株価指数先物【引け後】 -1σと-2σとのレンジに移行する可能性
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大阪6月限 日経225先物 52880 -340 (-0.63%) TOPIX先物 3600.0 -16.5 (-0.45%) ※取引所発表の「清算値(帳入値)」を表示 日経225先物(6月限)は前日比340円安の5万2880円で取引を終了。寄り付きは5万2520円と、シカゴ日経平均先物(5万2145円)にサヤ寄せする形で売りが先行した。現物の寄り付き時に5万2890円まで下落幅を縮めた後は、前場中盤にかけて下へのバイアスが強まり、5万2230円まで下げる場面もみられた。その後はショートカバーを交えた切り返しをみせると、前場終盤にかけて寄り付き直後につけた高値を突破し、5万2950円まで持ち直した。 ランチタイムで5万2850円~5万2950円辺りでの推移をみせると、後場に入りレンジを上抜け、中盤にかけては5万3430円とプラスに転じる場面もみられた。ただ、現物の大引け後に下へのバイアスが強まった。 日経225先物は前場終盤にかけて下落幅を縮めてボリンジャーバンドの-1σ(5万2740円)を上回り、後場中盤にかけての上昇で75日移動平均線(5万3260円)を上回る場面もみられた。3月期末の配当・優待権利付き最終日に伴う需給や、ドレッシング買いへの思惑から押し目狙いの動きがあったようだ。 ただし、トランプ米大統領はイラン政府の要請を受けてエネルギー施設への攻撃を10日間延期したが、イラン側は要請していないとの報道も伝えられていた。中東情勢の緊迫化によりオーバーウィークのポジションは取りにくく、終盤にかけては持ち高調整によるロング解消の動きが入った形だろう。為替市場で1ドル=159円台後半と円安に振れて推移していたことも投資家心理を神経質にさせたようである。 日経225先物は前場中盤にかけて5万2230円まで売られた後は、概ね-1σと75日線とのレンジ内での推移が続いた。底堅さが意識されたものの、ナイトセッションでは下向きで推移する-1σに沿った形で調整をみせているため、-2σ(5万0400円)とのゾーンに入ってくることが警戒されてくる。23日につけた5万0430円が射程に入ってくるなかで、5万円割れを想定したショートが強まる可能性には警戒しておきたい。 NT倍率は先物中心限月で14.68倍に低下した。一時14.61倍まで下げており、-2σ(14.64倍)を割り込む場面もあった。米半導体株が売られた流れを受けて、アドバンテスト<6857>[東証P]や東京エレクトロン<8035>[東証P]の下げが日経平均型の重荷になっている。 手口面(6月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が1万5247枚、ソシエテジェネラル証券が8611枚、バークレイズ証券が6678枚、モルガンMUFG証券が3690枚、サスケハナ・ホンコンが3508枚、ゴールドマン証券が1706枚、BNPパリバ証券が1238枚、野村証券が1232枚、SBI証券が1160枚、JPモルガン証券が1071枚だった。 TOPIX先物はソシエテジェネラル証券が3万6928枚、ABNクリアリン証券が3万4366枚、バークレイズ証券が2万0916枚、JPモルガン証券が1万6351枚、モルガンMUFG証券が1万4214枚、ゴールドマン証券が1万1293枚、みずほ証券が5210枚、ビーオブエー証券が5026枚、野村証券が4383枚、シティグループ証券が3595枚だった。 株探ニュース