株価指数先物【引け後】 ギャップダウンで始まった後は押し目狙いのロング対応
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大阪6月限 日経225先物 56580 -280 (-0.49%) TOPIX先物 3729.0 -13.0 (-0.34%) 日経225先物(6月限)は前日比280円安の5万6580円で取引を終了。寄り付きは5万6200円と、シカゴ日経平均先物の清算値(5万7385円)を大きく割り込む形で、売りが先行して始まった。直後につけた5万6150円を安値にロングが入り、現物の寄り付き後ほどなくして5万6870円とプラス圏を回復。 ただ、キープすることはできず、前場終盤にかけては5万6450円~5万6700円辺りでのレンジ推移を継続し、後場に入り5万6330円まで売られた。もっとも、週明けの米国市場の動向を見極めたいところでもあり、仕掛け的なトレードは限られ、後場中盤以降は5万6500円から5万6680円辺りでの保ち合いが続いた。 米国とイランがパキスタンで行った協議は合意に至らず、原油先物相場が1バレル=105ドル台に上昇するなかで、初動反応となった東京市場はギャップダウンで始まり、ナイトセッションの終値からの下落幅は1000円を超えた。ただ、ショートを仕掛ける動きも限られており、早い段階でカバーに向かわせている。 また、東京エレクトロン<8035>[東証P]、ファーストリテイリング<9983>[東証P]、イビデン<4062>[東証P]、アドバンテスト<6857>[東証P]の下げが日経平均型の重荷になった。4社で日経平均株価を250円あまり押し下げたものの、前週末の大幅な上昇に対する反動安の範囲だろう。 日経225先物はギャップダウンで始まったが、その後はボリンジャーバンドの+2σ(5万6820円)から大きく下放れる動きにはならず、8日の急騰後の過熱を冷ます日柄調整といった見方もできる。上向きで推移する+1σ(5万5530円)と+2σとのレンジが意識されやすいだろうが、5万6500円~5万7000円辺りでは、押し目狙いのロングでの対応に向かわせそうだ。 +2σを明確に上抜けてくる局面では、ショートカバーを誘う形でのロングが強まる展開もありそうだ。オプション権利行使価格の5万7000円を中心とした上下の権利行使価格となる、5万6000円から5万8000円でのレンジを想定する。 NT倍率は先物中心限月で15.17倍(10日は15.19倍)に低下した。前週末の上昇で+3σ(15.25倍)に接近し、リバランスが意識されやすい水準だった。+2σ(15.13倍)水準での底堅さがみられており、NTロングに振れやすい状況が続きそうだ。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万1386枚、ソシエテジェネラル証券が6859枚、バークレイズ証券が4090枚、サスケハナ・ホンコンが2000枚、ゴールドマン証券が1706枚、野村証券が1163枚、みずほ証券が1104枚、モルガンMUFG証券が1051枚、三菱UFJ証券が1032枚、ビーオブエー証券が999枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が1万6610枚、バークレイズ証券が1万3448枚、ABNクリアリン証券が1万3112枚、JPモルガン証券が4288枚、モルガンMUFG証券が3836枚、ゴールドマン証券が3722枚、ビーオブエー証券が2271枚、サスケハナ・ホンコンが1746枚、野村証券が1231枚、ドイツ証券が1183枚だった。 株探ニュース