<動意株・3日>(前引け)=VNX、東京製鉄、アサヒエイト
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VALUENEX<4422.T>=カイ気配に張り付く異彩人気。3日の東京株式市場は中東情勢の緊迫化による世界的な地政学リスクの高まりを背景に、防衛関連株が大きく買われる展開となった。そのなか、同社株は同関連有力株として頭角を現している。同社は独自アルゴリズムをベースにビッグデータ解析ツールの提供やこれを活用したコンサルティングサービスなどを展開している。官庁関連でも強みを発揮し、中央官庁向けでは航空自衛隊の技術情報収集、解析事業などの案件で実績が高い。防衛省関連の受注は高い継続性を伴うことから、中期的な同社の業績拡大期待が株価を押し上げている。時価総額が50億円前後と極めて小型で、なおかつ直近は貸株市場経由の空売りが大幅に増加していたことで、そのショートカバーが急騰を後押しする格好となっている。 東京製鐵<5423.T>=急動意。1600円台前半のもみ合いを放れ上値指向を鮮明としている。前週末27日につけた年初来高値1659円を一気に更新した。独立系電炉メーカーで業界トップクラスのシェアを誇るが、PBRが会社解散価値を大幅に下回るなど投資指標面では依然として割安圏に放置されている。そうしたなか、2日取引終了後に香港の投資ファンドでアクティビストとして名を馳せるオアシス・マネジメントが同日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスの東京製鉄株式保有比率が6.25%となり、新たに5%を超過したことが判明した。保有目的はポートフォリオ投資及び重要提案行為(株主価値を守るための重要提案行為を行うことがある)としており、これを受けた同社株の先高期待が買いを誘導している。 ASAHI EITOホールディングス<5341.T>=急速人気化でカイ気配。2日の取引終了後に、新たな挑戦と位置づけるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、東京都の時価総額1000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。相手企業はエンドユーザーに該当する企業で、このほかにも複数社と交渉中としている。同時に、貿易事業の商流を協業する相手として、国内の高圧ガス販売会社と「ヘリウム及び希ガス群」の貿易事業に向けた協業の検討を開始したと発表した。なお、両件が26年11月期業績に与える影響は軽微としている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS