前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■ノート <5243> 2,521円 (-489円、-16.3%) note <5243> [東証G]が4日ぶり急反落。朝方はカイ気配スタートで前日比13%高と値を飛ばし3400円台に駆け上がったが、寄り後は大口の売りが浴びせられ急速に下値を摸索する展開に変わった。同社が14日取引終了後に発表した26年11月期第1四半期(25年12月-26年2月)決算は、営業利益が2億3500万円(前年同期は500万円)と急拡大したが、事前に好決算は織り込まれていた部分もある。通期業績の上振れ期待が強いなか、進捗率という点では物足りなかった面もあったようだ。株式需給面では信用買い残が高止まりした状態にあり、「貸株市場を経由した空売り筋の仕掛けもあったのではないか」(国内証券ストラテジスト)という指摘もある。 ■ディップ <2379> 1,849円 (-192円、-9.4%) 東証プライムの下落率2位。ディップ <2379> [東証P]が急反落。14日取引終了後に発表した26年2月期連結決算は、売上高が548億5200万円(前の期比2.7%減)、営業利益が91億1200万円(同32.0%減)だった。従来予想(売上高600億円、営業利益120億円)から下振れ着地となっており、これが嫌気された。社内体制の変更による影響で、新規顧客や過去に取引があった顧客の契約獲得が鈍化したことが響いた。続く27年2月期の売上高は535億~576億円(前期比2.5%減~5.0%増)、営業利益は50億~100億円(同45.1%減~9.7%増)の見通し。配当予想は97円(前期95円)とした。 ■マクセル <6810> 2,027円 (-198円、-8.9%) 東証プライムの下落率5位。マクセル <6810> [東証P]が急反落。14日取引終了後、26年3月期連結業績予想について売上高を1365億円から1295億円(前の期比0.2%減)へ、営業利益を100億円から79億円(同15.2%減)へ下方修正すると発表した。半導体関連製品の販売回復の遅延と原材料費高騰による影響などを織り込んだ。これを嫌気した売りが出た。なお、純利益については70億円から82億円(同2.0倍)へ上方修正した。関係会社出資金売却益として約29億円を計上するため。 ■パソナG <2168> 1,778円 (-112円、-5.9%) パソナグループ <2168> [東証P]が5日続急落。14日の取引終了後に26年5月期の連結業績予想について、売上高を3300億円から3100億円(前期比0.2%増)へ、営業利益を25億円から5億円(前期12億3700万円の赤字)へ、最終損益を5億円の黒字から18億円の赤字(同86億5800万円の赤字)へ下方修正したことが嫌気された。期初に実施した社内システムの刷新により、人材紹介事業で上期に一時的に営業効率が低下したことに加え、第3四半期には人員の入れ替えにより生産性が低下し、成約数が期初計画を下回る見込みとなったことが要因。また、新たに手掛けたゲーム事業のスタートが計画よりも遅れたことに加え、新規施設の立ち上がりもスローになったことなども響く。なお、同時に発表した第3四半期累計(25年6月-26年2月)決算は、売上高2294億7000万円(前年同期比0.2%増)、営業損益13億2900万円の赤字(前年同期12億8000万円の赤字)、最終損益18億9300万円の赤字(同61億6300万円の赤字)だった。 ■松屋 <8237> 2,067円 (-114円、-5.2%) 松屋 <8237> [東証P]が急反落。同社は4月14日大引け後(15:30)に決算を発表、26年2月期の連結経常利益は前の期比41.8%減の26億円になり、27年2月期も前期比50.0%減の13億円に大きく落ち込む見通しとなったことで嫌気されたようだ。 ■INPEX <1605> 4,035円 (-155円、-3.7%) INPEX <1605> [東証P]が大幅安で続落。そのほか、石油資源開発 <1662> [東証P]も続落となった。足もとの原油価格の大幅な下落を受け売りが先行した。米原油先物相場は、WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が日本時間15日朝に一時1バレル=86ドル台に下落した。14日の清算値(終値に相当)は前日13日比7.80ドル安の91.28ドルだった。トランプ米大統領は14日、イランとの交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性を示した。和平協議の進展に対する期待が高まり、原油価格は下落基調を強めている。 ※15日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース