前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■コカBJH <2579> 3,400円 (-288円、-7.8%) 東証プライムの下落率4位。コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス <2579> [東証P]が急反落。SMBC日興証券は1日、同社株の投資評価を3段階で最上位の「1」から真ん中の「2」に引き下げた。目標株価は3700円(従来2600円)とした。セクター内トップレベルの大規模還元、利益成長によるROE改善は続くとみている。経営クオリティーも高いが、株価上昇を経てPBRは一時2倍近くまで上昇しており、現状の株価は株主還元、今期計画の達成まではすでに織り込まれている、と指摘。更なる評価の高まりには来期以降の計画達成の蓋然性を高める必要がある、とみている。 ■アドテスト <6857> 21,125円 (-1,375円、-6.1%) 東証プライムの下落率10位。アドバンテスト <6857> [東証P]が急反落。1日の取引終了後、ユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を決議したと発表した。2031年満期のCBで米国を除く海外向けに発行する。発行価額の総額は1000億円。アドテストは調達した資金を半導体テスターの生産能力の増強やテスター需要の対応のための在庫確保、次世代テスト・ソリューションの開発などに充てる。1日現在の自己株式を除く発行済み株式総数に対する潜在株式数の比率は0.38%になる見込み。同社株は前日1日に急騰していたこともあって、2日は利益確定目的の売りが優勢となった。 ■MCJ <6670> 2,191円 (-128円、-5.5%) MCJ <6670> [東証S]が4日ぶり急反落。同社は2月6日、米投資ファンドのベインキャピタルと組み、MBO(経営陣が参加する買収)の実施を発表。ベインキャピタル運営のビーシーピーイー メタ ケイマンが買付価格1株2200円で非公開化を目的としたTOB(株式公開買い付け)を実施している。MCJの株価がTOB価格を上回って推移してきたことを受け、ベインキャピタル側が4月1日の取引終了後、TOB価格を引き上げる意向はなく、7日までの買付期限を延長する予定もないと発表した。これを受け、TOB価格引き上げを巡る思惑が後退し、売りが促される形となった。ベインキャピタル側はTOB価格について、MCJや同社が設置した特別委員会との間における複数回にわたる協議を重ねて決定した価格であり、一般株主の利益を十分に配慮した価格であると主張している。 ■アーキテクツ <6085> 2,852円 (-117円、-3.9%) アーキテクツ・スタジオ・ジャパン <6085> [東証G]が大幅反落。2日午後0時40分ごろに4月23日を基準日として1株を10株に株式分割すると発表し一時プラスに転じる場面もあったが、反応は限定的のようだった。投資単位あたりの金額を引き下げより投資しやすい環境を整えることで、株式の流動性の向上や投資家層の拡大を図ることが目的という。 ■オークワ <8217> 815円 (-17円、-2.0%) オークワ <8217> [東証P]が3日ぶり反落。1日の取引終了後に、集計中の26年2月期連結業績について、売上高が従来予想の2590億円から2526億円(前の期比1.0%増)へ、営業利益が21億円から18億7000万円(同40.8%増)へ、最終利益が8億円から2億6000万円(前の期23億8100万円の赤字)へ下振れて着地したようだと発表したことが嫌気された。業態を越えた競合の激化に加えて、物価高による消費の二極化が更に強くなっていることなどから、計画していた来店客数の確保に至らなかったことが要因。また、収益性の低下が見られた店舗について減損処理を行ったことも最終利益を押し下げた。 ※2日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース