<動意株・30日>(前引け)=太平発、エブレン、AMI
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太平洋興発<8835.T>=急伸し2014年以来の高値圏に浮上。片倉コープアグリ<4031.T>も大幅高となり、昨年来高値を連日で更新した。米国とイスラエルによるイランに対する軍事行動開始から1カ月あまりが経ち、中東紛争は収束の兆しがみえない状態となっている。28日にはイエメンの武装組織でイランと親しいフーシ派がイスラエルを攻撃するなど、新たな局面入りとなるなかで、肥料の原料輸送が滞った状態が長期化するリスクが警戒されている。株式市場ではリスク回避ムード一色となっているものの、肥料価格の高騰による業績押し上げ効果の思惑を背景に、肥料関連株を物色する流れが続いている。OATアグリオ<4979.T>はマドを開けて続急伸している。 エブレン<6599.T>=異色の上昇パフォーマンス。一時340円高と値を飛ばし、前週25日につけた高値3640円を一気に上抜いた。時価は2021年1月以来となる約5年2カ月ぶりの高値圏に浮上している。ロシアのウクライナ侵攻や、米国・イスラエルによるイランへの軍事攻撃など世界的な有事リスクが強く意識されるなか、防衛関連株に対する投資マネーの視線が強まっている。そのなか、同社は産業用コンピューターの基幹デバイスであるバックプレーンの受託生産を行っており、通信やレーダーなど防衛関連案件も増勢一途にあり、関連有力株として光が当たっている。スマートグリッド(次世代送配電網)などの量産スタートで収益成長も飛躍期に突入した。毎期増配を繰り返すなど株主還元に対する期待も株高を後押ししている。 アドバンスト・メディア<3773.T>=大幅反発。前週末27日の取引終了後に26年3月期の連結業績予想について、最終利益を14億円から16億2000万円(前期比15.1%増)へ上方修正し、あわせて期末一括配当予想を30円から33円50銭(前期27円50銭)へ引き上げたことが好感されている。保有する投資有価証券を売却するのに伴い、投資有価証券売却益約5億8000万円を特別利益として計上する見込みであることが要因。また、配当予想は普通配当を引き上げるとともに、上場20周年を記念して記念配当2円50銭を実施する。なお、売上高は80億円から70億円(同5.0%増)へ、営業利益は18億円から13億4000万円(同7.1%減)へ下方修正した。各事業部でストック型のサブスク案件獲得が順調に伸長した一方、コンタクトセンター業界向けのCTI事業部で大型のフロー型案件が減少し、また期首に目論んでいたM&Aについても計画に遅れが出たことが要因としている。 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 出所:MINKABU PRESS