<注目銘柄>=ナブテスコ、精密減速機の回復モメンタム強く今期上振れの公算

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 ナブテスコ<6268.T>は3月31日につけた年初来安値3756円を底に反発機運を高めている。精密減速機の上振れ期待に加えて、防衛関連の側面もあり、本格的な上昇が期待できそうだ。

 2月12日に発表した25年12月期連結決算は、営業利益が207億2600万円(前の期比60.3%増)だった。鉄道車両用機器や航空機器などのTRS(トランスポートソリューション)と、FA向け精密減速機などのCMP(コンポーネントソリューション)事業がともに好調に推移。鉄道車両用機器の欧州子会社に係る関係会社整理損失や舶用機器事業子会社ののれんの減損などを計上したが、最終利益も156億9500万円(同55.1%増)と大幅増益となった。

 26年12月期は営業利益277億円(前期比33.6%増)と連続して大幅増益を見込む。TRS分野で航空機器、舶用機器の更なる好調を見込むほか、CMP分野で精密減速機の受注が25年度第1四半期以降、4四半期連続で回復傾向にあることが牽引する。年間配当も前期比2円増配し年82円を予定する。

 ただ、精密減速機の回復モメンタムの強さに加えて、TRS分野におけるMRO(メンテナンス、リペア、オーバーホール)比率の上昇などで上振れの可能性は高い。調査機関の中には営業利益300億円前後を見込むところもある。また、同社は波動歯車減速機やヒューマノイド向け減速機などへの展開も進める予定で、フィジカルAI関連としても注目したい。(仁)

出所:MINKABU PRESS

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