明日の為替相場見通し=米国とイランの協議待ち
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、パキスタンの首都イスラマバードで現地時間の11日午前に開かれる米国とイランの和平協議を控えて模様眺めとなりそうだ。予想レンジは1ドル=158円50銭~159円50銭。 米国とイランは2週間の停戦で合意したが、イスラエルが攻撃を続けるレバノンが停戦協定に含まれるかどうかで米国とイランの食い違いがみられるなど中東情勢は依然として不透明。質への逃避から基軸通貨であるドルに買いが入りやすいが、トランプ米大統領の発言ひとつで相場が大きく動く可能性がある。 また、原油先物相場の動向からも目が離せない。米連邦準備理事会(FRB)が8日公表した3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、「インフレに対抗するため、利上げが必要になる可能性がある」との意見が示された。原油価格の高止まりがインフレ圧力につながるとの観測が強まれば、米金融引き締めを意識したドル買いを促しそうだ。 なお、日本時間今晩には10~12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値、2月の米個人消費支出(PCEデフレーター)、前週分の米新規失業保険申請件数、2月の米卸売在庫・売上高の発表が予定されている。 出所:MINKABU PRESS