株価指数先物【引け後】 ショートが入る局面ではその後のカバー狙いのスタンス
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大阪6月限 日経225先物 58360 +330 (+0.56%) TOPIX先物 3780.5 +10.0 (+0.26%) ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示 日経225先物(6月限)は前日比330円高の5万8360円で取引を終了。寄り付きは5万8700円と、シカゴ日経平均先物の清算値(5万8845円)にサヤ寄せする形で、買いが先行して始まった。開始直後には5万8900円まで買われる場面もみられたが、その後は売り買いが交錯するなかで、次第に持ち高調整によるロング解消が優勢となり、前場終盤にかけては5万8230円まで上げ幅を縮めた。 後場は5万8220円~5万8600円辺りで保ち合い、中盤にかけて5万8640円まで買われた。その後は終盤にかけて利益確定に伴うロング解消の動きから5万8140円まで上げ幅を縮める場面もあったものの、引け間際にはショートカバーが入る形で5万8300円台を回復しており、積極的なショートは仕掛けにくくさせていた。 トランプ米大統領は、米国とイランの和平交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性があると述べた。これを受けて、和平交渉が水面下で継続しているとの期待から買い先行で始まった。寄り付き直後に5万8900円まで買われた後はロング解消や、短期的なショートを誘う形もあった。 ただ、上向きで推移するボリンジャーバンドの+2σ(5万7970円)が支持線として機能しており、+3σ(5万9900円)とのレンジで推移しているため、+2σに接近する局面では押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。週足では上向きで推移する+1σ(5万7150円)と+2σ(5万9220円)とのゾーンである。 日経225先物は+3σを捉えてくる場面では過熱感のほか、いったんはピーク形成が意識されやすいだろう。2月26日につけた5万9500円とのダブルトップ形成といった見方も出やすいとみられるが、短期的なショートが入る局面では、その後のカバー狙いのスタンスを想定しておきたい。 指数インパクトの大きいソフトバンクグループ <9984> [東証P]やアドバンテスト <6857> [東証P]は堅調な値動きが続いた。一方で、強い上昇が続いていたキオクシアホールディングス<285A>[東証P]は利益確定の動きが強まったほか、東京エレクトロン<8035>[東証P]、レーザーテック<6920>[東証P]が下げに転じたことで、後場終盤にかけてショートを誘う形になったようである。 NT倍率は先物中心限月で15.43倍(14日は15.39倍)に上昇した。一時15.47倍まで上げており、+3σ(15.55倍)に接近してきた。いったんはリバランスが意識されやすいものの、次のターゲットとして昨年11月4日につけた15.79倍が射程に入ってくる可能性がありそうだ。 指数インパクトの大きい値がさハイテク株はまちまちの動きで方向感をつかみにくくさせたが、方向性としては日経平均型優位の展開から、NTロングに振れやすい需給とみておきたい。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が9283枚、ソシエテジェネラル証券が7528枚、バークレイズ証券が5103枚、サスケハナ・ホンコンが2548枚、ゴールドマン証券が1793枚、野村証券が1749枚、モルガンMUFG証券が1247枚、ドイツ証券が1062枚、みずほ証券が1038枚、BNPパリバ証券が1018枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万8063枚、ABNクリアリン証券が1万1852枚、バークレイズ証券が1万0912枚、JPモルガン証券が4387枚、ゴールドマン証券が4192枚、モルガンMUFG証券が3546枚、サスケハナ・ホンコンが2202枚、ビーオブエー証券が2071枚、野村証券が1792枚、BNPパリバ証券が1434枚だった。 株探ニュース