前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

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■大黒天 <2791>  4,430円 (-520円、-10.5%)

 東証プライムの下落率トップ。大黒天物産 <2791> [東証P]が3日続急落。前週末10日の取引終了後、26年5月期第3四半期累計(25年6月-26年2月)の連結決算を発表した。売上高が2362億600万円(前年同期比9.8%増)、営業利益が42億6100万円(同41.2%減)だったとしており、大幅減益を嫌気した売りが出た。6-2月期は18店舗出店。販管費が506億2000万円(同17.0%増)へと拡大した。なお、通期計画は据え置き。営業利益の通期計画(67億円)に対する進捗率は約64%であるものの、おおむね計画通りに推移しているという。

■タマホーム <1419>  3,655円 (-405円、-10.0%)

 東証プライムの下落率2位。タマホーム <1419> [東証P]が急反落。同社は前週末10日の取引終了後、26年5月期第3四半期累計(25年6月-26年2月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比2.5%減の1208億2400万円、経常損益は33億7900万円の赤字(前年同期は52億5600万円の赤字)となった。あわせて期末一括配当予想をこれまでの196円から125円(前期は195円)に減額修正し、失望売りがかさむ形となった。注文住宅事業は受注・引き渡しともに前年同期比で減少した。3月の受注速報も公表。注文住宅・戸建て分譲・リフォームの合計で受注は前年同月比11%増となった。

■技研製 <6289>  1,808円 (-188円、-9.4%)

 技研製作所 <6289> [東証P]が急反落。同社は4月10日大引け後(15:30)に決算を発表、26年8月期第2四半期累計(25年9月-26年2月)の連結経常利益は前年同期比20.2%増の16.1億円に伸び、従来予想の14億円を上回って着地。ただ通期計画の30.5億円に対する進捗率は5年平均の61.2%を下回る53.0%にとどまった。直近3ヵ月の実績である12-2月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比45.6%減の3.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の10.8%→5.0%に急低下したことで嫌気されたようだ。

■TOTO <5332>  5,322円 (-410円、-7.2%)

 東証プライムの下落率6位。TOTO <5332> [東証P]が急落。13日午後1時過ぎの日本経済新聞電子版で「ユニットバスの受注を停止したことが13日、わかった」と報じられており、業績への影響を懸念した売りが出たようだ。記事によると、ホルムズ海峡封鎖の影響を受けて、フィルム接着やコーティングに使われる材料に含まれる有機溶剤が不足していることから受注停止を余儀なくされたもよう。なお、トイレなど衛生陶器の製造には問題がないとしている。

■コシダカHD <2157>  1,030円 (-70円、-6.4%)

 東証プライムの下落率8位。コシダカホールディングス <2157> [東証P]が急落。前週末10日取引終了後、26年8月期連結業績予想について売上高を825億4400万円から820億4600万円(前期比18.2%増)へ、営業利益を129億6600万円から118億3100万円(同3.8%増)へ下方修正すると発表した。上期実績が想定を下回ったため。これが嫌気された。あわせて発表した上期決算は売上高が389億3200万円(前年同期比14.5%増)、営業利益が50億400万円(同2.1%減)だった。積極的な出店が奏功した一方、既存店の更新投資や家賃見直しによる影響、その他各種経費がかさんだ。

■トライアル <141A>  4,170円 (-275円、-6.2%)

 トライアルホールディングス <141A> [東証G]が急反落。前週末10日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高速報で、既存店売上高は前年同月比0.3%増と3ヵ月連続で前年実績を上回ったものの、1月の同5.6%増、2月の同2.1%増から伸び率が鈍化しており、これが嫌気された。前年に比べて休日が1日少ない影響がマイナス1.4ポイントあったものの、3月20日~29日に開催した「SU-PAY祭」が来店を喚起し、売り上げの成長を支えた。また、過去最多の単月アプリ会員登録数を記録し、会員基盤の拡大に貢献した。なお、全店売上高は同7.1%増だった。

■近鉄百 <8244>  1,665円 (-107円、-6.0%)

 近鉄百貨店 <8244> [東証S]が4日続急落。前週末10日の取引終了後に発表した27年2月期連結業績予想で、売上高1150億円(前期比8.3%減)、営業利益54億円(同19.6%減)、純利益37億円(同0.2%減)と減収減益を見込むことが嫌気された。前期に売上高・利益を押し上げた大阪・関西万博オフィシャルストアの出店効果が今期はなくなることが響く。なお、その26年2月期決算は、売上高1254億5000万円(前の期比9.0%増)、営業利益67億1800万円(同25.5%増)、純利益37億900万円(同6.4%増)だった。

※13日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋

株探ニュース

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