話題株ピックアップ【夕刊】(2):NSグループ、アストロHD、INPEX
投稿:
■NSグループ <471A> 1,669円 +52 円 (+3.2%) 本日終値 NSグループ<471A>が3日続伸。SMBC日興証券は2日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」で新規カバレッジを開始した。目標株価は1900円とした。同社は家賃保証のリーディングカンパニーで業界トップクラスの事業規模と利益率を持つ。同証券では(1)高収益性で高いキャッシュ創出力を持ち、株主還元や外部成長が期待できる(2)家賃保証市場は構造的な拡大に加え、インフレによる家賃上昇の恩恵をうけやすい(3)同業他社比でPERや配当利回りが魅力的水準にある――ことを評価している。 ■アストロHD <186A> 1,030円 +24 円 (+2.4%) 本日終値 アストロスケールホールディングス<186A>が3日続伸。同社は2日、フランス子会社と同国でマルチ軌道・マルチミッション対応衛星の設計・製造・運用を手掛けるExotrail(エクソトレイル)がこのほど、衛星の軌道離脱ミッションを開発する契約を締結したと発表。これが買い手掛かりとなったようだ。この取り組みは、軌道上サービスに関する日本での実績とフランスの専門的知見を集結させ、地球低軌道から役目を終えた衛星を安全に除去する技術を2030年までに開発するもの。両社は今年に1月に戦略的パートナーシップを結んでおり、宇宙空間におけるさまざまな活動の長期的な安全性と持続可能性を確保するための技術基盤の構築を目指している。 ■INPEX <1605> 4,675円 +108 円 (+2.4%) 本日終値 INPEX<1605>は反発。原油価格は高止まりしており、同社株の堅調な値動きが続いている。2日の米原油先物相場はWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が前日比11.42ドル高の1バレル=111.54ドルと大幅に上昇した。トランプ米大統領が1日の演説でイランに対して「今後2~3週間で軍事作戦を激化させる」と表明。中東情勢の緊迫化が意識され原油への買いが流入した。 ■横浜ゴム <5101> 6,021円 +121 円 (+2.1%) 本日終値 横浜ゴム<5101>が反発。同社は2日、国内市販用タイヤ(乗用車及びバン用の夏タイヤ)のメーカー出荷価格を6月1日に値上げすると発表。これによる採算改善が期待されているようだ。改定率は平均5%(商品、サイズにより改定率は異なる)。物流費や人件費、エネルギー費などのコストが高い水準で推移し続けており、企業努力のみですべてを吸収することは困難であると判断したという。 ■ファーストリテイリング <9983> 64,300円 +1,290 円 (+2.1%) 本日終値 ファーストリテイリング<9983>が反発。2日の取引終了後に発表した3月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比9.2%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温と打ち出しがマッチし、通年商品と春物商品の販売が好調だった。内訳では、客数が同4.5%増、客単価が同4.5%増といずれも前年同月を上回った。 ■三菱重工業 <7011> 4,803円 +92 円 (+2.0%) 本日終値 三菱重工業<7011>が3連騰、前日まで直近2営業日連続でマドを開けて買われるなど、強力な戻り足をみせていたが、きょうも目先筋の利益確定売りを吸収し上値指向を鮮明としている。このほか、川崎重工業<7012>やIHI<7013>、東京計器<7721>など防衛関連株が一斉高となった。中東情勢は引き続き緊迫した状況にあり、米・イスラエルのイランに対する軍事攻撃は更に激化する方向にある。また、イラン側もバーレーンのアマゾンのデータセンターやドバイのオラクル のデータセンターを攻撃したと伝わるなど、戦線拡大傾向にあり予断を許さない局面にある。世界的な地政学リスクの高まりを背景に東京市場でも防衛関連セクターに位置する銘柄群に投資資金が集中している。そのなか、きょうは日本製鋼所<5631>の29年3月期の防衛関連の売上高が従来計画より100億円程度上振れるとの観測が報じられ、これも関連株全般の物色人気を助長する形となったようだ。 ■大阪ガス <9532> 6,498円 +114 円 (+1.8%) 本日終値 大阪ガス<9532>が反発。日本経済新聞電子版が2日、「大阪ガスは米国で新たに最大5カ所のガス火力発電所の運営や出資に向けた検討を始めた」と報じた。中期的な収益貢献を期待した買いが入ったようだ。記事によると、大ガスは南部テキサス州や、バージニア州など北東部で新たに天然ガスを燃料とする火力発電事業に関わる計画で、合弁会社の設立や、発電所の運営などを想定。早ければ2030年ごろからの稼働を目指すと伝えている。 ■ナガイレーベン <7447> 1,721円 +30 円 (+1.8%) 本日終値 ナガイレーベン<7447>が反発。2日の取引終了後に発表した2月中間期連結決算は、売上高78億6100万円(前年同期比0.2%増)、営業利益13億8100万円(同7.9%減)、純利益10億1400万円(同4.5%減)と増収減益となったものの、25年12月~26年2月の第2四半期では営業利益が5.3%増益となっており、足もと業績の回復基調を好感した買いが入った。ヘルスケアウェアやドクターウェアなど主力のコア市場が第1四半期は2ケタ減収となったものの、第2四半期に更新案件の受注が予定通りに進捗したことや前期からの繰り越し大型案件の更新が開始されたことで回復基調に向かっていることが牽引した。また、2月に実施した価格改定が順調に浸透していることも寄与した。なお、26年8月期通期業績予想は、売上高180億円(前期比6.0%増)、営業利益40億2500万円(同12.3%増)、純利益29億円(同12.7%増)の従来見通しを据え置いている。 ■オイレス工業 <6282> 2,458円 +40 円 (+1.7%) 本日終値 オイレス工業<6282>が高い。午後3時ごろに、集計中の26年3月期連結業績について、売上高が従来予想の683億円から686億円(前の期比1.5%増)へ、営業利益が61億円から67億円(同3.5%減)へ、純利益が41億円から47億円(同25.5%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、好材料視された。構造機器部門における最新の実績と見込みを織り込んだという。また、投資有価証券売却益11億3600万円と納期遅延保証損失引当金繰入額13億9600万円をそれぞれ特別利益と特別損失に計上することも反映させたという。 ■三菱総合研究所 <3636> 4,785円 +75 円 (+1.6%) 本日終値 三菱総合研究所<3636>はしっかり。この日午前、さくらインターネット<3778>と協業に向けた検討を開始したと発表した。デジタルガバメントの信頼性や安全性、透明性の向上に貢献する取り組みを検討する。三菱総研の行政コンサルティングに関する豊富な実績・知見・ノウハウと、さくらネットのクラウド技術を組み合わせ、中央省庁・地方自治体のデジタル変革を支える取り組みを推進していくことを目指す。 株探ニュース