話題株ピックアップ【昼刊】:アーキテクツ、ニデック、キオクシア

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■ワコールHD <3591>  5,042円   +700 円 (+16.1%) ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 ワコールホールディングス<3591>が大幅高で5連騰。ストップ高の水準となる5042円に買われ、年初来高値を更新した。月刊「FACTA」5月号のなかで、ワコールHDに関して国内大手銀行幹部が「大株主でアクティビストとして知られるシンガポールの3Dインベストメント・パートナーズに身売りを迫られている」などと打ち明けていると報じられたことが、前週末18日に明らかになった。報道を受けてTOB(株式公開買い付け)などを巡る思惑が台頭し、買い注文が集まったようだ。

■アーキテクツ <6085>  3,885円   +265 円 (+7.3%)  11:30現在
 アーキテクツ・スタジオ・ジャパン<6085>が3連騰している。前週末17日の取引終了後に発表した27年2月期の連結業績予想で、売上高13億3200万円、営業利益4800万円、最終利益3800万円と営業黒字を見込むことが好感されている。前期が変則決算だったため単純比較はできないものの、11月開催の臨時株主総会で大幅な体制変更を実施したほか、子会社4社の売却を実施。また、従来事業である「建築家提案サービス事業」に加えて、新たに「環境事業」並びに「IT・海外事業」をセグメントするなどして事業再生に取り組んでおり、その効果発現が期待されている。なお、26年2月期決算は、売上高6億5800万円、営業損益5億5900万円の赤字、最終損益6億円の赤字だった。

■ニデック <6594>  2,430円   +162 円 (+7.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率6位
 ニデック<6594>が大幅反発している。同社は前週末17日の取引終了後、不正会計を受けた第三者委員会の最終報告書を受領したと発表した。今後、ニデックは改善計画・状況報告書の改訂を速やかに行い、改善計画を実行するとともに、内部管理体制確認書を東証に提出する。また、国内メディア各社は東証がニデックに対し、上場違約金9120万円の支払いを求める方針を固めたと伝えている。現行の規定において過去最高額となると報じられているが、週明け20日の株式市場においてはいったん悪材料出尽くしとの受け止めが広がり、ニデック株に対して買い向かう姿勢がみられている。

■Terra Drone <278A>  6,830円   +350 円 (+5.4%)  11:30現在
 Terra Drone<278A>は大幅反発している。前週末17日、出資先のアメイジング・ドローンズ(ウクライナ)と3月末に発売した迎撃ドローン「Terra A1」について、ウクライナにおける実運用が始まったと発表しており、材料視した買いが集まっている。今後、低コストかつ大量運用型の無人攻撃機に対する迎撃の有効性が実環境で十分に確認された後に、評価結果を踏まえた導入拡大と量産体制の強化を進める。

■キオクシア <285A>  31,330円   +800 円 (+2.6%)  11:30現在
 キオクシアホールディングス<285A>は買いが優勢。売買代金は前週末17日まで8営業日連続で1兆円を上回るなど驚異的な大商いを演じており、特に前週14日には1兆6000億円台と歴代最高を記録した。ただ、株価の方は大口の利益確定売りも一部で観測され、前週末は大陰線を引き5日移動平均線を下回った。きょうも大きく下押した場合は、同移動平均線が下向きに変わるため正念場ともいえる。米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が13連騰で最高値圏を走るなど、半導体セクターへの買いが止まらない状況だ。そのなか、NANDメモリー製造を手掛ける同業態のサンディスクも上場来高値圏で推移しており、キオクシアはこれと併走する格好となっている。両銘柄の株価連動性は高く、今後の展開にマーケットの関心が高まっている。

■ポート <7047>  2,466円   +59 円 (+2.5%)  11:30現在
 ポート<7047>が4連騰、直近戻り相場の要所として意識されていた2450円近辺を上に抜け、もみ合い放れの様相を呈している。同社は就職情報サイトを運営するほか、エネルギー分野での成約支援ビジネスも展開している。そうしたなか、前週末17日取引終了後に系統用蓄電所事業に本格参入することを決議したと発表、これが新たな株価の刺激材料として投資マネーの食指を動かした。同事業に関しては初年度である26年3月期から黒字化し、27年3月期も通年で利益貢献する見通しとしており、中期的な業績拡大への期待が買いを引き寄せた格好だ。

■レゾナック <4004>  12,715円   +255 円 (+2.1%)  11:30現在
 レゾナック・ホールディングス<4004>が買い優勢、前週末にひと押し入れたものの週明けは切り返す展開で始まった。世界最大の資産運用会社ブラックロックの日本拠点であるブラックロック・ジャパンが17日付で提出した大量保有報告書によるとブラックロックと共同保有者によるレゾナック株式の保有比率が5.86%と、新たに5%を超過したことが分かった。保有目的は純投資(投資一任契約に基づく顧客の資産運用及び投資信託約款に基づく資産運用目的)としている。これが同社株の投資価値向上に向けた思惑を呼び、上値を見込んだ投資マネーを誘引している。

■ダイフク <6383>  6,473円   +103 円 (+1.6%)  11:30現在
 ダイフク<6383>が反発している。同社は前週末17日の取引終了後、産業用塗装・表面処理設備や搬送システムの設計・エンジニアリングを手掛けるドイツ企業のアイゼンマンを買収すると発表した。収益貢献を期待した買いが入ったようだ。ダイフクは買収により自動車生産ライン分野での提案の幅が拡大すると判断。受注機会の拡大を図る。取得価額は非開示とするが、直前連結会計年度末の純資産の5%未満という。7月に株式を取得する予定。業績への影響については今後精査のうえ、開示すべき事項が生じた場合には速やかに公表するとしている。

■メニコン <7780>  1,694円   +21 円 (+1.3%)  11:30現在
 メニコン<7780>が3日ぶりに反発している。この日、オランダ製造子会社が製造するスクレラルレンズ(強膜レンズ)「Time XL」について、中国国家薬品監督管理局(NMPA)から医療機器の承認を取得したと発表しており、好材料視されている。スクレラルレンズ(強膜レンズ)は、角膜形状が特殊な不正角膜症例に対し安定した視力補正と快適な装用感が期待できるハードコンタクトレンズ。中国は、円錐角膜をはじめとする不正角膜患者数が最も多い国の一つであり、一方でこれまで中国国内ではこうした高度な症例に対応できる矯正手段の選択肢が限られていたことから、同社では製品の普及を通じて、患者の生活の質の改善に貢献するとしている。

■ミライト・ワン <1417>  3,802円   +22 円 (+0.6%)  11:30現在
 ミライト・ワン<1417>が5日続伸している。この日、ちゅうぎんフィナンシャルグループ<5832>傘下のちゅうぎんエナジーが島根県松江市に建設する系統用蓄電所「松江市宍道蓄電所(仮称)」について、EPC(設計・調達・建設)を受注したと発表しており、好材料視されている。パワーエックス<485A>製の系統用蓄電システム3台を導入する予定で4月中に着工し、26年度中の運転開始を予定している。

■プリマハム <2281>  2,601円   -77 円 (-2.9%)  11:30現在
 プリマハム<2281>が3日続落している。前週末17日の取引終了後に、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の4800億円から4750億円(前の期比3.6%増)へ、営業利益が120億円から91億円(同1.7%増)へ、純利益が80億円から46億円(同35.0%減)へそれぞれ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気されている。ベンダー子会社で売上高が減少し営業損益が悪化したことを受けて、同子会社の固定資産について減損損失及び繰延税金資産の取り崩しを計上したことが要因。また、その他の子会社でも、のれんを含む固定資産の減損損失を計上したことが響いた。

■INPEX <1605>  3,874円   -111 円 (-2.8%)  11:30現在
 INPEX<1605>は軟調。足もとで原油価格は乱高下しており、相場には強弱感が対立している。先週末17日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比10.84ドル安の1バレル=83.85ドルと急落した。一時、80.56ドルまで値を下げた。イランのアラグチ外相が17日、「停戦期間中はすべての商船がホルムズ海峡を通航できるように完全に開放する」とSNSに投稿したことを受け、原油相場は急落した。しかし、18日にはイラン革命防衛隊がホルムズ海峡の再封鎖を表明。これを受け、週明け20日の日本時間朝方に一時1バレル=91ドル近辺と先週末の急落から一転して急反発している。イラン国営通信が19日、イランが米国との2回目の協議への参加を拒否したとも伝わっており、一時停戦の期限切れが21日(日本時間22日)に迫るなか、原油相場は神経質な値動きとなっている。

■菊池製作所 <3444>  1,449円   +300 円 (+26.1%) ストップ高   11:30現在
 菊池製作所<3444>がストップ高。前週後半に連日のストップ高を演じマーケットの視線を浴びたが、週明けも投資資金の流入が止まらない。「ものづくり支援」というコンセプトを標榜し、ロボット事業では装着型アシストスーツのほか、歩行支援ロボットやドローンなどの製造・販売でも実績を重ね、次世代ロボティクス分野のキーカンパニーとして注目度が高い。19日に人型ロボットと人間が一緒に参加するハーフマラソン大会が北京で開催された。1位となったロボットは人間の世界記録を大幅に上回ったことで、フィジカルAI分野における技術進展に向けた思惑が改めて浮上し、東京市場の関連銘柄物色にも反映された。菊池製作以外に、急騰習性を持つヒーハイスト<6433>やテクノホライゾン<6629>なども短期筋の買いに弾みがついている。

■横田製作所 <6248>  2,330円   +400 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 横田製作所<6248>が急騰しストップ高の2330円に買われている。前週末17日の取引終了後に、集計中の26年3月期の単独業績について、売上高が従来予想の23億円から23億800万円(前の期比1.4%増)へ、営業利益が4億800万円から4億6000万円(同1.1%増)へ、純利益が2億8600万円から3億2500万円(同1.9%増)へそれぞれ上振れ、減益予想から一転して増益で着地したようだと発表しており、これを好感した買いが流入している。原材料価格の上昇や人件費の引き上げなどによるコストアップの影響が懸念されたものの、主に販売価格の見直しによる収益性の改善が利益増に貢献した。なお、業績上振れに伴い、35円を予定していた期末配当予想を40円に引き上げ、年間配当予想を60円(前の期55円)とした。

■ワシントンホテル <4691>  2,152円   +300 円 (+16.2%)  11:30現在
 ワシントンホテル<4691>がカイ気配を切り上げている。前週末17日の取引終了後、アパホールディングス(東京都港区)らがワシントンHの株式を買い増していたことが明らかとなり、思惑視されたようだ。同日に提出された変更報告書によると、アパホールディングス及びアパホテル(同)などによる共同保有割合は5.08%から6.24%に上昇した。報告義務発生日は10日で、保有目的は「純投資」としている。

●ストップ高銘柄
 イーディーピー <7794>  1,584円   +300 円 (+23.4%) ストップ高   11:30現在
 QDレーザ <6613>  1,585円   +300 円 (+23.4%) ストップ高   11:30現在
 ユニチカ <3103>  3,785円   +700 円 (+22.7%) ストップ高   11:30現在
 ヒーハイスト <6433>  2,180円   +400 円 (+22.5%) ストップ高   11:30現在
 セイワホールディングス <523A>  2,276円   +400 円 (+21.3%) ストップ高   11:30現在
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 シンワワイズ <2437>  557円   -100 円 (-15.2%) ストップ安   11:30現在
 など、1銘柄

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