前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■JMACS <5817> 1,385円 (-400円、-22.4%) ストップ安 JMACS <5817> [東証S]がストップ安。同社は14日午後2時、26年2月期の単独決算を発表。売上高は前の期比15.9%増の60億2800万円、最終利益は同3.4倍の4億円となった。従来予想は売上高が58億5000万円、最終利益が2億4400万円だった。注力していたプラント案件向けの販売が好調に推移したほか、高付加価値製品の堅調な販売も寄与し、実績は計画に対して上振れした。27年2月期の業績予想は、売上高が前期比4.5%増の63億円、最終利益が同38.1%減の2億4800万円とした。同社は電線メーカーとあって、AIやデータセンター関連での需要を追い風として事業の拡大が期待されていた。今期の最終利益予想は、前期の従来計画をやや上回る水準となったものの、高い利益成長を期待する投資家にはネガティブに受け止められ、売りを浴びる格好となったようだ。なお、同社は2月28日を基準日とする前期の期末一括配当を従来予想から5円増額して15円で決定。今期の期末一括配当予想は横ばいの15円とした。 ■CSP <9740> 2,821円 (-329円、-10.4%) 東証プライムの下落率2位。セントラル警備保障 <9740> [東証P]が急落。13日の取引終了後、26年2月期の連結決算の発表にあわせて、27年2月期の通期業績予想を開示した。売上高予想を780億円(前期比0.9%減)、営業利益予想を35億円(同22.2%減)、最終利益予想を23億円(同8.1%減)としており、大幅減益の見通しを嫌気した売りが出た。人材確保を目的とした処遇改善を昨年に引き続き実施するため人件費が増加する。26年2月期は売上高が787億4500万円(前の期比10.3%増)、営業利益が44億9900万円(同3.9%増)、最終利益が25億300万円(同22.5%減)だった。主力のセキュリティ事業が増収増益で業績を牽引したものの、訴訟和解による損失や昨年に実施したM&Aののれんの減損損失を特別損失に計上した結果、最終減益で着地した。 ■松竹 <9601> 10,540円 (-1,130円、-9.7%) 東証プライムの下落率4位。松竹 <9601> [東証P]が急反落。14日午後2時ごろ、26年2月期の連結決算の発表にあわせて、27年2月期の通期業績予想を開示した。売上高予想を1000億円(前期比1.8%増)、最終利益予想を22億円(同58.0%減)と大幅減益となる見通しを示し、失望売りがかさんだ。期末一括配当予想は30円(前期実績は特別配当10円を含め40円)とした。なお、今期業績予想には特別利益として計上する博多STビルの固定資産売却益45億円と、特別損失として計上する大阪松竹座ビル解体工事の着手に伴う減損損失24億円及び劇場閉鎖損失引当金繰入額20億円を織り込んだ。大阪松竹座(劇場)での興行は5月公演を以って終了する。 26年2月期は売上高が982億4900万円(前の期比17.0%増)、最終損益が52億3600万円の黒字(前の期は6億6400万円の赤字)だった。映像関連事業が大幅な増収増益になったうえ、演劇事業が黒字転換した。 ■マースGHD <6419> 2,860円 (-160円、-5.3%) マースグループホールディングス <6419> [東証P]が4日続急落。同社は4月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表、26年3月期の連結経常利益を従来予想の115億円→95.5億円(前の期は130億円)に17.0%下方修正し、減益率が12.1%減→27.0%減に拡大する見通しとなったことで嫌気されたようだ。 ■INPEX <1605> 4,190円 (-87円、-2.0%) INPEX <1605> [東証P]が反落。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が、日本時間14日午前の取引で一時1バレル=95ドル台へ下落した。13日の清算値(終値に相当)は前週末比2.51ドル高の99.08ドルだった。トランプ米大統領は13日、「イラン側が和平協議での合意を強く望んでいる」と発言。米ウォール・ストリート・ジャーナルも同日に「数日以内に米国とイランによる2回目の協議が開始される可能性がある」と報じた。米国とイランの協議継続期待が強まるなか、足もとで原油価格は軟調に推移した。これを受け、INPEXなどにも売りが流入した。 ※14日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース