話題株ピックアップ【夕刊】(2):INPEX、JESCO、ARアドバン
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■松竹 <9601> 10,540円 -1,130 円 (-9.7%) 本日終値 東証プライム 下落率4位 松竹<9601>は後場急落。きょう午後2時ごろ、26年2月期の連結決算の発表にあわせて、27年2月期の通期業績予想を開示した。売上高予想を1000億円(前期比1.8%増)、最終利益予想を22億円(同58.0%減)と大幅減益となる見通しを示し、失望売りがかさんだ。期末一括配当予想は30円(前期実績は特別配当10円を含め40円)とした。なお、今期業績予想には特別利益として計上する博多STビルの固定資産売却益45億円と、特別損失として計上する大阪松竹座ビル解体工事の着手に伴う減損損失24億円及び劇場閉鎖損失引当金繰入額20億円を織り込んだ。大阪松竹座(劇場)での興行は5月公演を以って終了する。 26年2月期は売上高が982億4900万円(前の期比17.0%増)、最終損益が52億3600万円の黒字(前の期は6億6400万円の赤字)だった。映像関連事業が大幅な増収増益になったうえ、演劇事業が黒字転換した。 ■マースGHD <6419> 2,860円 -160 円 (-5.3%) 本日終値 東証プライム 下落率8位 13日に業績修正を発表。「前期経常を17%下方修正」が嫌気された。 マースグループホールディングス <6419> [東証P] が4月13日大引け後(16:00)に業績修正を発表。26年3月期の連結経常利益を従来予想の115億円→95.5億円(前の期は130億円)に17.0%下方修正し、減益率が12.1%減→27.0%減に拡大する見通しとなった。 ■INPEX <1605> 4,190円 -87 円 (-2.0%) 本日終値 INPEX<1605>や石油資源開発<1662>が安い。米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が、日本時間14日午前の取引で一時1バレル=95ドル台へ下落している。13日の清算値(終値に相当)は前週末比2.51ドル高の99.08ドルだった。トランプ米大統領は13日、「イラン側が和平協議での合意を強く望んでいる」と発言。米ウォール・ストリート・ジャーナルも同日に「数日以内に米国とイランによる2回目の協議が開始される可能性がある」と報じた。米国とイランの協議継続期待が強まるなか、足もとで原油価格は軟調に推移している。これを受け、INPEXなどにも売りが流入した。 ■JESCO <1434> 2,275円 +400 円 (+21.3%) ストップ高 本日終値 JESCOホールディングス<1434>が大幅高で3連騰。上場来高値を更新した。13日の取引終了後、26年8月期第2四半期累計(25年9月~26年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比25.9%増の109億3400万円、経常利益は同2.2倍の13億4000万円となった。大幅な増収増益で、経常利益の通期計画に対する進捗率は77%に上り、好感された。受注高は同81.5%増の136億8900万円となった。国内では系統用蓄電設備や通信システムを中心に受注が大きく伸び、大型・長期プロジェクトの受注も進んだ。セキュリティー対策を目的とした監視カメラや道路設備などのインフラ設備など、電気設備工事も順調に推移した。不動産事業では販売用不動産を2件売却したこともあって増収増益となった。 ■はてな <3930> 1,258円 +203 円 (+19.2%) 一時ストップ高 本日終値 はてな<3930>が一時ストップ高に買われ年初来高値を更新した。同社は14日正午、記念株主優待の実施を発表。これを材料視した買いが集まった。今年が上場10周年の節目の年であることを踏まえ、7月末日を基準日として300株以上を保有する株主を対象に、デジタルギフト2万5000円分を贈呈する。 ■ARアドバン <5578> 1,013円 +150 円 (+17.4%) ストップ高 本日終値 ARアドバンストテクノロジ<5578>はストップ高。13日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を160億1000万円から164億3300万円(前期比16.1%増)へ、営業利益を9億6500万円から11億6600万円(同40.6%増)へ上方修正すると発表した。AI領域を中心としたDX関連需要の着実な取り込みに加え、AI開発案件、AIコンサルティングを含む高付加価値案件の獲得が全体を押し上げる見込み。従来の過去最高業績予想に更に上乗せする格好となっており、これが好感された。 ■CCT <4371> 1,050円 +150 円 (+16.7%) ストップ高 本日終値 コアコンセプト・テクノロジー<4371>がストップ高。企業向けにシステム開発及びコンサルティングなどのデジタルトランスフォーメーション(DX)支援ビジネスを展開する。システムインテグレーターを顧客にIT人材の調達支援でも実績が高い。業績は増収増益基調が続いているが、株主構成にも思惑が浮上している。コンサル専業のシグマクシス・ホールディングス<6088>が13日付で提出した大量保有報告書によると、シグマクシスのCCT株式保有比率は5.02%と、新たに5%を超過したことが判明した。保有目的は取引関係強化のためとしており、これに伴いCCTの業容拡大効果に期待する買いを呼び込んだ。 ■ELEMENTS <5246> 732円 +100 円 (+15.8%) ストップ高 本日終値 ELEMENTS<5246>がストップ高。同社は13日の取引終了後、26年11月期第1四半期(25年12月~26年2月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比80.6%増の12億9100万円、経常損益は1億500万円の黒字(前年同期は2400万円の赤字)となった。経常損益の黒字幅は通期計画のレンジの上限である1億円を上回っており、ポジティブ視されたようだ。ポラリファイの連結子会社化の影響が出たほか、オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」が好調に推移し、収益を押し上げた。 ■東洋電機製造 <6505> 2,647円 +347 円 (+15.1%) 本日終値 東洋電機製造<6505>が4日ぶり急反発、2000円台半ばに切り返す動きをみせている。同社が13日取引終了後に発表した26年5月期第3四半期(25年6月~26年2月)決算は営業利益が前年同期比47%増の18億9500万円と大幅な伸びを達成した。鉄道事業者の車両投資や車両用製品の機器更新需要などが旺盛となるなか、交通事業が全体を牽引する形で業績を押し上げており、これを評価する買いが集まった。同社株は信用買い残が直近4月3日申し込み現在で7万株と枯れた状態にあることも株式需給面から上値の軽さを意識させているようだ。 株探ニュース