外為サマリー:159円70銭前後で推移、為替介入への警戒で円高方向に振れる
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30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=159円73銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=183円94銭前後と同20銭強のユーロ安・円高で推移している。 ドル円は、日本時間午前7時30分過ぎに160円47銭近辺まで上昇。24年7月以来、約1年8カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた。この日の早朝、米原油先物相場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の5月限が1バレル=103ドル台に上昇した。イエメンの親イラン組織フーシ―派が戦闘に加わったと伝わったほか、米海軍の強襲揚陸部隊が中東に到着しており、イラン戦争が激化することへの警戒感が浮上した。これを受け「有事のドル買い」の動きが強まった。ただ、この日、三村淳財務官は「この状況が続けば断固たる措置も必要になる」と発言。政府・日銀による為替介入への警戒感が台頭し、午後3時にかけ159円70銭前後までドル安・円高方向に振れた。ただ、中東情勢の悪化による原油価格上昇に対する警戒感は強く、ドル安・円高への方向転換が続くかが注視されている。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1515ドル前後と同0.0002ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS