外為サマリー:日銀の早期利上げ観測の後退などから一時159円50銭台に上伸
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17日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=159円48銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル高・円安となっている。 日銀の植田和男総裁は現地時間16日夜(日本時間17日朝)、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後の会見で「原油高に伴う物価上振れリスクと交易条件悪化による景気下振れリスクの両方があり、政策対応は非常に難しい」と述べた。市場で「日銀は早期利上げに慎重になっている」との見方が広がるなか、ドルやユーロに対して円を売る動きが先行。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)にかけては実需筋とみられるドル買い・円売りが散見された。米原油先物相場が高止まりしていることで、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化が意識されやすいこともあり、ドル円相場は午後2時10分ごろに一時159円52銭をつけた。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1781ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0010ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=187円88銭前後と同55銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS