話題株ピックアップ【昼刊】:東京製鉄、古河電、カシオ
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■東京製鐵 <5423> 1,939円 +312 円 (+19.2%) 11:30現在 東証プライム 上昇率2位 東京製鐵<5423>が急動意、カイ気配スタートで1600円台前半のもみ合いを放れ上値指向を鮮明としている。前週末27日につけた年初来高値1659円を一気に更新した。独立系電炉メーカーで業界トップクラスのシェアを誇るが、PBRが会社解散価値を大幅に下回るなど投資指標面では依然として割安圏に放置されている。そうしたなか、2日取引終了後に香港の投資ファンドでアクティビストとして名を馳せるオアシス・マネジメントが同日付で提出した大量保有報告書によると、オアシスの東京製鉄株式保有比率が6.25%となり、新たに5%を超過したことが判明した。保有目的はポートフォリオ投資及び重要提案行為(株主価値を守るための重要提案行為を行うことがある)としており、これを受けた同社株の先高期待が買いを誘導している。 ■古河電気工業 <5801> 35,360円 +2,940 円 (+9.1%) 11:30現在 東証プライム 上昇率4位 古河電気工業<5801>やフジクラ<5803>、住友電気工業<5802>といった電線大手株がそろって急伸している。AIデータセンター向け光ファイバー・ケーブルの需要拡大というエクイティーストーリーをもとに好パフォーマンスを続けてきた電線株だが、前日にトランプ米大統領の国民演説でイランへの軍事行動が長期化するとの見方が改めて広がると、全体相場に連れる形で下押しを余儀なくされた。一方、2日の米株式市場では主要株価3指数は高安まちまちとなり、大幅な下落は回避されたほか、光ファイバー・ケーブルで同業の米コーニングが3%を超す上昇で取引を終えるなど頑強ぶりを発揮した。これらを背景に電線株については、バリュエーション調整リスクなどを想定し売り持ちに動いた投資家が買い戻しに迫られ、上昇に弾みがついたようだ。 ■カシオ計算機 <6952> 1,580円 +121.5 円 (+8.3%) 11:30現在 東証プライム 上昇率5位 カシオ計算機<6952>が急伸。2日取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、シンガポールに拠点を置く投資顧問会社3Dインベストメント・パートナーズがカシオの株式について、新たに5%を超えて保有していることが判明し、思惑買いが入った。保有割合は5.03%。保有目的は純投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこととしている。報告義務発生日は3月26日となっている。 ■良品計画 <7453> 3,487円 +154 円 (+4.6%) 11:30現在 良品計画<7453>が反発している。2日の取引終了後に発表した3月度の国内売上高で、既存店とオンラインストアを合わせた売上高が前年同月比3.7%増となり、3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。3月20日~30日に開催した会員向けセール「無印良品週間」の効果により、衣服・雑貨、生活雑貨、食品のいずれもが前年実績を上回った。セール期間は前年と同日数だったが、開始日が祝日だったことによるプラス影響があったため、土日祝日が前年に比べて1日少ない日数影響は軽微だった。なお、全店とオンラインストアを合わせた売上高は同9.6%増だった。 ■霞ヶ関キャピタル <3498> 6,780円 +280 円 (+4.3%) 11:30現在 霞ヶ関キャピタル<3498>は反発。2日取引終了後、上期(25年9月~26年2月)連結決算を発表。売上高は611億1600万円(前年同期比81.1%増)、営業利益は80億6500万円(同67.8%増)だった。旺盛な投資需要を背景とした堅調な不動産市況が追い風となった。好決算を評価した買いが集まっている。あわせて、米国市場への参入を巡り、その第1号案件を始動したと明らかにした。マイアミ中心部でホテルとレジデンスを主とした複合開発プロジェクトに着手したという。 ■ニッコンHD <9072> 4,742円 +157 円 (+3.4%) 11:30現在 ニッコンホールディングス<9072>が3日続伸している。2日の取引終了後に関東財務局に提出された変更報告書で、米投資顧問会社のファラロン・キャピタル・マネジメントの株式保有割合が19.72%から23.00%に上昇したことが判明しており、これを受けて思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は「純投資及び建設的な対話(エンゲージメント)を通じた中長期的な企業価値向上(状況に応じて重要提案行為などを行うことを含む)」としており、報告義務発生日は3月26日となっている。 ■新光商事 <8141> 1,301円 +32 円 (+2.5%) 11:30現在 新光商事<8141>は6日続伸し、年初来高値を更新した。2日の取引終了後、旧村上ファンド系のシティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)と共同保有者による株式保有比率が14.33%から15.66%に上昇したことが明らかになり、思惑視した買いが入っている。シティインデックスイレブンスは新光商株を保有していないが、共同保有者のシティインデックスファースト(東京都台東区)が買い増しを行った。なお、同じく共同保有者の野村絢氏の保有比率に変更はない。関東財務局に提出された変更報告書によると、報告義務発生日は3月26日。保有目的は「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為等を行うこと」としている。 ■三菱重工業 <7011> 4,800円 +89 円 (+1.9%) 11:30現在 三菱重工業<7011>が3連騰、前日まで直近2営業日連続でマドを開けて買われるなど、強力な戻り足をみせていたが、きょうも目先筋の利益確定売りを吸収し上値指向を鮮明としている。このほか、川崎重工業<7012>や東京計器<7721>など防衛関連株が一斉高となっている。中東情勢は引き続き緊迫した状況にあり、米・イスラエルのイランに対する軍事攻撃は更に激化する方向にある。また、イラン側もバーレーンのアマゾン のデータセンターやドバイのオラクル のデータセンターを攻撃したと伝わるなど、戦線拡大傾向にあり予断を許さない局面にある。世界的な地政学リスクの高まりを背景に東京市場でも防衛関連セクターに位置する銘柄群に投資資金が集中している。そのなか、きょうは日本製鋼所<5631>の29年3月期の防衛関連の売上高が従来計画より100億円程度上振れるとの観測が報じられ、これも関連株全般の物色人気を助長する形となっているようだ。 ■ファーストリテイリング <9983> 64,100円 +1,090 円 (+1.7%) 11:30現在 ファーストリテイリング<9983>が反発している。2日の取引終了後に発表した3月度の国内ユニクロ売上速報で、既存店とEコマースを合わせた売上高が前年同月比9.2%増と3カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。気温と打ち出しがマッチし、通年商品と春物商品の販売が好調だった。内訳では、客数が同4.5%増、客単価が同4.5%増といずれも前年同月を上回った。 ■クスリアオキ <3549> 3,833円 +60 円 (+1.6%) 11:30現在 クスリのアオキホールディングス<3549>は反発している。2日の取引終了後、26年5月期第3四半期累計(25年5月21日~26年2月20日)の連結決算を発表した。売上高が4228億700万円(前年同期比13.7%増)、営業利益が214億2000万円(同7.4%増)だった。同社は調剤併設率の向上や生鮮食品を含むフードカテゴリーの拡充に取り組んでいる。営業利益の通期計画に対する進捗率は約93%に上っており、業況を好感した買いが集まっている。なお、業績は概ね計画通りに推移しているとし、通期計画は据え置いた。あわせて3月度(2月21日~3月20日)の月次営業速報を開示。既存店売上高は前年同月比1.5%増となり、3カ月ぶりに前年同月を上回った。なお、全店売上高は11.8%増だった。 ■ナガイレーベン <7447> 1,716円 +25 円 (+1.5%) 11:30現在 ナガイレーベン<7447>が反発している。2日の取引終了後に発表した2月中間期連結決算は、売上高78億6100万円(前年同期比0.2%増)、営業利益13億8100万円(同7.9%減)、純利益10億1400万円(同4.5%減)と増収減益となったものの、25年12月~26年2月の第2四半期では営業利益が5.3%増益となっており、足もと業績の回復基調を好感した買いが入っている。ヘルスケアウェアやドクターウェアなど主力のコア市場が第1四半期は2ケタ減収となったものの、第2四半期に更新案件の受注が予定通りに進捗したことや前期からの繰り越し大型案件の更新が開始されたことで回復基調に向かっていることが牽引した。また、2月に実施した価格改定が順調に浸透していることも寄与した。なお、26年8月期通期業績予想は、売上高180億円(前期比6.0%増)、営業利益40億2500万円(同12.3%増)、純利益29億円(同12.7%増)の従来見通しを据え置いている。 ■西松屋チェーン <7545> 2,140円 +30 円 (+1.4%) 11:30現在 西松屋チェーン<7545>は反発している。2日の取引終了後、26年2月期の連結決算の発表にあわせて、27年2月期の通期業績予想を開示した。売上高予想を2050億円(前期比6.0%増)、営業利益予想を125億4000万円(同26.1%増)とした。