前日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

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材料

■JESCO <1434>  2,275円 (+400円、+21.3%) ストップ高

 JESCOホールディングス <1434> [東証S]がストップ高。上場来高値を更新した。13日の取引終了後、26年8月期第2四半期累計(25年9月-26年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.9%増の109億3400万円、経常利益は同2.2倍の13億4000万円となった。大幅な増収増益で、経常利益の通期計画に対する進捗率は77%に上り、好感された。受注高は同81.5%増の136億8900万円となった。国内では系統用蓄電設備や通信システムを中心に受注が大きく伸び、大型・長期プロジェクトの受注も進んだ。セキュリティー対策を目的とした監視カメラや道路設備などのインフラ設備など、電気設備工事も順調に推移した。不動産事業では販売用不動産を2件売却したこともあって増収増益となった。

■はてな <3930>  1,258円 (+203円、+19.2%) 一時ストップ高

 はてな <3930> [東証G]が急反騰、一時ストップ高となった。同社は14日正午、記念株主優待の実施を発表。これを材料視した買いが集まった。今年が上場10周年の節目の年であることを踏まえ、7月末日を基準日として300株以上を保有する株主を対象に、デジタルギフト2万5000円分を贈呈する。

■ARアドバン <5578>  1,013円 (+150円、+17.4%) ストップ高

 ARアドバンストテクノロジ <5578> [東証G]がストップ高。13日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を160億1000万円から164億3300万円(前期比16.1%増)へ、営業利益を9億6500万円から11億6600万円(同40.6%増)へ上方修正すると発表した。AI領域を中心としたDX関連需要の着実な取り込みに加え、AI開発案件、AIコンサルティングを含む高付加価値案件の獲得が全体を押し上げる見込み。従来の過去最高業績予想に更に上乗せする格好となっており、これが好感された。

■CCT <4371>  1,050円 (+150円、+16.7%) ストップ高

 コアコンセプト・テクノロジー <4371> [東証G]がストップ高。企業向けにシステム開発及びコンサルティングなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援ビジネスを展開する。システムインテグレーターを顧客にIT人材の調達支援でも実績が高い。業績は増収増益基調が続いているが、株主構成にも思惑が浮上している。コンサル専業のシグマクシス・ホールディングス <6088> [東証P]が13日付で提出した大量保有報告書によると、シグマクシスのCCT株式保有比率は5.02%と、新たに5%を超過したことが判明した。保有目的は取引関係強化のためとしており、これに伴いCCTの業容拡大効果に期待する買いを呼び込んだ。

■エレメンツ <5246>  732円 (+100円、+15.8%) ストップ高

 ELEMENTS <5246> [東証G]がストップ高。同社は13日の取引終了後、26年11月期第1四半期(25年12月-26年2月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比80.6%増の12億9100万円、経常損益は1億500万円の黒字(前年同期は2400万円の赤字)となった。経常損益の黒字幅は通期計画のレンジの上限である1億円を上回っており、ポジティブ視されたようだ。ポラリファイの連結子会社化の影響が出たほか、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が好調に推移し、収益を押し上げた。

■カーブスHD <7085>  878円 (+115円、+15.1%)

 東証プライムの上昇率2位。カーブスホールディングス <7085> [東証P]が4日ぶり急反騰。一気に年初来高値を更新した。13日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を413億円から423億円(前期比12.6%増)へ、営業利益を73億円から77億円(同21.4%増)へ上方修正すると発表。配当予想も25円から30円(前期17円)に増額した。会員数と会員向け物販売上高の順調な増加など足もとの状況を織り込んだ。あわせて株主優待制度の拡充を発表した。100株以上保有する株主を対象として、現行では一律QUOカード500円相当を贈呈している。変更後は保有株数と継続保有期間に応じてQUOカードまたは電子マネー1000~5000円相当の贈呈、あるいはカーブス定期便契約商品の1000~5000円の割引きを行う。このほか、カーブスチェーン創設20周年を記念した特別優待の実施も明らかにした。これら発表を好感した買いが集まった。

■東洋電 <6505>  2,647円 (+347円、+15.1%)

 東洋電機製造 <6505> [東証S]が4日ぶり急反騰。同社が13日取引終了後に発表した26年5月期第3四半期(25年6月-26年2月)決算は営業利益が前年同期比47%増の18億9500万円と大幅な伸びを達成した。鉄道事業者の車両投資や車両用製品の機器更新需要などが旺盛となるなか、交通事業が全体を牽引する形で業績を押し上げており、これを評価する買いが集まった。同社株は信用買い残が直近4月3日申し込み現在で7万株と枯れた状態にあることも株式需給面から上値の軽さを意識させたようだ。

■ブックオフG <9278>  2,155円 (+251円、+13.2%)

 東証プライムの上昇率3位。ブックオフグループホールディングス <9278> [東証P]が続急騰。同社は13日の取引終了後、26年5月期第3四半期累計(25年6月-26年2月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正しており、評価された。今期の売上高予想は従来の見通しから10億円増額して1280億円(前期比7.4%増)に、最終利益予想は2億円増額して24億円(同14.2%増)に見直した。国内ブックオフ事業で既存店売上高とEC経由の売上高が好調に推移した。3-5月期における大型出店に向けた先行投資や、プレミアムサービス事業での貴金属相場の変動による影響も業績予想に織り込んだ。第3四半期累計の売上高は957億8200万円(前年同期比8.4%増)、最終利益は23億3700万円(同18.4%増)となった。

■SKジャパン <7608>  870円 (+84円、+10.7%)

 エスケイジャパン <7608> [東証S]が4日ぶり急反騰。同社は14日正午に26年2月期の連結決算発表にあわせ、27年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比4.7%増の170億円、経常利益は同4.1%増の19億6000万円を見込む。今期は過去最高益を連続で更新する計画。前期の業績は計画を上振れして着地しており、好感されたようだ。配当予想は中間・期末それぞれ12円の年間24円とした。同社は3月1日付で株式2分割を実施している。株式分割後ベースで前期の年間配当は23円50銭となり、実質増配を計画する。26年2月期の売上高は162億3200万円(前の期比22.3%増)、最終利益は13億3300万円(同43.5%増)となった。クレーンゲームなどへのキャラクター商品数の充実を図り、アミューズメント施設向けの販売が好調に推移した。ファンシーグッズ専門店や量販店などへの販売も伸びた。27年2月期は商品開発やサービス向上に注力するための体制を強化し、持続的な成長を目指す。

■オプトラン <6235>  3,685円 (+330円、+9.8%)

 東証プライムの上昇率10位。オプトラン <6235> [東証P]が3日続急伸。光学薄膜装置の製造・販売を手掛けるが、AIデータセンター向けに成膜ソリューションの需要が旺盛で、26年12月期の業績急回復への期待が高まっている。AIデータセンターではデータの送受信に際し、電気信号と光信号を変換するための光トランシーバー向けに光通信用多層膜フィルターが必須であり、同社はこのフィルター向け成膜装置で抜群の商品競争力を誇っている。また、同社の成膜技術は、データセンターの課題である消費電力の画期的低減を実現する光電融合分野において、重要な役割を担うとの見方で買い攻勢の根拠となっている。このほか、データセンター特需に沸く光関連銘柄では、光測定器や、光パワーモニターなど光関連部品の製造を手掛けるsantec Holdings <6777> [東証S]なども上値指向が鮮明だ。

■ドーン <2303>  2,968円 (+257円、+9.5%)

 ドーン <2303> [東証S]が3日ぶり急反発。2021年9月以来、およそ4年7ヵ月ぶりの高値圏に浮上した。同社は13日の取引終了後、5月31日を基準日として、6月1日付で1株を2株に分割すると発表しており、材料視された。株式の流動性向上と投資家層の拡大を目的とする。

■日本色材 <4920>  1,199円 (+99円、+9.0%)

 日本色材工業研究所 <4920> [東証S]が続急伸。同社は13日取引終了後、27年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比2.2倍の3億9400万円としていることが買い手掛かりとなったようだ。売上高は同10.3%増の183億6100万円となる見通し。化粧品需要の回復・改善を見込んでいるほか、利益面では受注増に伴う生産設備の稼働率向上や各種コスト圧縮に努めるとしている。

■アドテスト <6857>  27,000円 (+2,120円、+8.5%)

 アドバンテスト <6857> [東証P]が急反発。前日13日の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が揃って上昇、ナスダック指数の上昇率は1.2%に達したが、それ以上にフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)の上げ足が際立った。同指数は1.7%高で9連騰と気を吐き、未踏の9000大台に乗せて取引を終えた。中東情勢の不透明感が強まるなかも 半導体セクターには、投資マネーの継続的な流入が止まらなかった。東京市場も米株市場の地合いを引き継ぐ形となったが、特に前日13日はサンディスク  が12%近い急騰を演じており、同業態で株価連動性の高い銘柄への買いに弾みをつける格好となった。

■大有機 <4187>  4,350円 (+320円、+7.9%)

 大阪有機化学工業 <4187> [東証P]が3日続急伸。東海東京インテリジェンス・ラボが13日付で大有機の目標株価を4950円から5490円に引き上げた。レーティングは「アウトパフォーム」を継続する。25年11月期の下期以降の半導体材料の回復を予想。来期についても先端半導体レジスト需要の伸びを見込む。東海東京インテリジェンス・ラボは大有機の27年11月期営業利益予想を従来の80億9500万円から82億5400万円に見直している。

■買取王国 <3181>  975円 (+61円、+6.7%) 一時ストップ高

 買取王国 <3181> [東証S]が続急伸。1000円台に乗せた後、一時ストップ高となった。同社は14日午後2時30分、26年2月期の単独決算とともに、27年2月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比7.3%増の100億1200万円、経常利益は同11.8%増の6億1000万円を計画する。経常利益は前期に続き過去最高益を更新する予想となっており、好感された。今期の年間配当予想は同1円増配の11円とした。リユース市場の継続的な拡大が見込まれるなか、ECに関しては物流倉庫の新設によりコストを圧縮し利益創出につなげる方針。米国に関しては越境ECとしての進出に切り替えつつ、リアル店舗の出店は東南アジアで準備を進める。26年2月期の売上高は前の期比19.3%増の93億3000万円、経常利益は同17.3%増の5億4600万円となった。

■ユトリ <5892>  2,311円 (+138円、+6.4%)

 yutori <5892> [東証G]が急反発。13日取引終了後、51%の持ち分を保有する子会社heart relation(ハートリレーション)について、残りの持ち分を全て取得し完全子会社化すると発表した。ハートリレーション代表取締役の小嶋陽菜氏(持ち分45.50%)を含む5人から取得する。取得額は19億6000万円。アパレルブランド「Her lip to」など複数のブランドを運営し、高い収益性を持つ同企業の利益成長を取り込む狙いがある。今後の収益押し上げ効果を期待した買いが入った。なお、あわせて小嶋氏を引受先とする5万3600株の新株式発行を行う。小嶋氏のユトリに対するハートリレーション株の譲渡代金債権のうち、一部を現物出資の目的である財産として実施するもの。これによる資金調達はない。

■1stコーポ <1430>  1,133円 (+66円、+6.2%)

 ファーストコーポレーション <1430> [東証S]が急反発。14日午後1時ごろ、26年5月期第3四半期累計(25年6月-26年2月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想の修正を開示した。売上高予想を従来予想の400億円から363億円(前期比16.0%減)に引き下げたものの、最終利益予想を17億5000万円から18億4000万円(同10.2%増)に引き上げた。同時に期末一括配当予想は2円増額の46円(前期実績は42円)としており、これらを好感した買いが集まった。売上高は不動産事業における事業用地の販売件数が当初の想定を下回る。一方、利益面は建設事業における工事採算性の改善交渉が奏功するうえ、不動産事業で高利益率案件の成約が積み重なった。なお、6-2月期の売上高は239億8900万円(前年同期比31.0%減)、最終利益は9億9700万円(同16.8%減)だった。

■No.1 <3562>  1,693円 (+86円、+5.4%)

 No.1 <3562> [東証S]が急反発。同社は13日取引終了後、27年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比24.0%増の16億5000万円としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の79円としていることが好感されたようだ。売上高は同20.9%増の212億円を見込む。生産性改善施策及びコスト削減の取り組みによる営業利益率の改善、子会社のアレクソンにおける新商品開発・海外展開による販路拡大などに注力するとともに、追加のM&Aも継続的に検討するとしている。

■伊沢タオル <365A>  699円 (+29円、+4.3%)

 伊沢タオル <365A> [東証S]が3日ぶり大幅反発。同社は14日午前10時10分、米アマゾンで展開中の自社ブランド「Towel Laboratory」より、新たに2モデルを発売したと発表。これに反応した買いが入ったようだ。独自技術で毛羽落ちを極限まで抑制し、手入れのしやすさと速乾性を併せ持つ「Super Low lint Series(スーパー・ロー・リント・シリーズ)」と、柔らかさを追求した「Super Softness Series(スーパー・ソフトネス・シリーズ)」を発売した。ラインアップの拡充により、北米市場でのシェア拡大を図る。

■フジクラ <5803>  5,935円 (+237円、+4.2%)

 フジクラ <5803> [東証P]が大幅高で5日続伸。AIデータセンター向け光ファイバー需要の急拡大を評価する買いが継続した。野村証券は13日、同社株の目標株価を4667円から6400円に引き上げた。レーティングは3段階で最上位の「バイ」を継続した。(1)光ファイバーの世界的な需給逼迫感の強まり(2)3月13日に発表した光ファイバー、ケーブルの生産能力の増強投資計画(3)原油高の影響――などを織り込み業績予想を上方修正した。生産能力を3倍にすることによる事業機会は大きい、とみている。27年3月期を基準とした31年3月期までの一株当たり利益(EPS)成長率は年率26%となり、従来予想の23%に比べ高い成長が期待できる状況になった、とみている。

■ノート <5243>  3,010円 (+101円、+3.5%)

 note <5243> [東証G]が大幅高で3日続伸。14日午前11時、マンガの投稿・販売ができる新機能「コミックビューア」の提供を、noteの全クリエーターに対して始めると発表。これを手掛かりとした買いが株価を押し上げた。作品の公開から収益化まで一つの場所で完結させたいとのクリエーターの要望に対応する。これまでnoteにおいてマンガは画像として投稿する形式が中心だった。新機能の追加により、手持ち原稿をアップロードするとページめくり形式で公開できるようになるという。

■パークシャ <3993>  2,938円 (+86円、+3.0%)

 PKSHA Technology <3993> [東証P]が4日ぶり大幅反発。同社は13日、クレディセゾン <8253> [東証P]とAI審査モデルを共同開発したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。クレセゾンの審査ノウハウをもとに、パークシャのAIモジュールをフリーローン保証審査向けにカスタマイズすることで、審査時間の削減及び与信枠の最適化につながるAIソリューションを構築。同モデルはクレセゾンを通じて提携金融機関向け保証審査に活用を開始し、パークシャはアルゴリズム開発とシステム構築を技術面で支援している。

■かっこ <4166>  726円 (+21円、+3.0%)

 かっこ <4166> [東証G]が続伸。同社は14日の取引開始前、有効なメールアドレスを判定するサービス「Mail Validator(メールバリデーター)」で、中核となる独自技術の特許を取得したと発表。これが材料視されたようだ。メールバリデーターは、同社が長年の不正検知事業で培った知見をもとに開発した独自の判定アルゴリズム。単なる形式チェックにとどまらず、日々生成される使い捨てメールアドレスの特定や、実在性の高さを確認する判定ロジックを組み合わせることで、高精度な判定を実現している。

■オービック <4684>  3,991円 (+99円、+2.5%)

 オービック <4684> [東証P]が続伸。日本経済新聞電子版が13日夜、「オービックの2026年3月期の連結営業利益は前の期から1割強増え、880億円程度だったようだ」と報じた。会社計画に対して上振れするほか、受注残も高水準で27年3月期も増益となる公算が大きいと伝えている。報道内容を好感した買いが入ったようだ。記事によると、主力の統合基幹業務システム(ERP)で新規契約の獲得が進み、26年3月期の売上高は1割増の1300億円台半ばだったとみられるという。

※14日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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