株価指数先物【引け後】 2月高値を射程に入れた押し目狙いのロング対応

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先物

大阪6月限
日経225先物 58030 +1450 (+2.56%)
TOPIX先物 3770.5 +41.5 (+1.11%)
※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示

 日経225先物(6月限)は前日比1450円高の5万8030円で取引を終了。寄り付きは5万7670円と、シカゴ日経平均先物の清算値(5万7660円)にサヤ寄せする形で買いが先行した。現物の寄り付き時につけた5万7460円を安値に上へのバイアスが強まり、前場中盤にかけて5万8000円台に乗せると、前場終盤にかけて5万8090円まで上げ幅を広げた。

 5万8000円乗せで利食いに伴うロング解消も入ったが、後場は5万7800円~5万8050円と高値圏で推移。引け間際にショートカバーとみられる動きが入り、2月27日以来の5万8000円を回復して終えた。

 米国とイランとの和平交渉が水面下で続いているとの期待から、ロングの勢いが強まった。米国市場の流れを引き継ぐ形で、半導体・AI(人工知能)関連の主力株への海外投資家の資金流入が意識されており、アドバンテスト<6857>[東証P]やソフトバンクグループ<9984>[東証P]、東京エレクトロン<8035>[東証P]、キオクシアホールディングス<285A>[東証P]の4社で日経平均株価を1100円超押し上げている。

 日経225先物は現物の寄り付き時に5万7460円まで上げ幅を縮めたが、ボリンジャーバンドの+2σ(5万7420円)が支持線として機能した形である。+3σ(5万9160円)とのレンジに移行しているため、5万8000円乗せによる目先的な達成感からのショートは避けておきたい。

 週足では、+1σ(5万7110円)と+2σ(5万9150円)とのゾーンが意識されそうだ。バンドが拡大傾向をみせてくるため、+1σを支持線としたトレンド形成が期待されよう。また、2月26日につけた5万9500円が射程に入っているが、ダブルトップを警戒しつつも6万円の大台乗せを狙ったロングに向かわせやすいとみられる。外部環境にらみのなかで、押し目待ち狙いでのロング対応を継続する形になりそうだ。

 また、日足の+2σはナイトセッションで5万7920円辺りまで切り上がっており、今後は5万8000円処での底固めが意識されてくる可能性があろう。過熱感は警戒されやすいとはいえ、このところの急伸局面では指数インパクトの大きい値がさ株の影響が大きく、本日も上位4社が日経平均株価を押し上げた一方で、東証プライムの騰落銘柄は値下がり数が4割を占めている。アドバンテストや東京エレクトロンなど、2月下旬につけた高値を意識したリバランスの動きが強まるようだと、先物主導でロングを誘うことになるだろう。

 NT倍率は先物中心限月で15.39倍(13日は15.17倍)に上昇した。2月25日につけた15.26倍、1月29日の15.31倍を突破し、一時14.43倍まで切り上がり、+3σ(15.43倍)を捉えてきた。いったんはリバランスが意識されやすいところだが、次のターゲットとして昨年11月4日につけた15.79倍が射程に入ってくることで、押し目ではNTロングを組成する形に向かわせそうである。

 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が9319枚、ソシエテジェネラル証券が8679枚、バークレイズ証券が4920枚、サスケハナ・ホンコンが1888枚、野村証券が1719枚、JPモルガン証券が1419枚、モルガンMUFG証券が1301枚、ゴールドマン証券が1254枚、BNPパリバ証券が814枚、楽天証券が645枚だった。

 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万5993枚、バークレイズ証券が1万1865枚、ABNクリアリン証券が1万0516枚、モルガンMUFG証券が4193枚、JPモルガン証券が3721枚、ビーオブエー証券が3016枚、サスケハナ・ホンコンが2208枚、ゴールドマン証券が2147枚、野村証券が2059枚、UBS証券が1121枚だった。

株探ニュース

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