<動意株・9日>(大引け)=日東紡、インターアク、ゲームウィズなど

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 日東紡績<3110.T>=大幅高で破竹の5陽連(5連続陽線)。一時2万6290円まで駆け上がり、5営業日で6000円以上も水準を切り上げた。世界シェア9割ともいわれるスペシャルガラス(特殊ガラス繊維)が売上高の主柱を占める看板製品だが、生成AI市場の急拡大を背景にデータセンター内に設置されるAIサーバー向けで収益機会を劇的に高めている。AIサーバーで使う先端半導体は耐熱性を持ち、信号が劣化しない特殊な基板材料が必要だが、日東紡の手掛けるスペシャルガラスがその需要を丸呑みしており、生成AI全盛時代のグローバルニッチトップとして国内外ファンド筋の視線が集中しているもようだ。26年3月期営業利益は期中2回にわたる上方修正を行い、前の期比22%増の200億円と過去最高を大幅更新する見通し。27年3月期も2ケタの利益成長が視野に入る。また、台湾の電子材料・樹脂製品大手、南亜プラスチックとスペシャルガラスの織布製造で協業するなど、業容拡大に向けた提携戦略にも余念がない。

 インターアクション<7725.T>=大幅高で5連騰。年初来高値を更新した。8日の取引終了後に、取引先からイメージセンサ検査関連製品の大口受注を獲得したと発表したことが好感されている。受注金額は22億7800万円で、26年6月から27年2月に売り上げ計上する予定。なお、26年5月期業績予想に与える影響はないとしている。

 GameWith<6552.T>=物色人気にストップ高。8日取引終了後、第3四半期累計(25年6月~26年2月)連結決算を発表。売上高は31億3300万円(前年同期比24.0%増)、営業損益は1億8800万円の黒字(前年同期2億1700万円の赤字)となった。営業損益は通期予想のレンジ(損益トントン~1億円の黒字)を上回っており、これが好感されている。ゲーム情報サイトを手掛ける主力の「メディア」事業でPV単価が改善し、広告収入が増加。eスポーツのプロチームを運営する「eスポーツ・エンタメ」事業では高額な大会賞金収入が発生したほか、タイアップ案件の獲得が好調だった。光回線事業を展開する「ISP」事業では契約者数が順調に増加した。

 カヤバ<7242.T>=急伸。自動車部品製造を手掛け、衝撃を緩和する油圧緩衝器で世界屈指の実力を有するほか、建機用油圧シリンダーでは世界トップシェアを誇る。同社は8日取引終了後、9月末時点の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施することを発表。また、発行済み株式数の19.56%にあたる986万9864株の自社株を消却(6月29日の予定)することも併せて開示、これらがポジティブサプライズとなり買いを呼び込んでいる。業績面では26年3月期営業利益が前の期比59%増の360億円を計画、過去最高を大幅に更新する見通しだ。27年3月期はサスペンションなどバネの専業メーカーである知多鋼業を買収した際の、のれん益剥落もあって大幅な減益が予想されるが、一過性でこれは既に株価に織り込まれたとみてよさそうだ。売上高は引き続き増収基調が見込まれ、利益面でも業容拡大効果が今後徐々に反映される可能性が高い。配当利回りが3%を超え、PERやPBRなど投資指標面での割安さが際立っていることも買いを誘引している。

 エービーシー・マート<2670.T>=切り返し急で新高値。8日の取引終了後に発表した27年2月期の連結業績予想で、売上高4008億円(前期比5.9%増)、営業利益656億円(同3.7%増)、純利益464億円(同0.1%増)と増収増益を見込み、年間配当予想を前期比5円増の80円とした。国内で36店舗の新規出店と50店舗程の改装を計画するほか、海外では韓国を中心に4カ国で26店舗の新規出店と20店舗の改装を計画。また、健康意識の高まりによる需要の拡大を見込み、ランニングシューズとウォーキングシューズの販売を強化するほか、ハンズフリーシューズのバリエーションの増加や、ライフスタイルカジュアル商品の販売強化にも取り組み売り上げの拡大を狙う。26年2月期決算は、売上高3786億2400万円(前の期比1.7%増)、営業利益632億8700万円(同1.2%増)、純利益463億4600万円(同2.2%増)だった。

 FIXER<5129.T>=急反発でストップ高。8日の取引終了後に、機密性の高い情報や独自のノウハウを外部に出すことなく、組織内で活用できるオンプレミス型生成AI「Sovereign GaiXer(ソブリンガイザー)」の正式受注を開始したと発表しており、これを好感した買いが流入している。同製品は「機密性」「データ主権(デジタル・ソブリンティ)」に重点を置いた製品。外部とのネットワーク接続を制限し、機密データを制限した環境で生成AIを利用したい組織向けに、大規模言語モデルを含む生成AIを実運用で高速に動作させることを目的としたワンストップ提供を行うとしており、提供はハードウェアと同社ソフトウェアを一体化した検証済み構成で納品し、導入から運用までを支援する。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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