還元など積極的な資本政策が続き収益性改善と資本政策の両輪によるROE上昇も予想している。更に、同証券では同日、スタンレー電気<6923>の投資判断を5段階で3番目の「3(中立)」で新規カバレッジを開始した。目標株価は3300円に設定している。

■セプテニHD <4293>  438円   +4 円 (+0.9%)  本日終値
 セプテーニ・ホールディングス<4293>が4日ぶりに反発。21日の取引終了後に、26年12月末時点の株主から株主優待制度を導入すると発表したことが好感された。毎年12月末日時点で1000株以上を保有する株主を対象に、各種電子マネーに交換できる優待ポイントを一律で5500円相当提供する。同時に、26年12月期から中間配当を実施すると発表した。今期は従来、期末一括18円を予定していたが、中間・期末各9円に変更する。なお、年間配当予想は18円で変更はない。

■ディスコ <6146>  74,830円   +590 円 (+0.8%)  本日終値
 ディスコ<6146>、アドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連株は売り買い交錯、前日終値近辺を軸にもみ合う展開。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が破竹の15連騰を記録、これは東京市場でもリスク許容度の高まった海外投資家の買いを誘導する材料として注目される。ただ、きょうは引け後にディスコの3月本決算発表を控えており、この内容を見極めたいとの思惑から積極的なポジションを取りづらい面もある。ポイントは27年3月期の業績予想と会社側のガイダンスで、比較的保守的な見通しを出してくることも予想されるだけに、決算プレーで買い進むのは相応のリスクがある。

■ユーグレナ <2931>  407円   +3 円 (+0.7%)  本日終値
 ユーグレナ<2931>はしっかり。21日取引終了後、東急バスが運行する路線バスに次世代バイオディーゼル燃料「サステオ51」を導入したと発表した。同燃料は、使用済み食用油などを原料としたHVO(水素化植物油)を51%混合したもの。路線バスの燃料として導入する取り組みは国内で初めての事例になるという。

■日本システム技術 <4323>  1,964円   +8 円 (+0.4%)  本日終値
 日本システム技術<4323>は後場プラス圏に浮上した。きょう午後2時ごろ、大阪府泉大津市および大阪公立大学Well-being共創研究センターと、医療ビッグデータを活用した健康施策の検証及び高度化に向けた産学官連携協定を締結したと発表しており、好感した買いが集まった。日シス技術は泉大津市の健康施策や従来の取り組みの成果をデータに基づき可視化・分析することで、EBPM(証拠に基づく政策立案)の高度化を支援する。

■ベクトル <6058>  1,183円   +3 円 (+0.3%)  本日終値
 ベクトル<6058>がしっかり。21日の取引終了後に、インフルエンサー・クリエイター育成などを通じて企業のマーケティング活動を最適化するSNSマーケティング企業であるAILES(東京都新宿区)の全株式を4月30日付で取得し子会社化すると発表しており、好材料視された。急速に拡大するPR×ショート動画案件へ質の高い人材を機動的に配分・供給する体制を確立するのが狙い。取得価額は13億1000万円。なお、27年2月期業績への影響は軽微としている。

■ブロンコビリー <3091>  4,345円   +5 円 (+0.1%)  本日終値
 ブロンコビリー<3091>は高い。同社は21日の取引終了後、26年12月期第1四半期(1~3月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比13.1%増の82億4100万円、経常利益は同87.6%増の10億3700万円となった。経常利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら34%に上り、業績の上振れを期待した買いが集まったようだ。ステーキ・ハンバーグ業態の「ブロンコビリー」で昨年10月から3カ月連続で実施した「140店舗突破 大感謝祭」が奏功し、再来店効果が出た。

■サッポロHD <2501>  1,754.5円   -96 円 (-5.2%)  本日終値
 サッポロホールディングス<2501>は3日続落。21日取引終了後、米クラフトビール子会社ストーン・ブリューイングが保有するストーンブランドに関する知的財産権とホスピタリティー事業に関連する資産などを譲渡すると発表した。サッポロブランドを中心としたビール事業へ経営資源を集中させるため。あわせて米国事業の生産体制を見直し、サッポロブランド製品の中核生産拠点と位置付けるリッチモンド工場に米国内の生産を集約する。これにより、譲渡益として約2300万ドル(1ドル=157円換算で約36億円)を計上する一方、生産集約に伴い停止する工場の減損損失として約8000万ドル(同換算で約126億円)を計上する。連結業績予想には一定程度織り込んでいるため、影響は軽微と見込む。ただ、この発表を受けて株価には売り圧力が働いた。

■山一電機 <6941>  10,350円   -510 円 (-4.7%)  本日終値
 山一電機<6941>は後場終盤に下げ幅を拡大。きょう午後2時50分ごろ、フィリピン子会社のPricon Microelectronicsの一部サーバーでランサムウェア被害が発生したと発表しており、嫌気した売りが出た。業績に与える影響は精査中。現在は外部専門家などと連携し、システムの復旧対応や被害状況の確認などを行っている。

■オキサイド <6521>  4,905円   -185 円 (-3.6%)  本日終値
 オキサイド<6521>は軟調。同社は酸化物単結晶の製造を手掛けるほか、レーザー光源、光計測機器、光デバイス開発などオプトエレクトロニクス分野でニッチな独自技術を有しており、AIデータセンターや防衛・宇宙関連分野での活躍期待からマーケットでも注目度が高まっている。そうしたなか、21日取引終了後、同社はレーザー微細加工事業の本格展開に向けて、ポーランドに本社を置くフェムト秒レーザーメーカーであるFluence社と業務提携することを発表した。販売代理店契約を締結し、日本・アジア市場でフェムト秒レーザーの販売を開始する予定にある。前日は25日移動平均線を足場に“大陽線丸坊主”でストップ高に買われる人気となったが、きょうはその反動もあって目先筋の利食いが優勢となった。ただし、株式需給面ではここにきて外資系証券手口による貸株市場を経由した空売りが積み上がっており、売り一巡後は買い戻しによって株価に浮揚力が加わる可能性もある。

株探ニュース

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