話題株ピックアップ【夕刊】(3):大塚HD、メドレー、近鉄百

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材料

■大塚ホールディングス <4578>  11,245円   -155 円 (-1.4%)  本日終値
 大塚ホールディングス<4578>は5日ぶり反落。前週末27日取引終了後、傘下の大塚製薬が米医薬品会社のTranscend Therapeutics(トランセンド社)を買収すると発表した。大塚製薬が設立した特別目的会社に、トランセンド社を存続会社として合併させる形で行う。トランセンド社の既存株主には合併の対価として現金を支払う。買収完了日時点で7億ドルを支払うとともに、売上高に応じたマイルストン達成時のアーンアウト対価として最大5億2500万ドルを支払うという。買収実行日は2026年度第2四半期中の予定。

■メドレー <4480>  1,878円   -23 円 (-1.2%)  本日終値
 メドレー<4480>が反落。前週末27日取引終了後、リクルートホールディングス<6098>傘下のリクルートメディカルキャリアが手掛ける医師・薬剤師採用支援事業を譲り受けると発表した。リクルートメディカルキャリアが4月1日付で自身の全事業を承継する会社を新設し、メドレーがこの会社の株式を10億円で取得して完全子会社化する。株式譲渡実行日は8月3日の予定。

■近鉄百貨店 <8244>  1,778円   -8 円 (-0.5%)  本日終値
 近鉄百貨店<8244>が地合い悪のなか底堅い動き。前週末27日の取引終了後に集計中の26年2月期の連結業績について、売上高が従来予想の1210億円から1254億円(前の期比8.9%増)へ、営業利益が54億円から67億円(同25.2%増)へ、純利益が35億円から37億円(同6.2%増)へそれぞれ上振れて着地したようだと発表しており、これを好材料視した買いが下値に入っている。「2025大阪・関西万博オフィシャルストア」が好調に推移したことや、免税売り上げが従来予想を上回ったことが要因としている。

■三菱製紙 <3864>  817円   -3 円 (-0.4%)  本日終値
 三菱製紙<3864>は反落。前週末27日の取引終了後に、保有する投資有価証券の一部を売却したことに伴い、26年3月期第4四半期に投資有価証券売却益32億2700万円を特別利益として計上すると発表したが、地合い悪もあってこれに対する反応は限定的のようだ。なお、26年3月期通期業績予想への影響はその他の要因も含めて精査中としている。

■W TOKYO <9159>  1,949円   +400 円 (+25.8%) ストップ高   本日終値
 W TOKYO<9159>はストップ高。前週末27日取引終了後、SBIホールディングス<8473>と資本・業務提携すると発表した。WTOKYOが持つ東京ガールズコレクション(TGC)の発信力と、SBIがメディア関連事業において創出・保有するIP・コンテンツを掛け合わせることでシナジーを発揮する狙いがある。SBIはWTOKYOの一部既存株主から市場外で6万株(発行済み株式総数の2.18%)を取得する予定。これが材料視された。

■太平洋興発 <8835>  1,262円   +160 円 (+14.5%) 一時ストップ高   本日終値
 太平洋興発<8835>が急伸し2014年以来の高値圏に浮上。片倉コープアグリ<4031>も大幅高となり、昨年来高値を連日で更新している。米国とイスラエルによるイランに対する軍事行動開始から1カ月あまりが経ち、中東紛争は収束の兆しがみえない状態となっている。28日にはイエメンの武装組織でイランと親しいフーシ派がイスラエルを攻撃するなど、新たな局面入りとなるなかで、肥料の原料輸送が滞った状態が長期化するリスクが警戒されている。株式市場ではリスク回避ムード一色となっているものの、肥料価格の高騰による業績押し上げ効果の思惑を背景に、肥料関連株を物色する流れが続いている。OATアグリオ<4979>はマドを開けて続急伸している。

