<動意株・8日>(前引け)=古河電、ACSL、メタリアル

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 古河電気工業<5801.T>=大商いのなか強烈な上げ足。4万2000円台まで噴き上げ、上場来高値を大幅更新した。AIデータセンター向け光ファイバーなどの部材メーカーとして脚光を浴び、業績も飛躍期突入の様相で投資資金を誘引している。最近ではキオクシアホールディングス<285A.T>に次ぐ売買代金2位の座を占めることも多く、AIデータセンター関連の象徴株として存在感を高めている。光ファイバー関連では、これまでフジクラ<5803.T>が先駆していたが、最近はむしろ古河電が主役の座に浮上してきた感が強い。フジクラは既に一昨年(2024年)の春先から物色人気に火がついており、初動時から時価総額は既に15倍化している。対して古河電の株価は時間軸的にはフジクラの後塵を拝し、今年に入って満を持して人気が加速した経緯がある。市場では「古河電も御三家の一角として、業績成長力の高さは見劣りがしないが、株価面では出遅れていた。だが、トップライン(売上高)は同業のフジクラを上回るだけに、海外投資家などの見直し買いを誘っている」(中堅証券ストラテジスト)という見方が示されていた。このほか、古河電は同社が注力姿勢を明示するデータセンター向け次世代冷却システムのシェア拡大に期待が寄せられている面もあるようだ。

 ACSL<6232.T>=物色人気に大幅高。7日の取引終了後に、防衛省向けに小型空撮機体に関する大型案件2件を受注したと発表したことが好感されている。受注金額は合計で約4億2000万円。納期は26年12月と27年12月となっており、26年度に納入予定の案件については業績予想に織り込み済みとしている。

 メタリアル<6182.T>=大幅反発で上値指向。7日の取引終了後に、集計中の26年2月期の連結業績について、営業利益が従来予想の1億3000万円から2億1400万円(前の期比82.9%増)へ、純利益が1000万円から4800万円(同83.9%減)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表した。新規事業であるAI関連の受託開発案件の受注が計画を上回った一方、子会社STUDIO55の売上計画未達から、売上高は45億円から44億8700万円(同9.9%増)へやや下振れた。ただ、前の期に着手した構造改革に伴う販管費削減や不採算商品・部門の整理が進展し、AI事業及びHT事業における利益改善やメタバース事業における赤字幅を圧縮した結果、利益は計画を上振れた。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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