広栄化学は後場下げ幅拡大、マルチプラントの減損損失計上で今期最終赤字に転落へ
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広栄化学<4367.T>は後場に下げ幅を拡大している。きょう午後1時ごろ、26年3月期の単独業績予想を修正したと発表した。売上高予想を前回予想の180億円から170億円(前期比15.1%減)、最終損益予想を3000万円の黒字から54億円の赤字(前期は2億8800万円の黒字)に引き下げており、最終赤字への転落を嫌気した売りが出ている。なお、営業利益予想は据え置いた。 売上高は有機金属触媒の販売などが前回予想を下回る。最終損益については医農薬中間体や有機金属触媒、光学材料といったカスタム合成製品やイオン液体などの機能性製品を製造するマルチプラントについて減損損失65億円を計上する。石油化学工業向け有機金属触媒の受託事業に関し、中国の生産能力増強を受けた石油化学品の供給過多の影響により触媒需要が大幅に減退している。また、光学材料など他の受託製品の一部も需要の不確実性が増している。 出所:MINKABU PRESS