■ライトアップ <6580>  1,061円   +130 円 (+14.0%) ストップ高   本日終値
 ライトアップ<6580>がストップ高の水準となる前営業日比130円高の1061円に買われた。前週末27日の取引終了後、同社が顧客企業に対し、厚生労働省の助成金の不正受給を指南し、不正受給した顧客企業からロイヤルティーを得ているとの報道があったことに関し、内部調査報告書の速報版を受領したと開示した。調査は弁護士3人で構成する内部調査委員会により実施。人材開発支援助成金(事業展開等リスキリング支援コースと人への投資促進コース)の要領に違反する事実は認められず、「違法な不正受給」や「助成金詐取」とまでは評価できないと報告された。補助金等適正化法、刑法(詐欺罪)、社労士法その他の法令に違反する事実も認められないという。開示を受け、買い戻しが優勢となった。調査報告書の最終版は4月前半に受領する見通しとしている。

■アドバンスト・メディア <3773>  1,119円   +120 円 (+12.0%) ストップ高   本日終値
 アドバンスト・メディア<3773>がストップ高。前週末27日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を14億円から16億2000万円(前期比15.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を30円から33円50銭(前期27円50銭)へ引き上げたことが好感された。保有する投資有価証券を売却するのに伴い、投資有価証券売却益約5億8000万円を特別利益として計上する見込みであることが要因。また、配当予想は普通配当を引き上げるとともに、上場20周年を記念して記念配当2円50銭を実施する。なお、売上高は80億円から70億円(同5.0%増)へ、営業利益は18億円から13億4000万円(同7.1%減)へ下方修正した。各事業部でストック型のサブスク案件獲得が順調に伸長した一方、コンタクトセンター業界向けのCTI事業部で大型のフロー型案件が減少し、また期首に目論んでいたM&Aについても計画に遅れが出たことが要因としている。同時に、上限を250万株(自己株式を除く発行済み株数の15.96%)、または30億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視された。取得期間は3月28日から来年3月27日まで。東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)を含む市場買い付けにより取得する。

■エブレン <6599>  3,795円   +405 円 (+12.0%)  本日終値
 エブレン<6599>は全般波乱相場のなか異色の上昇パフォーマンス、前週25日につけた高値3640円を一気に上抜いた。時価は2021年1月以来となる約5年2カ月ぶりの高値圏に浮上している。ロシアのウクライナ侵攻や、米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃など世界的な有事リスクが強く意識されるなか、防衛関連株に対する投資マネーの視線が強まっている。そのなか、同社は産業用コンピューターの基幹デバイスであるバックプレーンの受託生産を行っており、通信やレーダーなど防衛関連案件も増勢一途にあり、関連有力株として光が当たっている。スマートグリッド(次世代送配電網)などの量産スタートで収益成長も飛躍期に突入した。毎期増配を繰り返すなど株主還元に対する期待も株高を後押ししている。

■環境管理センター <4657>  467円   +6 円 (+1.3%)  本日終値
 環境管理センター<4657>が上げ幅を拡大。午後1時ごろに国立環境研究所及び日本エヌ・ユー・エス(東京都新宿区、以下JANUS)との共同研究チームで、アスベスト繊維の計数作業を支援するAIシステムを開発したと発表しており、好材料視された。同システムは、位相差顕微鏡(PCM)画像中の繊維検出に人工知能(AI)を適用することで、熟練分析者と同等の精度と分析時間で計数できる支援システムの必要性があると考え開発したもの。開発した「メコラス」は、実際の大気試料のPCM画像を対象としてAIモデルと画像処理を用いた自動検出システムであり、国際標準化機構(ISO)をはじめとする国際的な標準化機関・安全衛生機関でアスベスト計数へのAI活用が検討されつつある世界的な潮流のなかで、国内初の製品となるアスベスト計測支援システムという。

●ストップ高銘柄
 バナーズ <3011>  229円   +45 円 (+24.5%) ストップ高   本日終値
 アミタホールディングス <2195>  505円   +80 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値
 など、6銘柄

●ストップ安銘柄
 ビーマップ <4316>  603円   -150 円 (-19.9%) ストップ安   本日終値
 コラボス <3908>  370円   -86 円 (-18.9%) ストップ安   本日終値
 アイリッジ <3917>  490円   -100 円 (-17.0%) ストップ安   本日終値
 ビープラッツ <4381>  505円   -100 円 (-16.5%) ストップ安   本日終値
 など、5銘柄

株探ニュース

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