米外為市場サマリー:米イラン協議を巡る報道を受け一時159円30銭台に上伸
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10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=159円27銭前後と前日と比べて30銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=186円70銭前後と同70銭強のユーロ高・円安だった。 この日に米労働省が発表した3月の消費者物価指数(CPI)で、食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率が前月比0.2%の上昇となり、市場予想を下回ったことからドル円相場は158円94銭まで下押す場面があった。ただ、米ミシンガン大学が発表した4月の消費者調査(速報値)で、短期的な物価見通しを示す1年先の予想インフレ率が4.8%と前月から1.0ポイント上昇したことがドルを下支え。米紙ニューヨーク・タイムズが10日の電話インタビューをもとに「トランプ米大統領はパキスタンでのイランとの協議が決裂した場合に備え、攻撃再開のために米艦船への弾薬の補充を進めていると述べた」と報じると、「有事のドル買い」に押し上げられる形で一時159円35銭まで上伸した。とはいえ、その後は米国とイランがパキスタンで現地時間11日に開く和平協議を見極めたいとして上げ一服となった。一方、米国とイランの協議進展期待などを背景にリスク選好時に買われやすいユーロが堅調だった。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1723ドル前後と前日と比べて0.0025ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS