エルテス、前期最終を一転赤字に下方修正
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エルテス <3967> [東証G] が4月10日後場(15:00)に業績修正を発表。26年2月期の連結最終損益を従来予想の1億7000万円の黒字→1億7000万円の赤字(前の期は8億6000万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の3億4000万円→3億5000万円(前の期は6800万円)に2.9%上方修正し、増益率が5.0倍→5.1倍に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した9-2月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億5700万円の黒字→1億8300万円の赤字(前年同期は7億6600万円の赤字)に減額し、一転して赤字計算になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2026年2月期連結業績につきましては、売上高、EBITDA、営業利益、経常利益が前回発表予想を上回る見通しとなりました。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失の計上により、予想を下回る見込みです。第3四半期決算(2026年1月14日公表)においてご説明している通り、デジタルリスク事業・AIセキュリティ事業・スマートシティ事業のセグメント業績は計画を上回って推移しており、第4四半期以降、全社費用の適正化推進と並行して、コア事業と位置づけたデジタルリスク事業への成長投資を業績予想の範囲内において前倒しで実施しております。第3四半期までに営業損失(△257百万円)を計上していたDX推進事業においては、第4四半期に大型取引が成約し、通期セグメント利益が黒字化する見込みです。これらの要因により、売上高は8,960百万円(前回予想比9.3%増)、EBITDAは930百万円(前回予想比24.0%増)、営業利益は430百万円(前回予想比13.2%増)、経常利益350百万円(前回予想比2.9%増)と、各項目で当初計画を上回る着地の見込みです。一方で、以下に記載の特別損失計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は△170百万円(前回予想比340百万円減)となる見通しです。なお、2026年2月期決算短信の開示は、4月14日16時を予定しており、後日決算説明動画およびFAQの開示を予定しております。特別損失の計上について(1)連結決算当社連結子会社の株式会社JAPANDXが保有するソフトウエア資産について、同社のカーブアウト検討に伴う今後の事業計画の見直しにより減損処理を行い、2026年2月期第4四半期連結決算において、減損損失(201百万円)を特別損失として計上する見込みとなりました。また、AIセキュリティ事業の事業用資産であるソフトウエアおよびスマートシティ事業の固定資産の一部についても、減損損失(合計73百万円)を特別損失として計上する見込みです。(2)個別決算当社の保有する子会社株式について、上記のソフトウエア資産の減損処理等により実質価額が帳簿価額から著しく下落したことから減損処理を行い、2026年2月期第4四半期当社個別決算において、子会社株式評価損(366百万円)を特別損失として計上する見込みです。なお、当該子会社株式評価損につきましては、連結決算上では消去されるため、連結業績に与える影響はありません。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的だと判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。