話題株ピックアップ【昼刊】:古河電、キオクシア、マルマエ

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■古河電気工業 <5801>  42,380円   +5,870 円 (+16.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率トップ
 古河電気工業<5801>が大商いのなか、16%を超える強烈な上げ足で4万2000円台まで噴き上げ、上場来高値を大幅更新した。AIデータセンター向け光ファイバーなどの部材メーカーとして脚光を浴び、業績も飛躍期突入の様相で投資資金を誘引している。最近ではキオクシアホールディングス<285A>に次ぐ売買代金2位の座を占めることも多く、AIデータセンター関連の象徴株として存在感を高めている。光ファイバー関連では、これまでフジクラ<5803>が先駆していたが、最近はむしろ古河電が主役の座に浮上してきた感が強い。フジクラは既に一昨年(2024年)の春先から物色人気に火がついており、初動時から時価総額は既に15倍化している。対して古河電の株価は時間軸的にはフジクラの後塵を拝し、今年に入って満を持して人気が加速した経緯がある。市場では「古河電も御三家の一角として、業績成長力の高さは見劣りがしないが、株価面では出遅れていた。だが、トップライン(売上高)は同業のフジクラを上回るだけに、海外投資家などの見直し買いを誘っている」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されていた。このほか、古河電は同社が注力姿勢を明示するデータセンター向け次世代冷却システムのシェア拡大に期待が寄せられている面もあるようだ。

■キオクシア <285A>  26,935円   +3,665 円 (+15.8%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 キオクシアホールディングス<285A>が大幅に4日続伸し、上場来高値を更新した。前日の米株式市場で同業のサンディスクは下落して取引を終えたものの、株価の重荷とはならず、8日付の日本経済新聞朝刊が「キオクシアホールディングスは上場来初の配当実施を検討し始めた」と報じたことが刺激材料となったようだ。記事によると、半導体メモリー価格の高騰で27年3月期は業績が急拡大する見通しで、積み上がる利益を株主還元に振り向ける構えだという。

■マルマエ <6264>  1,585円   +160 円 (+11.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率7位
 マルマエ<6264>が3日ぶり急反騰、10%超の上昇で1500円台後半に切り返した。ここ調整色を強いられていたが、3月末の株式分割を境に底入れ気配となり、上向きの75日移動平均線をサポートラインに目先リバウンド局面に移行している。半導体製造装置向けを主力に高精度な真空部品を手掛け需要を捉えている。イラン停戦交渉期限の延長を受け、足もとリスクオフの巻き戻しで半導体関連株が一斉高に買われているが、そのなか相対的に出遅れていた同社株の戻り余地に着目する動きが顕在化した。26年8月期の業績は営業利益が従来予想の28億円から32億円(前期比52%増)に増額修正されており、好業績を背景に株主還元にも前向きで投資家の注目度が高い。一方、株式需給面では海外投資家の空売りポジションが溜まっており、その買い戻しが株価に浮揚力を与えている。

■アドバンテスト <6857>  24,660円   +2,460 円 (+11.1%)  11:30現在  東証プライム 上昇率9位
 アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置の主力銘柄や、キオクシアホールディングス<285A>、イビデン<4062>などの半導体メモリー・部材メーカー大手が一斉にカイ気配スタートで異彩高の様相となった。トランプ米大統領が7日、停戦交渉期限を目前にしてイランへの大規模攻撃を2週間延期することを表明、これを受けたリスクオンの流れが日経平均寄与度の高い半導体主力銘柄の株価を押し上げる格好となっている。ただ、個別の好材料が発生しているわけではなく、買い注文の多くはショートカバーによるものであり、上値を出し切った買い戻し一巡後の値動きが注目される。

■ACSL <6232>  1,636円   +162 円 (+11.0%)  11:30現在
 ACSL<6232>が続急伸している。7日の取引終了後に、防衛省向けに小型空撮機体に関する大型案件2件を受注したと発表したことが好感されている。受注金額は合計で約4億2000万円。納期は26年12月と27年12月となっており、26年度に納入予定の案件については業績予想に織り込み済みとしている。

■日経レバ <1570>  52,410円   +4,660 円 (+9.8%)  11:30現在
 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が急騰。今朝方にトランプ米大統領がイラン側に提示していた日本時間8日午前9時の停戦交渉期限を2週間延期することに言及、これを受けて足もとショート筋の買い戻しが加速し、CME日経225先物(6月物)は2000円高と値を飛ばし5万6000円台まで噴き上げた。この流れを引き継いで日経平均株価は先物主導で朝方から急速に上値を追う動きとなっている。日経平均に連動するように組成されたETFで価格変動率が2倍に設定された日経レバも、個人投資家など短期筋の参戦が活発化するなか、一気に水準を切り上げる展開となった。直近4月3日現在の日経レバの信用取組については売り残が増勢にある一方、買い残は中東リスクを警戒して整理が進捗していた。足もとでは投資家の思惑と株価は逆方向の動きとなっている。

■ヘリオス <4593>  377円   +33 円 (+9.6%)  11:30現在
 ヘリオス<4593>が大幅高で5日ぶりに反発している。7日の取引終了後に、アルフレッサ ホールディングス<2784>の韓国子会社であるジェネセル社と、化粧品原材料となる培養上清の供給契約を締結したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。契約に基づき、ヒト(同種)骨髄由来体性幹細胞培養上清(HLSI071)について、初回発注分として1億4400万円相当を受注した。7月以降順次製品を出荷する予定で、26年12月期第3四半期以降の入金を予定している。

■岡本硝子 <7746>  1,083円   +82 円 (+8.2%)  11:30現在
 岡本硝子<7746>は続急騰している。きょう午前10時ごろ、LEDからの出射光を高効率で集光できる新技術を開発したと発表しており、好感した買いが集まっている。同技術を活用したガラスデバイスを使用することで、LED光源をベースとした照明系を用いる全ての機器で光利用効率を向上させることが可能。将来的には疑似マイクロLEDのような新たな光学系への応用も期待されるという。

■古野電気 <6814>  7,170円   +470 円 (+7.0%)  11:30現在
 古野電気<6814>が急伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「2029年2月期に防衛装備品の事業売上高を26年2月期推定の1.5倍の70億円に引き上げる」と報じられたことが好材料視されているようだ。記事によると、漁船向けのソナー(音波探知機)技術を生かして、電波が届きにくい海中で物体の位置を把握できる機器を供給するとしており、無人水中航走体(UUV)や無人水上航走体(USV)向け製品を開発するとしている。同社は3月1日付で航空・防衛事業部に「品質保証部」を新設し、拡大する防衛市場への対応力の強化と製品品質の向上に取り組んでおり、ラインアップ強化と品質向上で同事業の拡大を図るようだ。

■セイコーグループ <8050>  6,300円   +380 円 (+6.4%)  11:30現在
 セイコーグループ<8050>が反発している。全体相場の好地合いが追い風となっているもよう。また、同社及びセイコーフューチャークリエーションは7日、理化学研究所と共同で「理研-セイコー連携センター」を開設したと発表しており、これが材料視されている面もあるようだ。これはバイオ実験自動化技術と精密制御技術の融合により、バイオものづくりを高度化するもの。研究の主要テーマは「自律型微生物培養装置の開発に関する研究」「自律型高精度ピッキング装置の開発に関する研究」「自律型実験システムの開発に関する研究」などとなっている。

■パルHD <2726>  1,563円   +88 円 (+6.0%)  11:30現在
 パルグループホールディングス<2726>は大幅高で4日続伸。7日取引終了後、27年2月期連結業績予想について売上高を2530億円(前期比7.8%増)、営業利益を294億円(同8.3%増)と発表。前期に続き過去最高業績を更新する見通しを示した。配当予想は40円(前期同額)とした。これを好感した買いが集まっている。同時に発表した26年2月期決算は、売上高が2347億400万円(前の期比12.9%増)、営業利益が271億4400万円(同14.7%増)だった。主力の衣料事業が伸びたほか、「3COINS(スリーコインズ)」を手掛ける雑貨事業も堅調に推移した。

■太平洋セメント <5233>  3,687円   +133 円 (+3.7%)  11:30現在
 太平洋セメント<5233>が4日続伸している。7日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米投資運用会社ティー・ロウ・プライス社の日本法人ティー・ロウ・プライス・ジャパンと共同保有者による保有割合が6.60%から6.62%に上昇したことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は純投資としており、報告義務発生日は3月31日となっている。

■KHネオケム <4189>  2,928円   +99 円 (+3.5%)  11:30現在
 KHネオケム<4189>が4日続伸している。7日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、投資会社ストラテジックキャピタル(東京都港区)による株式保有割合が14.35%から15.36%に上昇したことが判明。これを受けて需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としており、報告義務発生日は3月31日となっている。

■ラクス <3923>  817.9円   +25.1 円 (+3.2%)  11:30現在
 ラクス<3923>が4日続伸している。この日、メールマーケティングサービス「楽楽メールマーケティング」が日本航空<9201>のソリューション営業推進部教育事業室に採用されたと発表しており、好材料視されている。同事業室は、航空事業で培った「安全」や「おもてなし」の知見を生かした研修プログラムを一般企業や医療機関向けに展開しており、「楽楽メールマーケティング」導入により、顧客のよりスピーディーな対応の実現や効率的な顧客フォローと商談機会の創出、新規開拓の促進などを推進するとしている。

■TSIホールディングス <3608>  1,113円   +16 円 (+1.5%)  11:30現在
 TSIホールディングス<3608>が続伸している。7日の取引終了後に発表した3月度の月次売上情報で、小売店とオンラインショップを合わせた既存店売上高が前年同月比5.8%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年に比べて休日が1日少なかったことによるマイナス影響が約1.9ポイントあったと見られるものの、気温の上昇に伴い春物商品の販売が堅調に推移。これまで好調が続いていたメンズブランドに加えて、前期に苦戦していた一部の主力ブランドが復調した。

●ストップ高銘柄
 VALUENEX <4422>  891円   +150 円 (+20.2%) ストップ高   11:30現在
 ヒトトヒトH <549A>  521円   +80 円 (+18.1%) ストップ高   11:30現在
 千代田化工建設 <6366>  1,116円   +150 円 (+15.5%) ストップ高   11:30現在
 以上、3銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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