明日の為替相場見通し=中東情勢を巡り一喜一憂
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米国とイランの停戦協議に進展があるかどうかを見極めることになりそうで、情報に一喜一憂する相場展開が続くだろう。予想レンジは1ドル=159円00銭~160円10銭。 米国とイランの停戦協議に関して情報が錯綜しており、米国がイランとの戦争終結に向けた15項目の計画を策定したことが伝えられている一方、イラン国営放送は25日に「米国の要求は過剰で、イラン側が望む時期と条件においてのみ停戦は実現可能だ」と報じた。協議が実を結ぶかは不透明で、引き続き質への逃避から基軸通貨であるドルが選好されやすい。 ただ、片山さつき財務相をはじめ政府要人が為替について「いかなる時も、あらゆる方面で万全の対応をとる」と強調しており、政府はエネルギー価格の上昇や円安の進行によるインフレ圧力を警戒しているとみられる。1ドル=160円を超える水準では介入警戒感が高まり、一段の上値を抑えそうだ。また、日本時間今晩に発表される前週分の米新規失業保険申請件数が悪化した場合はドルの売り材料となる。なお、今晩には米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長、クック理事、ミラン理事、バー理事の講演が予定されている。 出所:MINKABU PRESS