同社は26年2月期に単独決算から連結決算に移行した。今期は営業利益及び経常利益の見通しで、単独決算だった22年2月期の水準を上回り、実質5期ぶりの過去最高益の更新を目指していることから、材料視した買いが入っている。プライベートブランド商品の開発を進めるとともに、小学校高学年向け商品の品ぞろえを拡充して売り上げと客層を拡大するほか、ローコストオペレーションを推進する。なお、26年2月期は売上高が1933億6500万円(前の期は単独決算で1859億7400万円)、営業利益が99億4100万円(同121億8000万円)だった。プライベートブランドの衣料品「ELFINDOLL」(エルフィンドール)及び育児用品「SmartAngel」(スマートエンジェル)の売り上げが伸びたほか、小学校高学年向け商品の販売が好調だった。西松屋チェは同時に取得総数29万4000株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.49%)、取得総額5億円を上限とする自社株買いを行うと発表した。取得期間は4月3日から4月23日までとし、東京証券取引所における市場買い付けで実施する。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実行及び株主への利益還元を図る。 ■大阪ガス <9532> 6,466円 +82 円 (+1.3%) 11:30現在 大阪ガス<9532>が反発している。日本経済新聞電子版が2日、「大阪ガスは米国で新たに最大5カ所のガス火力発電所の運営や出資に向けた検討を始めた」と報じた。中期的な収益貢献を期待した買いが入ったようだ。記事によると、大ガスは南部テキサス州や、バージニア州など北東部で新たに天然ガスを燃料とする火力発電事業に関わる計画で、合弁会社の設立や、発電所の運営などを想定。早ければ2030年ごろからの稼働を目指すと伝えている。 ■F&LC <3563> 9,733円 +122 円 (+1.3%) 11:30現在 FOOD & LIFE COMPANIES<3563>が反発している。2日の取引終了後に発表した3月度の月次売上高で、国内スシローの既存店売上高が前年同月比5.4%増となり、33カ月連続で前年実績を上回ったことが好感されている。前年同月と比べて土日祝日が1日少ない影響はあったものの、中上旬の寒暖差を経て、下旬には春休みらしい温かな行楽日和に恵まれまれたことが追い風となった。また、「ジャンボとろサーモン(税込110円~)」や「活〆桜鯛(税込150円~)」、「本鮪中とろ(税込110円~)」や「大切りいか」や「デカえび」(各、税込120円~)を展開したこと、24年11月に実施し人気を博したキャラクターとのコラボ第2弾「みんなでスシロー!SUNSUN & Friends」を3月3~29日に実施したことなどが奏功した。なお、全店売上高は同7.9%増だった。 ■TBSホールディングス <9401> 5,586円 +65 円 (+1.2%) 11:30現在 TBSホールディングス<9401>が反発している。2日の取引終了後に、同社及び子会社が保有する投資有価証券を売却するのに伴い、27年3月期に投資有価証券売却益約100億円を特別利益として計上する見込みと発表しており、好材料視されている。なお、同件による業績への影響は、26年3月期決算発表時に影響を織り込んだうえで27年3月期業績予想を発表するとしている。 ■アサヒエイト <5341> 219円 +50 円 (+29.6%) ストップ高買い気配 11:30現在 ASAHI EITOホールディングス<5341>がストップ高の219円でカイ気配となっている。2日の取引終了後に、新たな挑戦と位置づけるヘリウム、ネオンなどの「希ガス」事業に関して、東京都の時価総額1000億円規模の上場企業と貿易に関する協業について検討を開始したと発表しており、これを好感した買いが入っている。相手企業はエンドユーザーに該当する企業で、このほかにも複数社と交渉中としている。同時に、貿易事業の商流を協業する相手として、国内の高圧ガス販売会社と「ヘリウム及び希ガス群」の貿易事業に向けた協業の検討を開始したと発表した。なお、両件が26年11月期業績に与える影響は軽微としている。 ●ストップ高銘柄 イーグランド <3294> 4,820円 +2,004 円 (+71.2%) ストップ高買い気配 11:30現在 HPCシステムズ <6597> 2,598円 +500 円 (+23.8%) ストップ高買い気配 11:30現在 インフォメティス <281A> 517円 +80 円 (+18.3%) ストップ高 11:30現在 POPER <5134> 652円 +100 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在 など、5銘柄 ●ストップ安銘柄 なし 株探ニュース